「一人ひとりが、自分の願いに向かって踏み出すことを支援したい」というビジョン「百人百祭」を掲げ、クライアントの現場に入り込んで高付加価値な課題解決を行う株式会社Festal。
今回は、不動産営業からFestalに参画し、未経験からITコンサルタント・PMへとキャリアシフトを遂げた本田さんにインタビュー。防衛大学校時代に培った「チームの一体感」を求めて飛び込んだ創業期のFestalで、壁にぶつかりながらも「本物の思考力と巻き込み力」を掴み取ったプロセスを伺いました。
本田 貴裕 / コンサルタント
防衛大学校を卒業後、投資用不動産および実需戸建ての不動産営業を経験。その後、株式会社Festalへ参画。モバイル関連の営業を経て、ITコンサルティング領域へキャリアシフト。大手小売企業の生成AI活用推進プロジェクトや、建築土木系企業のシステム要件定義〜リリースまでのPMなどを担当。趣味はバスケットボール。
防衛大から不動産営業へ。個人の成績を追う日々に感じた「中長期的なキャリアを描ききれない」という不安
──防衛大学校を卒業後、新卒では不動産業界へ進まれたそうですね。
そうなんです。Festalに入社するまでに、不動産業界で2社を経験し、合わせて2年間ほど営業をしていました。1社目は投資用ワンルーム不動産を扱う会社に入社し、ひたすら電話営業をしていました。
2社目は実需戸建ての売買仲介の会社で、営業としてお客様に物件を提案し、現地案内から契約業務までを担当していました。
──不動産営業として働く中で、転職を考え出したのはどのような背景やモヤモヤがあったのでしょうか?
大きく分けると「チームの一体感を感じづらいこと」と「スキルの蓄積に対する危機感」という2つのモヤモヤがありました。
まず一つ目は、営業という職種柄、どうしても個人の成績や給与が最優先になってしまう環境だったことです。防衛大では全寮制で、プライベートも含めて常に仲間と一緒に過ごすため、「家族」のような強い一体感がありました。一方で営業の世界では、会社としての目標はあっても、最終的に帰属するのは個人の成績や給与です。ベクトルは同じ方向を向いていても、一つの矢印に収束していく感覚が得られず、どこか喪失感や物足りなさを抱えていました。
また、営業という職種に対する自分の中での将来像にも限界を感じていました。1日100件電話をして数件商談をとるという日々の連続が10年続いた先に、自分の中にスキルが蓄積できアップデートされていくイメージが湧かなかったんです。もちろんその環境でさらに活躍していく方もいます。実際に、同期には圧倒的なバイタリティを持つ人間がいて、出鼻をくじかれた経験もありました。そうした環境の中で、自分なりの武器や強みをどう作っていくかを、ずっと模索していたように思います。
──そこからFestalへの参画を決めた背景を教えてください。
大学時代の後輩であり、ゲームを通じて仲良くなった阿部(※前代表)から声をかけられたのがきっかけです。
コンサルティング事業はまだ始まっていませんでしたが、防衛大出身の仲間が集まっていたので、「気心知れた仲間たちと、同じ思いを共有して事業を作っていく」環境に強く惹かれ、参画を決めました。
深夜まで続いた「なぜ?」の嵐。圧倒的な壁を越え、思考の深さを極めた第2プロジェクト
──Festalに入社後、ITコンサルタントとしてのキャリアはどのようにスタートしたのですか?
入社直後は、Festalの初期事業であったモバイル関連の営業などを行っていましたが、先に宮﨑がコンサルタントとして現場に入ったのを見て、「自分もコンサルスキルを身につけたい」と自ら打診したんです。そこからアサインを受けて、今から4〜5年前に初めてITコンサルの現場に飛び込みました。
──これまで経験してきた案件の中で、特に印象に残っているプロジェクトを教えてください。
これまで5案件ほど経験しましたが、2案件目の大手小売企業での「生成AI活用推進プロジェクト」が最も印象深いですね。導入済みの生成AIツールが現場でうまく活用されていないという課題に対し、各部署へのヒアリングから業務効率化の提案・検証までを伴走しました。この案件で、私のコンサルタントとしての基礎を徹底的に叩き直されました。
──具体的には、どんな経験があったのですか。
同じチームにいた元請けのプロジェクトリーダーの方が、まさに「ザ・コンサルタント」というべき非常にロジカルな方だったんです。
ロジカルシンキングや思考のフレームワークはもちろん、「思考の深さ」を極限まで求められました。私が作成した資料一つをとっても、「なぜこの文字にしたの?」「なぜこの色を使ったの?」と、あらゆる要素に対して論理的な理由を突き詰められました。自分の中に明確な回答を持つためにも、夜の2時、3時まで資料のブラッシュアップに追われることも日常茶飯事でした。
その時はとにかく必死に食らいついていましたが(笑)、その経験を通じて、一つのアウトプットに対して「なぜ」を深く考える習慣が身につき、成果物の質が劇的に向上したんです。そして、物事の考え方が整理できるようになり、「目的志向」「仮説ベース」で議論を組み立てられるようになったことが、今の自信に繋がっています。
「他のコンサルより圧倒的にいい」。紙文化の建設業界でPMとして勝ち取った絶大な信頼
──現在はどのようなプロジェクトを担当されているのですか?
建築土木系企業の「攻めの情シス」として、システムの要件定義からリリースまでを牽引するPMを担っています。アスファルトの受注を長年「紙」で管理していたアナログな運用を、完全にデジタル化するミッションに取り組んでいます。
ユーザーからの問い合わせを待つのではなく、こちらから「こういう機能をリリースした方がいい」と提案ベースで動くポジションなので、過去の案件で培った思考力がフルに活きています。
特に、上層部との合意形成のために作成した資料をクライアントから絶賛いただけたことがあって。「もし他のコンサル会社とのコンペだったとしても、この資料の質を見れば間違いなくFestalにお願いするよ」と言っていただき、これまでの経験が確かに活きていると実感した瞬間でした。
──本田さんが仕事において、最もやりがいを感じる瞬間はどのような時ですか?
一番は「自分が求められている抽象的なオーダーに対して、自分なりに思考を整理して出したアウトプットが、相手の認識や期待とピタリと合致した時」ですね。
「これ、いいですね」が表面的なお世辞なのか、本当の納得感なのかは、仕事をしていると肌で感じ取れます。自分が100%に近いスピードと質で打ち返したものが、相手の深い納得感に繋がった時の気持ちよさは、この仕事ならではのやりがいです。
相手を不快にさせず、全体を巻き込む。AI時代に輝く「人間力」のコンサルティング
──多様な関係者がいる現場で、周囲を巻き込んでいくための工夫はありますか?
私はもともと、一人で黙々と作業をするより、関係者を巻き込みながら同じ目標に向かって達成感を共有する方が好きなんです。だからこそ、相手が気持ちよく動けるコミュニケーションを常に考えています。
いきなり正論を振りかざして指示を出すのではなく、まずは素直に相手の懐に入り、「これってどういうことなんですか?」と教えを乞う姿勢を見せる。自身の「チャーム(性格面での武器)」を武器に関係性を築きながら提案・発信していくことで、相手を不快にさせず、メンバーが自立して動けるようなモチベーションを引き出すことを大切にしています。
──本田さんから見て、これからの時代に求められるコンサルタントの価値とは何だと思いますか?
生成AIなどの技術が進化し、ホワイトカラーの業務が効率化されていく中で、ただ「質の高い資料を作る」だけのコンサルタントは価値を失っていくと思います。
だからこそ、相手の潜在的な課題を対話からキャッチし、自ら提案できる「人間性」や「コミュニケーション能力」が問われます。プロジェクトという大きな枠組みの中で、「自分という歯車があるからこそ、全体が円滑に回った」と言われるような泥臭い介在価値を発揮できることこそが、これからのコンサルタントのあるべき姿だと考えています。
──改めて、未経験からITコンサルタントの道を選んで良かったと感じますか?
心から良かったと思っています。営業時代に感じていた「スキル蓄積の不安」は完全に払拭されました。
ITコンサルタントの仕事は、身につけたロジカルシンキングやドキュメンテーション、プロジェクト推進のスキルが、自分自身の「確固たる土台」として着実に積み上がっていきます。極端な話、もし今の会社がなくなったとしても、この数年間で培った思考力と実行力があれば、どこに行っても通用し、評価されるという揺るぎない自信を得ることができました。
会社の看板がなくても通用するスキルを。個性が輝くFestalで「成り上がり」を楽しむ仲間へ
──Festalの社内メンバーの雰囲気や、会社の好きなところを教えてください。
とにかく「この人たちと一緒に仕事をしたい」と思える魅力的なメンバーが集まっているところですね。
みんな「自分たちで成り上がっていこうぜ」という共通の目的意識を持っていますが、個性は驚くほどバラバラです(笑)。個性を削ぎ落とすのではなく、強烈な個性を持った人間同士がぶつかり合いながら事業を創っていける環境は、本当に面白いです。
──Festalの環境を活かして、今後どのようなキャリアを築いていきたいですか?
これまで現場で培ってきたIT知見や「事業推進能力」をさらに深めていきたいです。
Festalは今後、新たな事業展開も見据えています。その際に、事業の成功確度を高め、プロジェクト全体を管理・推進できるスキルセットを備えておきたいと考えています。
──最後に、これからFestalへ応募を検討している方へメッセージをお願いします。
自分のスキルがどこまで通用するか不安だったり、会社の看板に依存せず「自分の名前で勝負できる実力」を身につけたいなら、Festalは最適な環境だと思います。
私たちが求めているのは、完璧なスキルより、人を巻き込める「チャーム(性格面での武器)」があり、仲間と泥臭く立ち向かえる人です。自分の市場価値を本気で高め、「自分たちで成り上がっていく」プロセスを楽しめる熱い仲間とお会いできることを楽しみにしています!
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