新年明けましておめでとうございます。
社長の市原です。八百鮮を今年もよろしくお願いします。
2025年を振り返ってみると、堅実な1年だったなという感じです。
八百鮮は創業から15年で10店舗を展開し、売上80億、従業員数240名となりました。
スタートは15坪の小さな八百屋だったことを考えると、15年で大きな成長をさせてもらった会社だと言えるのではないでしょうか。
そこには社長自身も追いつけないほどのスピード感や成長感が確かに存在しました。それと比較すると、この1年間は堅実だったなと思うわけです。
堅実だと思う理由は、今年一年間は出店や改装がなかったからだと思っています。
前期は一挙3店舗出店という、目まぐるしい出店ラッシュだっとこともあり、その反動でそう感じるだけなのかもしれませんが(笑)
会社の成長でいえば、堅実だったとはいえ、
売上82億→100億へと伸長し、売上高は実に18億の増収に成功していますし、経常利益はなんと14倍の増益に成功しました。
この「堅実」という言葉をどう捉えるか…だと思いますが…。
経営者として、増収増益を喜ぶべきか、大きな変化をつくることができなかった挑戦の不足感を悔いるべきか。
自問自答は続くわけですが、僕はこの自問自答の中で最近たどり着いたひとつの答えがあります。
それは「経営にはロマンが必要である。」という言葉です。
経営判断と意思決定は違います。誰もがそれが正解だと、
判断できるようなものは「経営判断」。
誰もが反対するけど、その先にはワクワクさせてくれるような、
ロマンが存在するような判断は「意思決定」。
(もちろん成功させることが前提ですが)
経営というのは、本当に不思議なもので、「経営判断」だけではうまくいかないものです。
経営者の「ロマン」が必ず内在しているからこそ組織というのは「意思」を宿し、個性が発揮され、独創性や、挑戦という文化が派生的に生まれていくものです。
「経営判断」は堅実性という側面を持ち、「意思決定」は捉えどころのないロマン(理想)を伴います。
「右手にロマン、左手にそろばん。」という言葉があります。
夢はあきらめるなとロマンだけを語っても、お金がなければやりたいことも続けられないという葛藤を的確に表した言葉だなと思います。
どちらも大事だということであり、それはバランスの重要性を説いているわけで、2025年を振り返ってみると、
そろばんが少し上回った1年だったなと。
そういう意味での堅持性を自分自身は感じているのだと自己分析しています。
では、2026年はどんな年にしたいかと考えてみると。
もっと攻めた挑戦をして“ロマン追う社長”でいたいなと思います。
出店や改装という目に見える大きな変化を生み出すだけが挑戦ではないし、それだけがロマンではない。
組織に新しい風を吹かせることは、いろんなアプローチ方法があるはずです。まだまだ未着手な課題はたくさんあるし、社員にロマンを感じてもらえる施策は、まだまだたくさん打ち出せると予感しています。
八百屋を、日本一かっこよく。
これは当社のビジョンです。この人生をかけるに値するでっかいゴールに向かって、今年も積み上げていくのみ。
2025年が「堅実」なら、2026年は「ロマン」を追いかけたいと思います。
こうやって、現実と理想の狭間を行ったり来たりして、経営というのは紡がれていくのかもしれませんね。
社長の挑戦はまだまだ続きます。
今年も一年間、どうぞよろしくお願いします。