NExTeSメンバーインタビュー #02|トラブルが起きると「ワクワク」する。現場の想定外を楽しみ、個々の強みを引き出すマネジメントの形
私たちは「The ADVENTURERS ~人と地球の両立のため、エネルギー問題を解決する冒険者たち~」をミッションに掲げ、「持続可能なモノづくりで未来永劫続くエネルギー問題を解決する」というビジョンの実現を目指し、独自の高度なバッテリー制御技術(BMS)を核としたリチウムイオン電池製品の開発・製造・販売、サービスの提供を行っています。
メンバーインタビューでは、これから一緒に冒険に挑戦してくれる未来の仲間に向けて、NExTeSではどんな人が働いているのかを紹介しています。
第2回は、現場対応を担うスペシャリストたちが集うフィールドサービス課(FS課)の課長、R.Kさんに、過去のキャリア、今のチーム、未来への挑戦について伺いました。
【プロフィール】
生産本部 製造部 FS課
課長/R.K
新卒で電気保安協会に入社し、電気技術者としてのキャリアをスタート。その後、再生可能エネルギー企業にて太陽光・地熱発電のO&M(保守・運用)や法規対応など現場の最前線から行政手続きまで幅広い実務を経験。NExTeSには2023年4月入社。現在は蓄電池メンテナンスのプロフェッショナル集団であるFS課の課長として、現場指揮と組織マネジメントの両輪を担う。
数万件の現場で得た「確信」と、蓄電池への転身
——まずは、技術者としてのルーツから伺わせてください。学生時代から電気の道を志していたのでしょうか?
そうですね。田舎の工業高校の電気科でしたが、実は、学校では結構落ちこぼれだったんですよ(笑)
転機は高校3年生の時です。地元の電気保安協会の所長さんが高校生向けに国家資格の勉強を教える企画を立ててくださって。そこで「一発逆転してやろう」と思って応募しました。
それからは、資格取得のための勉強で保安協会に通い詰めでした。その縁があって卒業後にそのまま入社したという流れです。
——そこから電気技術者としてのキャリアがはじまったのですね。電気保安協会ではどのような経験をされたのですか?
電気保安協会では、数千、数万という多種多様な電気設備の点検・試験を経験してきました。とにかく場数を踏んで、そこで文字通り「電気屋」としての基礎を徹底的に叩き込まれましたね。
——これまで何社かご経験されていますが、他にも影響を受けた会社がありますか?
人生に影響を与えた会社のもう一つは、再生可能エネルギー企業です。そこでは太陽光や地熱発電分野のO&M(保守・運用)だけでなく、電気事業法に基づく行政手続きなども担当しました。
現場仕事は電気保安協会で基礎を身に付け、再エネ設備や電気事業法上まわりの実務は再生可能エネルギー企業で鍛えられた、というイメージですね。
——その後、いくつかの企業を経てNExTeSへ。入社の決め手は何だったのでしょうか?
再生エネルギーの仕事をずっとしてきましたが、今は需給調整が本当に難しいと感じていて。
電力の需要と供給を一致させなければならない中で、系統用蓄電池を普及させない限り、これ以上再エネが普及していかない。そう確信していたタイミングで、NExTeSの求人に出会いました。
——ちょうど転換期だったのですね。
ええ。実はその時、古巣の会社に戻るか、NExTeSに入るかで悩みました。ありがたいことにどちらからもお声がけいただいて。
最終的にNExTeSを選んだのは、戻るよりも一度別の環境を挟んで、もっと成長してからの方がいいんじゃないかと思ったんです。「蓄電池」という新しい分野で自分を試してみたいという気持ちが勝りました。
「想定外」こそが成長のチャンス。個性派チームを率いる心得
——現在のFS課は、具体的にどのようなチームですか?
現在は私を含めて5名ですね。それぞれバックボーンが違っていて、おもしろいチームですよ。
- 通信担当Sさん:とにかく知識量が圧倒的で、当社製品や制御にも精通している技術アドバイザー的な存在です。
困ったときに必ず助けてくれる安心感があり、メンバーからの信頼もとても厚いですね。 - 電気担当Aさん:若い頃に営業経験があり、その影響もあってコミュニケーションの柔らかさが抜群です。
上海子会社とのやり取りや社内調整を安心して任せられる「FS課の調整役」で、チームの円滑な業務運営に大きく貢献してくれています。 - 電気担当Sさん:元々は異業種でしたが、前職で太陽光発電所のO&Mに転向し、その後わずか数年で第一種電気工事士まで取得してNExTeSに入っています。
できることを一つずつ着実に増やしていく努力家で、その吸収力にはいつも驚かされます。 - 通信&パワー担当Sさん:最年少ですが、とにかく真面目で素直。
インプットのスピードが速く、NExTeS独自の技術やトラブル対応の考え方をどんどん吸収してくれています。 今後の伸びしろが最も大きいメンバーの一人です。
——普段は全国の現場に散らばっているメンバーとは、どうコミュニケーションをとっているのでしょうか?
そうですね。全員が揃うことは稀で、メンバーそれぞれが案件に応じて全国の現場を担当するため、物理的な距離はあります。
ただ、チャットグループを活用して、何かわからないことや困ったことがあれば、すぐに相談・共有ができる体制を整えているので、コミュニケーションに困る場面はほとんどありません。
——現場では未知の課題に直面することもあると思いますが、どのような心境で向き合っているのでしょうか?
私は、トラブルがあると正直ワクワクするんですよ。もちろんプレッシャーはありますが、マニュアル通りの運用や手順だけでは解ききれないところが、この仕事の面白さでもあります。
特にNExTeSの製品は、世界的にもまだ教科書がない領域の技術 × NExTeS独自の仕組みで成り立っている部分が多く、既存の知識だけでは説明できない「未知の現象」に出会うことがあります。
決して製品が悪いという話ではなく、むしろ最先端を走っているからこそ起きる挑戦的な現象なんです。
そういった場面で試行錯誤しながら、自分の手で、そしてFS課を超えて社内のエンジニアたちと協力しながら課題を解決できた瞬間は、技術者としての「引き出し」が一気に増える感覚があります。 そのプロセス自体がとても楽しいんですよね。
——マネージャーとして、そんなメンバーたちと接する際に大切にしていることは?
私は「上に立つ人」というより、チームの矢面に立って一緒に動くタイプのマネージャーでありたいと思っています。
現場で起きることを誰よりも理解し、必要なときには自分が前に出る──その積み重ねが、強いチームにつながると考えています。
また、メンバーが気兼ねなく意見を言えたり、困ったことをすぐ相談できる「心理的安全性」もとても大事にしています。 矢面に立つことでプレッシャーは自分が受け止め、メンバーが安心して挑戦できる環境をつくることが、マネージャーとしての役割だと思っています。
―具体的に取り組んでいることはありますか?
毎週、メンバー全員に個別のフィードバックを送っています。数行程度の短いものですが、意識して「良いところ」を見つけて伝えるようにしているんです。
この取り組みには、
・心理的安全性を高めること
・日々の行動をタイムリーに称賛し、成長の方向性を示すこと
・年間を通じた公正な評価につなげること
という狙いがあります。
現場対応や出張が多いチームだからこそ、定期的に「見ている」「感謝している」というメッセージを届けることで、安心感のあるチームづくりに寄与できればと思っています。
「評価」ではなく「感謝」「気づき」「方向付け」を伝える場として続けていますが、メンバーも前向きに受け取ってくれており、チームの雰囲気づくりにも良い影響を感じています。
自分たちの仕事が、これからの「ルール」になっていく
―今後、フィールドサービス課をどのような組織にしていきたいですか?
日本の蓄電池業界にはまだ「正解」がありません。だからこそ、私たちが現場で積み上げている試行錯誤こそが、未来の「常識」や「教科書」になっていくはずです。 FS課はその最前線で、新しい基準をつくる組織でありたいと思っています。
将来的には、自社製品だけでなく、他メーカーの蓄電池や受変電設備・PCSを含め、蓄電所まるごとを任せてもらえるチームを目指しています。
そうすることで、NExT-eSとしての価値もさらに高めていけるはずです。
——第一人者になる、という意識が、チームの原動力になっているのですね。
そうですね。まだ日本に専門技術者はほとんどいませんから、ここで技術を身につけて経験を積むことは、確実に自分たちのためになる。私はメンバーに「自分の成長のために仕事をしてほしい」とよく言っています。
ここで経験を積んで「自分が第一人者になるんだ」という気持ちで取り組むことが、結局は自分自身の価値を一番高めることになりますから。そこはメンバーの間でも共通認識として持てていますし、みんなそこに向かっていく気持ちがある。そうやって個々が力を付けることが、結果的にチームを強くすると思っています。
——最後に、新しく加わる仲間にメッセージをお願いします。
現場は過酷なこともありますが、未知の現象にぶつかって「引き出し」が増えていく感覚は、他では味わえない面白さがあります。メンバーがその仕事に集中して、良い状態で働けるよう、私はいつでも矢面に立ち、先頭に立って環境を整えます。
まだ誰も歩いていない道で、一緒に第一人者を目指していける仲間を待っています。
——本日は貴重なお話、ありがとうございました!
🎤インタビュアー:CC課 山口 綾夏
今回のインタビューを通して、「これから」を自分たちの手で創っていこうという強い意志に、心を動かされました。 異なるバックグラウンドを持つメンバーが互いの強みを活かし合う“ワンチーム”の一体感も印象的でした。 未知のフィールドで、仲間とともに試行錯誤しながら“ルール”を作っていく——そんな挑戦にワクワクする気持ちを、読んでくださった方にも感じていただけたら嬉しいです。
NExTeSでは、目の前の課題を「面白そう」と捉え、前向きに楽しんでいける仲間を求めています。
「まずは自分のために、この分野の第一人者を目指してみたい」そんな好奇心を持つ方は、ぜひNExTeSという「冒険」に飛び込んでみませんか?