「若手から成長できる」「裁量がある」
就活をしていると、よく目にする言葉です。
でも実際に入社すると、どんな仕事をして、何に苦戦して、数年後には何ができるようになるのでしょうか。
今回は、2024年新卒入社の森井さんと、2026年新卒入社の茂木さんに話を聞きました。
森井さんは法人営業からキャリアをスタートし、クライアントの採用プロジェクトなどを経験。現在は営業を中心に、採用コンサルティング案件にも携わっています。
茂木さんも法人営業からスタートし、現在はクライアントの採用プロジェクトや研修案件、イベント企画など、複数の仕事を担当しています。
同じ新卒入社でも、1年目と3年目では仕事の見え方はどう違うのか。
入社理由から、実際に経験している仕事、成果を出す難しさ、そして2人が考える「成長」まで聞いてみました。
まず、なぜLIに入社したんですか?
茂木:
僕は就活を始めたのが遅くて、就活期間は4ヶ月くらいでした。
友人が就職先を決めたことをきっかけに、「自分もやるか」と就活を始めました。
せっかく働くなら、ハードに働いて成長できる環境がいい。人材、コンサル、M&Aなどを見ながら、特に少数精鋭で経営者との距離が近い会社を探していました。
LIで印象に残ったのが、最初の面談で聞いた「BLASTER」という考え方です。
スキルを身につける、年収を上げるという話ではなく、「これからどんな人が評価されるのか」「人としてどうあるべきなのか」という話でした。
もともと小学生のサッカーコーチをしていたこともあって、人の成長に関わることにも興味がありました。
選考途中では、遠間からかなりストレートなフィードバックを受けました。
選考中の学生に対しても、ここまで真正面から向き合ってくれるんだ、と。
最終的には条件や環境ではなく、BLASTERに込められた「人間力」や「人としてのあり方」という考え方に惹かれて、入社を決めました。
森井:
僕の場合は、プロサッカー選手になれなかった経験が原点にあります。
その次に何をするか考える中で、人や組織に関われる仕事に興味を持ち、コンサルや人材業界を見ていました。
LIを選んだ理由はシンプルで、実力主義で成長できる環境だと思ったからです。
当時20〜30名ほどの組織で経営陣との距離も近かったので、若いうちから経験を積める環境にも魅力を感じました。
入社してみて、LIの印象は変わりましたか?
茂木:
入社前は、もっと「気合い・根性」という感じの体育会系企業だと思っていました。
実際に入ってみると、人情味はありながらも、想像以上に数字やFACTを見て問題解決する会社でした。
ストレートにフィードバックしてくれる人もいれば、寄り添いながら支えてくれる人もいる。
僕は、組織としては「部活」に近い感覚があります。
森井:
僕は入社前から体育会系・実力主義というイメージがあったので、そこはほぼ想像通りでした。
一番のギャップは、思っていた以上にベンチャーだったことです。
完成された会社に入って、すでにある仕組みの中で働くというより、自分たちで会社や仕組みをつくっていく側なんだという感覚は強くなりました。
ちなみに、お互いの第一印象は?
森井:
最初は、サッカーをやっていて「自分と似たようなタイプが来たな」という印象でした。
でも入社前後から、自分でSNSを動かしたり、とにかく数をこなしたりしていて。
「かなり行動量を出せるタイプなんだな」と印象が変わりました。
茂木:
僕は最初から「ロジカルな人」という印象で、それは今も変わらないです。
一緒に働くようになってからは、後輩のことをよく見てくれている人だということも分かりました。
先輩のことは、ちょっと舐めている気もしますけど(笑)。
森井:
後輩には優しいです(笑)。
1年目から、どんな仕事を経験する?
茂木さんは、現在どんな仕事をしていますか?
茂木:
かなり幅広いです。
法人営業から始まって、現在はクライアントの採用プロジェクトや、中途採用支援、研修案件の企画・フロント、学生団体とのイベント企画・運営などにも関わっています。
一つの職種に限定されているというより、そのときのクライアントや会社の課題に合わせて、いろいろな仕事を経験しています。
僕自身、一つのことだけをずっとやっているより、いろいろなことに挑戦したいタイプなので、そこは面白いです。
――「1年目でここまでやるんだ」と感じたことは?
茂木:
クライアントに提案する営業資料を、自分で作ったことです。
資料の一部分をつくるというより、相手に何を伝えるのかを考えて、自分で形にする。
「ここまで自分でやっていいんだ」と思いました。
あとは、担当しているクライアントで自分がフロントに立ったときですね。
もちろん先輩のサポートはありますが、クライアントとのコミュニケーションや企画を自分が中心になって進める。
指示されたことをこなすのではなく、相手の状況を見ながら「次に何をするべきか」を考えるようになって、初めて自分が仕事を動かしている感覚を持ちました。
森井さんは、1年目からどんな仕事を経験しましたか?
森井:
僕も法人営業からスタートしました。
その後はクライアントの採用プロジェクトなど、複数の仕事を経験して、今は営業を中心に採用コンサルティング案件にも入っています。
僕自身はあまり「新卒だからここまで」という感覚はなかったです。
年次に関係なく、「あなたはどう思う?」と意見を求められることも多かった。
できるようになれば、その分任される範囲も広がっていくという感覚でした。
「裁量がある」より、まず成果を出す
初めて「自分も会社に価値を出せた」と感じたのは?
面白かったのは、2人とも入社から約3ヶ月後の7月に、初めて明確な成果を実感していたこと。
森井:
自分が担当していた仕事で、初めて数字として成果が出たときです。
それまでも仕事はしていましたが、自分の行動によって結果が変わったという感覚を持てたことは大きかったです。
茂木:
僕は、自分が関わった案件を受注できたときです。
「自分の行動が会社の売上になった」というのは嬉しかったですね。
――2人とも、「裁量を持てたとき」ではなく「成果が出たとき」なんですね。
森井:
そうですね。
結局、任せてもらうためには成果を出さないといけないと思っています。
茂木:
僕もそう思います。
最初からできることなんて、ほとんどないので。
学生から「新卒に何ができるんですか?」と聞かれたら?
森井:
まずは行動すること。
フィードバックを素直に受け入れて、自分と会社を信じてやることだと思います。
茂木:
僕は、そもそも「何ができるんですか?」という考え方が少し違うと思っています。
サッカーで例えると、まだ練習もしていない選手が「どこで試合に出させてもらえますか?」と聞いているようなものだと思っていて。
最初からできることなんてない。
だから、できるようになるためにやる。
LIには挑戦できる機会がありますし、自分の意見を求められることも多いです。
その機会を活かせるかどうかは、自分の行動次第だと思っています。
2人が感じる、仕事の面白さ
どんなときに、一番やりがいを感じますか?
森井:
数字が上がったときです。
あとは、お客様から別のお客様をご紹介いただいたとき。
自分たちが提供したものに価値を感じてもらえた結果だと思うので、嬉しいですね。
茂木:
僕は受注したときです。
自分が考えて動いた結果が、数字として返ってくることに一番やりがいを感じます。
2人とも共通していたのは、単に仕事を任されたときではなく、自分の仕事が成果として返ってきた瞬間に面白さを感じていることでした。
大変だったけれど、「やってよかった」と思う経験は?
森井:
クライアントの採用プロジェクトに入った経験は大きかったです。
業務そのものだけではなく、お客様との関わり方やコミュニケーション、相手の期待を理解して動くことなどを実践の中で学びました。
あとは、自分から何かを提案して実行する経験も増えました。
社内のレースを盛り上げようと思って、毎朝9時前に動画を撮って全社に送る企画を自分から提案したことがあります。
最初は1ヶ月くらいのつもりだったんですが、いつ辞めようか悩んでいるうちに、結局2〜3ヶ月続けました(笑)。
ただ、続けていると、だんだん周りの反応も薄くなってきて。
そこで、真夏に冷蔵庫の中から登場してみたり、屋上で撮影してみたり、動画の内容を工夫するようになりました。
そうすると、また反応が大きくなるんです。
次はどんな投稿をしようかと考えること自体が面白くなっていました。
茂木:
僕はビジネス交流会です。
入社してからかなりの数に参加しました。
もともとは人見知りで、初対面の社会人とのコミュニケーションが得意だったわけではありません。
でも参加し続けたことで、コミュニケーションへの抵抗が減りましたし、人脈も広がりました。
仕事だけではなく、今後の人生でも生きる経験になったと思っています。
もちろん、最初からうまくいくわけではない
成果が出ないとき、どう乗り越えた?
――入社してから、一番苦戦したことは何ですか?
森井:
数字を上げることです。
最初は何でも自分でやろうとしすぎていました。分からないことがあっても、一人で何とかしようとしていたんです。
そんなとき、先輩から言われたのが「お前は大谷翔平か?」という言葉でした。
「大谷翔平ですら10割バッターじゃない。完璧な人なんていないんだから、一人で全部やろうとしても数字は上がらない。もっと周りを頼れ」と。
そこからは、先輩に積極的に相談したり、仕事に巻き込んだりするようになりました。
先輩が話している内容を文字起こしして、そのまま真似したこともあります。
自分だけで答えを出そうとするのではなく、成果を出している人から学んで実践することを意識するようになりました。
茂木:
僕も数字を上げることです。
入社当初はビジネスの知識が足りず、お客様と話していても、知らない言葉が出てくることがありました。
加えて、採用市場の時期的な要因もあって、アポイントを取ること自体が難しい時期が続きました。
そこで意識したのが、とにかく行動量を落とさないことです。
新しい接点をつくるためにDMを送り続けたり、毎日のように営業や人事の交流会に参加したりしました。
交流会では人脈を広げるだけではなく、いろいろな人と話すことで、自分のビジネス知識や会話の引き出しを増やそうとしていました。
――周囲からのサポートはありましたか?
茂木:
当時の上司の佑太さんから、「何事もまずはロープレだ」と言われました。
そこから徹底的にロープレに付き合ってもらいました。
自社の事業内容やイノベーションの事例を理解して、それを相手に分かりやすく伝えられるように、何度も練習しました。
ロープレで練習して、交流会で実践する。その繰り返しです。
最初はビジネスの知識もなく、初対面の人と話すことにも苦手意識がありましたが、今ではどんな交流会でも自信を持ってLIの魅力を伝えられるようになりました。
その積み重ねが、実際の成果にもつながったと思います。
LIで働くうえで、大変なところは?
森井:
業務の幅が広いことです。
いろいろなことを経験できる反面、ただ忙しく動いていればいいわけではない。
複数の仕事をしながら、その中で数字をつくることが求められます。
茂木:
僕は、「20人規模の会社で働く」ということだと思います。
完成された環境があって、自分の仕事だけをしていればいいわけではない。
自分たち自身が、会社をつくっていく側になる必要があります。
そこは入社前に理解しておいた方がいいと思います。
1年目と3年目で、仕事の見え方はどう変わる?
森井さんは、この3年間で何が変わりましたか?
森井:
一番変わったのは、仕事が「全部つながっている」と見えるようになったことです。
1年目の頃は、営業、採用、RPOなどをそれぞれ別の仕事として捉えていました。
でも今は、採用の数字から課題を見つけることも、お客様と交渉することも、人を巻き込むことも、採用した人を育成することも、その会社のビジネスモデルから組織の課題を考えることも、全部つながっていると思っています。
目の前の採用だけを見るのではなく、
「この会社は何を実現したくて、そのためにどんな組織をつくる必要があるのか」
まで考えるようになった。
そこは1年目の頃と大きく変わったと思います。
茂木さんは、入社してからすでに変わったことはありますか?
茂木:
「失敗」の捉え方です。
学生時代はミスをすることが嫌でした。
サッカーでも、自分のミスが目立つ紅白戦が嫌いだったくらいです。
でもLIに入って、チャレンジすること自体が面白いと思うようになりました。
ミスしても、次に活かせばいい。
今はチャレンジすることへのハードルがかなり下がりましたし、そもそも「失敗した」と捉えること自体が減ったと思います。
これから、何ができるようになりたい?
茂木:
セールスです。
営業を経験したからこそ、その難しさを感じています。
ロジカルにシナリオを設計する営業もあれば、相手の懐に入り込んで心を動かす営業もある。場そのものをつくるような営業もある。
いろいろなタイプの営業を身につけたいです。
今担当しているクライアントでも、担当者、部長、代表、会長と、少しずつ関わる相手が変わってきています。
僕の中ではRPGに近い感覚があります。
レベルアップすると、今まで会えなかった人に会えるようになる。そうすると、見える景色が変わる。
そこに今は面白さを感じています。
2人が感じる「LIらしさ」とは?
「これ、LIっぽいな」と感じるのはどんなとき?
森井:
既存のお客様から、最初にご依頼いただいた仕事とは別の相談をいただくことが多いところです。
一つのサービスを提供して終わりではなく、「これも相談したい」と言っていただける。
サービスだけではなく、担当している人そのものに価値を感じてもらうことを大切にしているからこそだと思います。
茂木:
僕は、お客様との距離の近さです。
決められたサービスを提供するだけではなく、相手の会社や組織のことを知って、必要なことを一緒に考える。
一つの仕事だけで関係が終わらないところは、LIらしいと思います。
2人にとって「成長」とは?
森井:
できることが増えて、数字が上がることです。
茂木:
僕は、「見える景色が変わること」です。
表現は違いますが、2人の話を聞いていると、共通するものがあります。
できることが増える。
任される範囲が広がる。
関わる人が変わる。
求められる成果も大きくなる。
そして、以前は別々に見えていた仕事や課題が、少しずつつながって見えるようになる。
1年目と3年目の違いが、一番表れた回答だったのかもしれません。
最後に。2人にとって、LIとは?
森井:
「変な会社」。常に変わり続ける会社だと思います。
茂木:
僕は、「働くだけじゃない面白さを教えてくれる会社」**だと思います。
――どんな人ならLIを楽しめると思いますか?
森井:
素直な人。
仕事もプライベートも全力で取りにいきたい人。
あとは、何かを本気でやり切った経験がある人だと思います。
茂木:
挑戦し続けられる人です。
新卒1年目の茂木さんは、クライアントの前に立ち、自分で考えて仕事を動かし始めています。
3年目の森井さんは、複数の仕事を経験したことで、目の前の営業や採用だけではなく、その先にある組織や経営まで少しずつ見えるようになっていました。
2人の話を聞いて感じたのは、LIでは「新卒だからこの仕事」「3年目だからこの仕事」と、キャリアが決められているわけではないということ。
目の前の仕事で成果を出す。
できることを増やす。
その結果、任される範囲が広がり、関わる人が変わり、また新しい課題が見えてくる。
1年目と3年目で違うのは、仕事の数だけではなく、見えている景色なのかもしれません。
これから2人がどんな仕事を経験し、さらにどんな景色を見るようになるのか。
今後の変化も楽しみです。