リバネスキャピタルは、ヒューマンキャピタルの力で効果的な組織経営をデザインすることをミッションに掲げています。
私たちが支援するのは、科学技術の発展と地球貢献を目指すディープテックベンチャーです。革新的な技術を持つ研究者たちが、不慣れな事務作業や資金繰りに忙殺され、肝心の研究開発が止まってしまう。そんなもったいない状況を打破するために生まれたのが、今回ご紹介する「環境開発」という職種です。
本記事では、一般的なバックオフィス業務とは異なる、環境開発の具体的な業務内容や、リバネスキャピタルだからこそ得られるやりがい・成長について詳しくお伝えします。
“環境開発”という仕事について
リバネスグループにおける「環境開発」とは、一般的にコーポレート部門や管理部門と呼ばれる機能を担いつつも、その本質を「環境をデザインすること」と定義しています。
一般的な事務職・バックオフィスとの違いは?
事務職・バックオフィス業務と聞くと、決められたルールに沿って正確に作業をこなす「守り」のイメージを持つかもしれません。しかし、リバネスキャピタルの環境開発は、少し役割が異なります。
私たちの役割は、「世界を変えるような技術を持つ研究者が、その情熱を研究開発や事業推進に100パーセント注げる状態を作ること」です。
多くの創業期ベンチャーでは、代表者自らが慣れない資金繰りの相談や膨大な書類作成、雇用手続きに追われ、本来進めるべき研究が止まってしまうという現実があります。こうした経営の足かせになる要素を先回りして取り除き、組織がスムーズに動くための土台を整えていくことがミッションです。
既存の事務職が「コストセンター」としてミスなく処理することに重きを置くのに対し、環境開発は「経営のためのバックオフィス」として、どうすればより良い環境になるかを自ら提案し、改善していく姿勢が求められます。
環境開発ならではの難しさ
環境開発の仕事には、毎日同じ作業を繰り返すような固定のルーティンワークはほとんどありません。その主な要因は、一人の担当者が複数の支援先を並行して受け持つモデルにあります。
私たちが支援するベンチャー企業は、それぞれ事業領域も成長フェーズも異なり、社内ルールや組織の成熟度も一社ごとに大きな差があるため、全社共通の定型メニューをそのまま当てはめることは難しく、常に目の前の会社の現状に合わせた対応が必要です。
この点は、環境開発ならではの難しさと言えますが、決まったフローに従うのではなく、支援先のスピード感とガバナンスのバランスを取りながら、その組織にとって最適な仕組みをゼロから構築していくプロセスには、自ら環境をデザインする面白さもあるはずです。
環境開発が担う3つの主要機能とそこに紐づく業務
環境開発においては、企業の成長フェーズに合わせて以下の3つの機能を柔軟に提供しています。
1. 経理・労務関連業務受託
支援先企業の日常的な経営管理業務を全面的にバックアップします。
具体的には、仕訳や帳簿記帳、振込データの作成、給与計算、社会保険手続きの進捗管理などをリバネスキャピタルのメンバーが実務として請け負います。創業期のベンチャーは、代表が一人で事務を兼務しているケースが少なくありません。本来、研究開発や事業推進に充てるべき貴重な時間が事務作業で削られるのを防ぐため、専門知識を持つ私たちが実務を切り出すことが環境開発においては不可欠です。
【大切なポイント🌱】
ここでは、会社ごとに異なる「数字のまとめ方」や「見たい指標」を正確に把握することが重要です。複数の支援先を並行して担当するため、それぞれの締め切りや優先順位を見極めることが求められます。
また、多忙な代表からのレスポンスが滞ることも想定し、適切なタイミングでアラートを出しながら粘り強くコミュニケーションをとることも求められます。
2. 業務フローの体制構築支援構築
創業間もないベンチャーにありがちな、「何をどうすればいいのかわからない」というカオスな状態に対し、最短で通常運行を可能にするための仕組みをデザインします。
まずは現場へ訪問し、請求書や契約書の仕分け、ファイリングルールの策定から着手。整理するだけでなく、法的基準をクリアした上で、誰でも迷わず運用できるフローを構築します。これにより、組織が拡大した際にも属人化を防ぎ、スムーズな体制移行を可能にします。また近年では、AIなども活用しながら、より効果的に組織が自走できる仕組みづくりにも取り組んでいます。
【大切なポイント🌱】
重要なのは、最初から完璧を求めすぎず、その会社に合った「スタート地点」を作ること。経営者の意向を汲みつつも、法的に譲れないラインは毅然と提示します。
現場に深く潜り込み、雑談を通じて課題の本質を拾い上げることで、オンラインだけでは解決できない物理的なボトルネックの解消に努めます。
3. 給与・評価制度設計コンサルティング
組織の成長に伴い必要となる、公平で納得感のある報酬体系や評価の仕組みをゼロから設計します。支援先と定期的なミーティングを重ね、「どのような行動を評価したいのか」「どんな人材に育ってほしいか」という経営思想をヒアリングし、具体的な等級表や評価シートへ落とし込んでいきます。
ベンチャー・スタートアップでは、前職の給与水準に引っ張られて社内のバランスが崩れていることが多々あります。制度を明文化することで、社員の成長意欲を高めるとともに、採用時における強固な経営基盤としての優位性を築くことが目的です。
【大切なポイント🌱】
必ず代表者に議論の場へ出てきてもらい、経営の「軸」を反映させることが重要です。私たちが考える正解を押し付けるのではなく、伴走者として共にディスカッションを行い、納得感のある着地点を探ります。
最終的には、リバネスキャピタルがいなくても自走して評価制度を運用できる状態を目指し、内製化に向けた支援を徹底しています。
ディープテックの最前線で味わう環境開発の介在価値
環境開発のやりがいは、事務的な正確さを追求する先にある、事業そのものへの貢献感にあります。ここでは、大きく2つに分けて、得られるやりがい・介在価値を紹介します。
1. 経営者の良き相談相手として、組織の意思決定を支える
私たちの支援スタンスは、指示を待つ「外注先」ではなく、自ら課題を見つけて提案する「伴走者」です。現場での対話を通じて、業務の優先順位を整理し、経営者の判断をサポートしていく中で、「必要な指摘をしてもらったおかげで本業に集中できるようになった」と直接感謝の言葉をいただくことも少なくありません。
経営者の最も近い場所で、実務を通じた意思決定のフォローができることは、この仕事ならではの醍醐味です。
2. 科学技術が「事業」として確立されるプロセスに携わることができる
宇宙、医療、環境といった次世代の当たり前を創るディープテックベンチャーの支援が多いため、研究室での成果が法人化され、プロダクトとして社会へ届き、ビジネスモデルが確立されていく一連のプロセスを、バックオフィスのプロとして支えることができます。
たとえ自分が研究者でなくとも、管理体制を構築し「組織」として成立させる手助けをすることで、間接的に社会貢献に寄与している実感が得られます。また、最新の技術トレンドや、経営者が持ち帰る海外の生の情報に日常的に触れられる環境は、一般的な事務職では経験できない大きな魅力です。
リバネスキャピタルの環境開発を通じて得られる成長
リバネスキャピタルの環境開発職は、バックオフィス領域で自身の市場価値を高めたい方にとって、学習と実践に溢れた成長の場となります。
得られるスキル・成長
リバネスキャピタルでは、一つの専門性に特化するのではなく、複数の専門性を掛け合わせた「経営に近い視点」が自然と身につきます。
◼︎ バックオフィス全般を網羅する総合的なスキル
経理から入ったメンバーがいつの間にか労務に精通し、社会保険の仕組みや手続きまでを一人で完結できるようになります。さらに法務や財務、投資に関する契約実務にも触れる機会があり、バックオフィス業務を横断的に経験できます。
◼︎ 経営に提言できる高度な分析力
数字の羅列から企業の健康状態やボトルネックを読み解く力が養われます。経営者の「やりたいこと」に寄り添い、効果的な意見を出せる「経営人材」としての視座も獲得することができます。
キャリアパスの広がり
環境開発職で得られる経験は多岐にわたるため、個人の意欲次第で多様なキャリアを描くことができます。ここでは、一部のキャリア事例をご紹介します。
◼︎キャリア事例①:経営幹部(CFO)や事業責任者
企業の心臓部である経営判断に深く関与する経験を積むことで、将来的には経営ポストや事業責任者といった、経営の中核を担う人材として、長期的に組織の成長を牽引していくことを目指すことができます。
◼︎キャリア事例②:投資開発領域へのスイッチや新規事業の立ち上げ
経理の知識をベースに社内の投資育成事業へ転向したり、自ら経営課題を解決するための新しいサービスやコミュニティを企画・実装したりする道も開かれています。
リバネスキャピタルの成長環境
幅広い業務を経験できるだけでなく、その挑戦を後押しし、着実な成長へと繋げるための独自の企業文化も根付いています。
◼︎「言うだけタダ」の挑戦文化と裁量権
「やってみたい」という声に対し、「できない理由」ではなく「やれる方法」を考えるのがリバネスキャピタルのカルチャーです。実際に、メンバーが自ら提案し、会社から共同研究費を得てプロジェクトを主導している事例もあります。
◼︎専門家集団による手厚いバックアップ
環境開発職では、一人で複数社の伴走支援を担当しますが、全てを一人で抱え込む必要は一切ありません。周りには経理、労務、投資のプロフェッショナルが揃っており、困ったときにはいつでも支え合う、心理的安全性の高い環境があります。この全員野球のような風土も個々人の成長を後押ししています!
アントレプレナーに伴走する未来の仲間へ
最後に、私たちがどんな方と一緒に働きたいと考えているかをお伝えします。リバネスキャピタルが大切にしているのは、目に見える資格やこれまでの経歴以上に、一人ひとりが持つ「好奇心」や「人柄」です。
💡専門知識よりも「知りたい!」という好奇心
私たちが仲間に求めるのは、新しいことを素直に面白がる好奇心です。支援先の事業に興味を持ち、「この技術でどんな未来を作ろうとしているんだろう?」と一緒にワクワクできること。その純粋な気持ちが、経営者・研究者に寄り添う「良き伴走者」になるための第一歩です。
「事務の仕事は得意だけど、もっと外の世界を見てみたい」「自分の役割を決めつけず、チームのために動いてみたい」という方であれば、未経験からのチャレンジも大歓迎です。
💡誰もがリスペクトを持って活躍できる場所
リバネスキャピタルは、周囲と協働しながら、着実に仕事を積み重ねていく人が活躍している環境です。表面的なアピールだけで評価されることはなく、日々の実行や積み重ねが信頼につながります。
誰かの情熱に対して「できない理由」を探すのではなく、「どうすればやれるか」を一緒に考えたい。そんな想いを持つ人たちが、お互いをリスペクトしながら働いています。「自分にはまだ何もない」と感じている方でも、ここで実務を積み上げれば、変化の激しい時代を生き抜くための確かな力が身につくはずです。
今回の記事を通じて、環境開発職の仕事内容やリバネスキャピタルに対して、少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししてみませんか?
世界の課題解決に挑む経営者・研究者たちの隣で、共に「組織の未来」をデザインする仲間との出会いを、心から楽しみにしています!