はじめまして。株式会社Shadeの代表取締役、早川洋平です。
私は、事業承継によってShadeの経営を引き継ぎました。現在は、人事を専門としてきた経験豊富なパートナーとともに、経営コンサルティング・人材紹介・採用代行(RPO)に取り組んでいます。
最初のストーリーでは、私自身の経験と、なぜ今、採用支援に力を入れているのかをお話ししたいと思います。
人材業界出身ではありません。でも、採用は自分の仕事でした
私のキャリアの中心は、金融、投資、M&A、そして買収後の事業・組織の統合であるPMIです。
みずほ銀行、あおぞら銀行、オリックス・キャピタルを経て、事業会社では海外事業や国内外の子会社の経営・管理に携わってきました。ベトナムに約3年、インドに約4年駐在した経験もあります。
買収先に出向してCFOを務めたり、買収した子会社の役員になったり。投資や買収の後に、その会社の中に入り、事業計画の策定、資金調達、オペレーション改善などを進めてきました。
そうした仕事では、当然、人と組織についても考えることになります。
事業計画を実現するには、どのような組織が必要なのか。
今の体制では、どの役割が足りないのか。
そのポジションには、どんな経験や能力を持つ人が必要なのか。
給与や採用費用をいくら見込み、いつ迎えるのか。
採用は、事業計画と予算、組織づくりにつながる、自分自身の仕事でした。
事業部で採用に関わり、子会社では経営上の意思決定と採用責任の両方を担ってきました。必要な親会社の承認を得ながら、人を迎える判断をし、その後の事業運営にも責任を持つ立場です。
求人票を作ることも、スカウトを送ることも、面接をすることも経験しています。方針を決める側と、実務を進める側の両方から、採用に向き合ってきました。
そのポジションは、今必要なのか
採用について考えるとき、最初に確認したいことがあります。
「そのポジションは、今必要なのか」ということです。
事業の方向性に照らして、どの役割が必要なのか。今の体制で担えるのか、業務の見直しや外部への委託で対応できるのか。それとも、新しく人を迎えるべきなのか。
必要なポジションであっても、採用するタイミングまで含めて考える必要があります。
人材サービスを提供する会社の代表が言うのも何ですが、採用人数が増えることと、その会社がよくなることは、必ずしも同じではありません。
経営を担う立場では、採用した後の給与も、組織への影響も、その先の事業成果も考えます。だからこそ、「今は採用を急がず、先にこちらを整えましょう」と伝えることも、支援する側の役割だと思っています。
会社にとって必要な役割と、それを必要とする時期を一緒に考える。その姿勢を、Shadeでも大切にしていきたいと考えています。
採用した、その先にも向き合ってきた
人を採用すれば、組織の課題がすべて解決するわけではありません。
採用した人が定着しない。思うように組織が機能しない。そうした難しさにも向き合ってきました。会社を維持するために組織を縮小し、解雇を判断した経験もあります。
人を迎えることも、雇用を終えることも、その人の生活と会社の未来に関わります。経営上の判断には、数字だけでは捉えきれない重さがあります。
だからこそ、採用の段階で、期待する役割や会社の状況、仕事の実態をできるだけ率直に伝え合うことを大切にしたいと考えています。
入社前にすべてを見通すことはできません。それでも、互いの理解を深めるためにできることはあります。
採用の先には、一緒に働く日々がある。その視点を、支援する立場になっても持ち続けたいと思っています。
最大の武器は、転職回数かもしれません(笑)
もう一つ、私には働く場所を選ぶ側としての経験もあります。
私自身、何度も転職してきました。最大の武器は、転職回数かもしれません(笑)。
もちろん、回数だけで採用に詳しくなるわけではありません。ただ、自分の経験をどう伝えるか、次の仕事で何を実現したいか、新しい環境に入るときに何を確かめたいか。そうしたことを、何度も自分自身の問題として考えてきました。
採用する企業には、事業上の事情や期待があります。候補者にも、これまでのキャリアや、これからの生活、大切にしたいことがあります。
どちらか一方の都合だけでは、よい出会いにはつながりません。両方の立場を経験してきたことを、企業と候補者の対話に活かしていきたいと考えています。
経営の経験と、人事の専門性を持ち寄る
私は人材業界を専門に歩んできたわけではありません。人材市場の動きや競合サービスへの理解など、学び続けるべきことがあります。
一方、Shadeには、人事を専門として長年経験を積んできたパートナーがいます。
私が持ち寄るのは、事業計画、財務、組織づくりと採用を結びつけて考え、実行してきた経験です。そこに、人事の専門家としての知見が加わる。この組み合わせに、私は可能性を感じています。
経営者が事業をどう進めたいのかを理解し、必要な役割や採用時期を整理する。そして、採用が必要であれば、求人設計や候補者へのアプローチ、連絡・調整といった実務につなげる。
Shadeでは、企業ごとの状況に合わせて役割をすり合わせ、人材紹介と採用代行の両面から支援しています。
経営の話と、採用現場の話。その両方を行き来できるチームを目指しています。
支援の価値を届けることも、私の仕事
ここまで、私たちができることを書いてきました。ただ、できることがあるだけでは、お客様には届きません。
正直に言うと、新しいお客様との接点をつくり、Shadeの支援を知っていただく取り組みは、十分ではありませんでした。もっと早く動くべきだったという反省があります。
今は、私自身が前に出て、サービスの伝え方や資料を見直し、発信や営業活動を進めています。このWantedlyの会社ページやストーリーも、その一つです。
企業の経営や採用を支援する私たち自身も、自社の課題に向き合い、手を動かし、改善していく必要があります。
誰が、どんな経験をもとに、何を考えて支援しているのか。まずは、それを自分の言葉で伝えていきたいと思っています。
経営と採用をつなぎ、企業の成長を支える。
金融、投資、M&A、PMI、子会社経営、採用、そして自分自身の転職。これまでの経験を、パートナーの専門性と合わせ、目の前の企業と人のために活かしていきます。
株式会社Shade
代表取締役 早川洋平