株式会社Festal(以下、Festal)に未経験で参画し、現在はPMOやBPR・業務改善支援、チーム統括までを担うTさん。「このまま会社の看板に頼って生きていくのか」という強い危機感から前職を退職し、第二創業期を迎えるFestalへと飛び込みました。
今回はTさんにインタビューを実施。過酷な学生時代のエピソードから未経験でコンサル業界へ挑戦した理由、そして現場の最前線を牽引する現在に至るまでのキャリアステップについて、詳しくお話を伺いました。
T.Y / コンサルタント
大学卒業後、新卒で不動産デベロッパーに入社し、分譲マンションの管理業務に従事。その後、「会社の看板に頼らず個人の力を試せる環境」を求めFestalへ転職。IT未経験ながら手厚い研修を経て、現在はERP導入支援プロジェクトにおけるプロジェクトリーダーや業務改善、10名規模のチームマネジメントを牽引。また、某大手EC系案件でのプロジェクトリーダーにも抜擢され、活躍の幅を広げている。
安定した環境から飛び出し、自分の名前で戦えるスキルを求めて
──まずは、学生時代のエピソードから教えてください。どのような生活を送っていたのでしょうか。
大学時代は「新聞奨学生」制度を利用していました。4年間、新聞販売店に住み込みで勤務し、新聞配達の業務に従事することで、大学の学費を全額免除していただく制度です。深夜2時半から始まり、朝刊の配達を終えた後に大学へ通い、授業を受けていました。夕方からは再び新聞配達の仕事に戻るという生活を、4年間続けました。
空いた時間に宅建の勉強もしていたためまとまった睡眠は取れず、夜中に3時間半、授業前に1時間とスポットで眠る日々でした。今振り返ると、この経験があったからこそ、ちょっとやそっとのことではへこたれないメンタルの土台ができたのだと思います(笑)。
大学へは警察官を目指して入学したのですが、その後カリキュラムの変更で配達の時間と必修科目が丸かぶりしてしまい、卒業までに6年かかることが発覚したんです。24歳で社会人になることに焦りを感じ民間企業へ切り替え、手に職をつけるため宅建などの資格を取得して新卒で不動産デベロッパーに入社しました。
──不動産デベロッパーでは、どのような業務を担当されていたのですか。
分譲マンションの管理業務です。ただ物件を見るだけでなく、住民の方々や管理組合・理事会、修繕業者など、多くの関係者との調整が求められます。通常は1人で6〜8棟を担当しますが、業務を簡略化・効率化する工夫を重ね、最終的に11棟まで担当を増やしました。多くの物件を任され、各所の調整をまとめ上げることに大きなやりがいを感じていました。
──当時のご経験で、現在に活きていることはありますか?
当時の上司の存在が、今の私の仕事のスタンスにも大きく通じています。その方はとにかく頭の回転が速く、論理的で合理的な判断を瞬時に下せる一方、ユーモアがあり親しみやすい人柄で上からも下からも信頼されている方でした。私も、人間味を持ちながらプロとして高度な思考力を発揮できる存在になりたいと、その上司の背中から学びました。
──順調に見える中で、なぜ転職を決意されたのでしょうか?
前職は福利厚生も整っていて、非常に恵まれた環境でした。ただ、ふと「もしこの会社の看板がなくなったとき、自分一人にどれだけの価値があるだろうか」と考えた際、もっと自分自身のスキルを底上げしなければという強い焦りを感じたんです。
そこで、大きな組織の枠組みではなく個人の力で課題解決に向き合える専門性を求め、幅広い経験が積めるベンチャー規模のコンサル会社を探しました。周囲からは反対されましたが、決意は揺るぎませんでした。
「置いてけぼりを作らない」代表の伴走姿勢が導いた入社の決意
──数ある企業の中で、Festalを入社先に選んだ決め手は何でしたか。
Festalの「落ちこぼれや置いていく人を作らない」という風土に惹かれたことが一番の理由です。仕事ができる一部の人だけに仕事が集中したり、ノウハウが閉じられたりしないカルチャーは、非常に魅力的でした。
──その風土を実感した具体的なエピソードはありますか?
あります!ある時、代表の宮田に「こんなアプリがあったらどうですかね?」と雑談ベースで提案したことがあったんです。すると翌日、宮田から「こんな感じで調べてみたんだけど、どう思う?」と、私の提案の何十倍もある膨大なリサーチ資料が送られてきました。
ただ私に指示を出すのではなく、代表自らが熱量を持って細部まで調べ、次のフェーズへ進めるための道筋を並走して考えてくれたことに本当に衝撃を受けました。しかも、すべてを巻き取るのではなく、あくまで私をベースにプロジェクトが進むようにサポートしてくれたんです。ここまで他人に真剣に向き合ってくれる組織は他にはないと思い、心からこの会社を選んでよかったと感じました。
未経験からのキャッチアップと、AIを駆使した業務改善の最前線
──入社後はどのような業務からスタートし、スキルを身につけていったのでしょうか。
入社後数ヶ月は営業関連の業務などを担当しつつ、並行して社内でのIT研修を受けました。未経験だったので最初は非常に難しかったですが、現場のメンバーが付きっきりで教えてくれてとても手厚かったです。
研修は実際のプロジェクトを意識し、As-Is整理、顧客の課題抽出、改善施策の提案、要件定義、システムUIのモックアップ作成まで実施したほか、AIを活用したシステム開発などの実践的なスキルもインプットしました。同時に、知識の習得だけではなくコンサルタントとしてのスタンスも学ばせてもらい、貴重な機会になりました。
その後、基幹システムの導入支援プロジェクトに参画しました。私はメンバーのマネジメント業務として、それぞれの進捗管理、数値分析、課題整理、達成プランの策定を担当しました。
──そのプロジェクトで、どのようにして成果を出されたのでしょうか。
当時、研修で学んだAIの活用方法を実務に落とし込みました。
現場では日常的に使うツールがすべてExcelで、手作業だったため非効率な部分が多くありました。そこで、AIを使った業務効率化を提案し、実際に管理フォーマットや報告用のPowerPoint資料を刷新しました。結果として現場の業務が大幅に効率化され、クライアントからも高く評価していただくことができました。
未経験だからと萎縮せず、学んだ知識をすぐにアウトプットして課題解決に繋げられたことは大きな成功体験になっています。現在は、某大手EC系案件にプロジェクトリーダーとして参画し、複数の部隊やステークホルダーが絡む中で、業務効率化や進捗管理といった全体の調整を行っています。
徹底した事前調整と、人間味あふれるコミュニケーション
──多くのステークホルダーを巻き込む上で、Tさんがプロとして貫いているスタンスや意識していることは何ですか。
相手に「親しみやすさ」を感じてもらうためのコミュニケーションを大切にしています。あとはユーモアです!これは私自身の性格でもあるんですが、相手の人柄や考え方に対して「なぜこの人はこういう考え方をするんだろう」と興味を持ちながら接するようにしています。だからこそ、仕事以外の、クスッと笑えるような人間らしい会話を通じて仲良くなれて、結果的に業務の相談や調整も格段にスムーズになりますね。
また、意見が対立しそうな場面では、会議の場で初めて議論するのではなく、事前に各ステークホルダーに個別でヒアリングを行うようにしています。「今こういう方向で進んでいますが、懸念点はありますか?」とあらかじめ意見をすり合わせ、想定リスクを潰しておくことで板挟みを防ぎ、円滑なプロジェクト推進を実現しています。
──クライアントと向き合う上で、大切にしている考え方を教えてください。
相手を絶対に否定しないことです。「そういう考え方もありますよね」と一度受け入れた上で、必要な提案を行うようにしています。
また、クライアント自身が自分たちの課題を正確に把握していないことも多いため、言われたことをそのまま受け取るのではなく、「このままだとこういう問題が起きるかもしれないので、ここも対応しておきますか?」と、潜在的な課題を顕在化させるようなヒアリングを心がけています。
自由な提案を歓迎するフラットな組織で、新たな未来を描く
──改めて、Tさんが感じるFestalならではの魅力を教えてください。
年次や役職に関係なく、本気で会社を良くするための議論ができる環境です。だからこそ、現場の不満を居酒屋の陰口で終わらせてしまうようなこともありませんね。Festalのメンバーは、「ここを改善した方がいいと思うのですが、どうですか?」とすぐに相談し、具体的なアクションへと繋げていくんです。
誰かが声を上げれば頭ごなしに否定されることはなく、「じゃあどうすれば実現できるか」を一緒になって考えてくれます。
当事者意識を持って事業や組織に向き合いたい人にとっては、非常に居心地が良く、刺激的な環境だと思いますね。
──最後に、今後のキャリアの目標と、求職者へのメッセージをお願いします。
長期的には、私のように未経験から知識をつけて成長していきたい人たちを受け入れ、育成できるような部隊を作りたいです。また、自分たちで新しい自社サービスを立ち上げることにも挑戦したいと考えています。
私自身、かつては安定した道を選び、恵まれた環境に依存することに危機感を抱いていました。もし今、同じように「このままでいいのか」とモヤモヤしている方がいれば、ぜひFestalに来てほしいです。
未経験からでも、自ら動けば短期間で一気に市場価値を高められる環境がここにはあります!
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