私たちは「The ADVENTURERS ~人と地球の両立のため、エネルギー問題を解決する冒険者たち~」をミッションに掲げ、「持続可能なモノづくりで未来永劫続くエネルギー問題を解決する」というビジョンの実現を目指し、独自の高度なバッテリー制御技術(BMS)を核としたリチウムイオン電池製品の開発・製造・販売、サービスの提供を行っています。
メンバーインタビューでは、これから一緒に冒険に挑戦してくれる未来の仲間に向けて、NExTeSではどんな人が働いているのかを紹介しています。
第3回は、蓄電池を制御するソフトウェア開発、データ解析を行う制御設計課の課長、E.Mさんにインタビュー。過去のキャリア、今のチーム、未来への挑戦について伺いました。
【プロフィール】
開発本部 蓄電開発部 制御設計課
課長/E.M
国内大手メーカーにてDVDドライブ等の設計開発に従事後、技術商社へ転身。商社で技術サポートと営業課長を経験後、「自ら主体となってモノづくりをしたい」という思いから、2024年1月NExTeSへ入社。現在は、自社製品の高い「安全性」を実現するソフトウェア開発を行う制御設計課で、日中混合チームのマネジメントも担う。
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国内大手での設計、商社営業を経て、再び設計の現場へ
——Mさんは元々、国内大手メーカーの工場で設計のお仕事をされていたんですよね?
そうですね、国内大手メーカーの工場で、DVDやブルーレイディスクドライブの設計をしていました。私が入社した頃は、日本の電機メーカーが世界を席巻していて、テレビもレコーダーも、何でも「メイド・イン・ジャパン」の時代だったんだよね。
——日本のモノづくりが輝いていた時代ですね。そこからなぜ環境を変えようと思われたのですか?
円高やリーマンショックがあって、状況が変わっていったんだよね。日本のモノづくりの競争力が低くなっていって、どんどん中国や韓国などの海外メーカーにとって代わられて。日本のメーカーの役割が、作ることから工場の監査や管理に変わっていく流れがあって。
早期退職の募集があったのをきっかけに、大手での「モノづくり」って難しいのかなと考えるようになり、技術商社に転職しました。
——商社ではどのようなお仕事をされていたのでしょうか。
商社は「モノを売る」ところなので、そのための技術サポートとして約10年間働きました。後半の3年は下積みなしで営業課長になって、ビジネスの数字を追う立場も経験しました。
——モノづくりから技術サポート、営業まで経験されて、NExTeSを選んだのはなぜですか?
営業課長までやってみて感じたのは、技術と営業は本質的に相容れないな、ということ。
もともとメーカーで技術として10年働いた経験があるから、自分の本質はやっぱり技術だなと思っていて。そんな時に、元同僚のYさんに「うちに来ないか」と声をかけてもらったのがきっかけかな。
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再び、モノづくりの主人公に。自分が設計したものが世の中に出る「今、めっちゃ楽しい」
——10年のブランクを経て、また設計の現場に戻ることに不安はなかったですか?
商社時代も技術サポートとしてずっとソフトは読んでいたので、不安というよりも「もう一度、モノづくりをしたい」という気持ちが勝っていました。
だからいま、めっちゃ楽しい。
設計者としてはやっぱり、自分が設計したものが世の中に出ていくっていうのは、非常に嬉しいし、楽しいんだよね。
——いまの仕事の中で、どんな瞬間に「楽しさ」を感じますか?
データだけを扱う制御じゃなくて、やっぱり目の前にモノあって、それを制御するソフトを作ることに楽しさを感じる。ソフトウェアエンジニアの中でも自分は「モノ」寄りの人間なんだと思います。
制御設計課の使命は、簡単に言うと「蓄電所を爆発させないこと」。
もし、ソフトにバグがあって監視すべきものが監視されてなかったり、動くべき時に動かなかったりすれば、電池が燃えたり爆発したりするリスクがある。とても責任が大きくて、やりがいのある仕事だと思っています。
——たしかに、製品の「安全性」を成立させるのに重要な役割ですよね。
ハードも重要だけど、それを制御するソフトも同じ責任感で取り組んでいます。
NExTeSは他社とは違って、数千個あるセル一つひとつのデータをすべて監視しているから、膨大なデータがサーバーに上がってくる。不具合があった時に、そのデータから「なんでこういう動きをしたんだろう」って解析していくのも結構面白いかな。
——前回#02のインタビューでKさんが「トラブルが起きるとワクワクする」と言っていましたが、通じるものがあるのかなと感じました。
面白いと思わなきゃやってないね(笑)
まあでも、何かトラブルが起きるということは、それを改善してより良くするチャンスがあるということなんで。モノを売るってことは、何かが起こるってことだしね。
蓄電池コンテナは、現場に設置するまで完成形で動かすことができない。だから、現場に設置して初めて作動させるのは、非常にドキドキする。
周りは「コンテナの設置おめでとう!」という感じですが、開発部門の自分たちとしては「いやいやいや、まだ動いてないから、ここからだぞ」と思っています。あなたも一緒にドキドキしてください(笑)
——制御設計課のチームについても教えてください。
自分を含めて日本人3名、中国人3名のエンジニアが集まる日中混合のチームです。上海子会社のメンバーとも協力して開発を行っています。
- Yさん(日本):NExTeSの「10年選手」で、そこにいるだけで安心感がある。一見シャイだけど、実はダジャレ好き。
- Oさん(中国):若手のメンバー。コミュニケーション能力を生かして、社内外の調整もしてくれる。
- Kさん(中国):ソフトの実力を活かして、技術的なところを大きく担ってくれている。
- Kさん(中国):まさに「ブリッジエンジニア」。日中のエンジニアをつなぎ、開発本部内も橋渡ししてくれる。
- Uさん(日本):課内最年少で一番最近入社してくれたメンバー。ベンチャー経験を活かして活躍中。
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「手離れ」のいいシステムを目指して。このスピード感を楽しみ、仲間と育つ
——ここから、制御設計課をどんなチームにしていきたいですか?
正直に言うと、いまはまだ「その先の未来」を余裕をもって考えられる段階ではないかも(笑)
まずは、今のコンテナのビジネスをより強固なものにしていきたい。設置会社さんやメンテナンス会社さんがスムーズに運用できるような「手離れのいいシステム」にすることが理想ですね。
今は現場での調査やデータ解析に深くかかわっている段階だけど、「お客様にこれだけ渡しておけば大丈夫」といえる完成度の高い製品を作り上げられるチームにしていきたいね。
——なるほど。そのためにこれから目指したいこと、取り組みたいことはありますか?
一つは「予兆検知」かな。おかしくなりそうな予兆をデータで捉える仕組みを作って、あらかじめファームウェアに仕込む。これからどんどん商用の運用が増えていくので、設備を止めない仕組みを高度にしていきたい。
あとは、実際の電池を使った疑似環境の構築です。今は机上でのシミュレーションが主だけど、これからより現場に近い環境で検証できるような体制を整えているところです。自社倉庫に電池200本くらいバーっと並べて、現場と同じ環境でしっかり確認してから「これが新しいファームです」と自信をもってリリースできるプロセス作りに取り組んでいます。
——現在、新しいメンバーの採用も進めています。どんな方に仲間になってほしいですか?
スキルも大事だけど、何よりNExTeSに入る意味を感じるような方に出会いたいかな。今、次々と新しいプロジェクトが動き出しているので、このスピード感を「ベンチャーっぽくていいな」と楽しめる人がいい。
経験者はもちろん、若手でも技術への興味とスキルがあれば、しっかりフォローしていきます。
——本日は貴重なお話、ありがとうございました!
🎤インタビュアー:CC課 山口 綾夏
コメント今回のインタビューから伝わってきたのは、Mさんが「モノづくりの当事者」であり続けたいという強い想いでした。
不具合さえも前向きに捉え、次の改善や成長のチャンスに変えていく。その姿勢こそが、新しい価値を生み出していく原動力なのだと思います。
これから“完成させていくフェーズ”にワクワクする方に、少しでもその魅力が伝わっていたらうれしいです。
NExTeSでは、「モノづくりという物語」を自ら動かす仲間を求めています。
自ら手を動かし、現物と向かい、技術の力で正解を創っていきたい、そんな方はNExTeSで一緒にエネルギーの未来を切り開いてみませんか?