前編では、吉岡さんが“看護師 × デザイナー”というユニークな働き方を築くまでのキャリアや、メドエックスとの出会いについて伺いました。
後編では、日々の仕事の中でどんな瞬間に幸せを感じ、どんな価値観を大切にして働いているのか。そして、子どもの頃に憧れた「命に寄り添う仕事」が、どのように今のキャリアと結びついているのか伺います。
──普段のお仕事の中で、「幸せだな」と感じる瞬間はどんなときですか?
看護師としては、患者さんの状態が少しずつ良くなっていく過程を見られる瞬間が本当に嬉しいです。
初日は不安でいっぱいだった方が、数日後には穏やかな表情になり、自分で「昨日より楽になった気がします」と言ってくれる。
その変化を一緒に喜べることに、いつも胸が温かくなります。
また、洗髪や清拭などの日常ケアのときに
「気持ちよかった、ありがとう」
と感謝の声をいただくと、
“ああ、看護の仕事ってやっぱり尊いな”と感じます。
デザインの仕事でも同じで、クライアントさんが自分の制作物で前向きな変化を感じてくれた瞬間が、すごく嬉しいですね。
──看護師、そしてデザイナー。二刀流の働き方両方で、感謝がやりがいにつながっているということですね。いまの働き方の中で「自分らしさ」を発揮できるのはどんな場面でしょう?
実は、看護時代に徹底的に叩き込まれた「報連相(報告・連絡・相談)」が、今のデザインの仕事にもすごく活きているんですよ。
看護師の仕事は一つのミスが患者さんの安全に直結するので、とにかく細かく、丁寧に、正確に伝えることが求められます。
その経験のおかげで、デザインのクライアントさんからは、
- 連絡がまめで安心
- 話しやすくて相談しやすい
- 細かく説明してくれて助かる
などとありがたいお言葉をいただくことが多いです。
丁寧に向き合うこと”が自然と自分のスタイルになっていて、これは看護とデザインの両方に共通する「自分らしさ」だと思います。
──今回のインタビューでも、吉岡さんのレスポンスが早くて私も大変助かりました!ちなみに子どもの頃の夢は何でしたか?今のお仕事とのつながりはあるのでしょうか?
子どもの頃は、産婦人科医か助産師になりたいと思っていたんですよ。
実は私には自分の下に年齢の離れた兄弟がいて、母の妊婦健診や出産に立ち会った経験が大きいと思います。
初めは何かよくわからなかった、母のお腹をうつしたエコー画面が、日を追うごとに“人の形”になっていく神秘を見て、子ども心に強く心を動かされました。
それと担当の助産師さんがとても優しい方で、エコーを触らせてくれたり、
「ここが頭だよ」と説明してくれたりして、“医療の世界ってすごい、素敵だな”と憧れを抱くようになりました。
思えばその頃から、“人に寄り添う仕事がしたい”という気持ちがあったのかもしれませんね。
──確かに、看護師として患者さんの回復を支え、デザイナーとしてクライアントの課題に寄り添う今の働き方は、その頃の原点としっかり繋がっていると感じます。
ところで、休日や空き時間はどんなふうに過ごしていますか?
実は…基本ずっと仕事してます(笑)。
ただ、意図的に「何もしない日」を月に1〜2回作っています。
その日は、ひたすら寝たり、本を読んだり、気ままに過ごしたり。
神社やお寺が好きなので、ふらっと遠出することもあります。
以前はディズニーにもよく行っていて、忙しい時期でも“好きな場所に行く時間”があるだけで、心の調子が整う気がしています。
──なるほど、オンオフの切り替えも上手にされているんですね。最後に、メドエックスへの入社を考えている方へメッセージをお願いします。
看護師は転職経験が多い職種ですが、その分「ギャップ」を感じやすい仕事だと思うんです。
「聞いていた話と違う」
「想像以上にしんどかった」
「相談できずに辞めてしまった」
そんな声を、何度も間近で見てきました。
だからこそ私は、採用の構造から医療現場を変えていきたいと思っています。高額な採用コストをかけずに人材を確保できて、その分が現場のスタッフに還元される未来。
それは、働く人の幸福度も、医療の質も、大きく変える力があると思っています。
看護が好きで、現場を良くしたいと願っている人。医療の採用を新しい形に変えていきたい人。そんな仲間と一緒に、未来をつくっていけたら嬉しいです。
吉岡さんの言葉からは、患者さんにもクライアントにも“丁寧に寄り添う姿勢”が一貫して感じられました。
看護師としての経験と、デザイナーとしての感性。その二つがメドエックスの採用支援を支え、医療の未来を少しずつ前に進めています。
現場のリアルを知る人材が関わることで、医療×SNS の採用は、ただの手法ではなく“現場を変える力”へと変わっていく——。
そんな希望を感じさせてくれるインタビューでした。
次回、働くパパの回に続きます!