koitan(小出晴香/こいで はるか)
Imperial Nexus株式会社
SNS運用代行 兼 インフルエンサー
高校生時代、上野社長が講師を務めていたフェリス女学院の生徒だった。その後医学部に進学するも、令和の虎への出演をきっかけに上野社長から声がかかり、はじめはインターンのような形でImperial Nexus株式会社に勤務を開始。その後、正社員として入社した。
※所属・肩書および内容は取材当時のものです
SNS運用代行「バズハック」の現場で、企画立案から出演まで幅広く活躍するkoitan。上野社長との出会いから、医学部を離れる決断、日々の企画づくりまで、率直に語ってもらった。
目次
高校生の頃お世話になった先生が、経営者になっていた!
※写真は上野社長。上野社長のインタビュー記事はこちら
——上野社長との出会いについて教えていただけますか?
koitan:出会いは高校生の時なんです。上野がフェリス女学院で先生をしていたとき、私は生徒でした。高校卒業後は医学部に進学したんですけど、大学生活の途中でインターネット活動をしていた縁で令和の虎に出演することになって、放送を見た本人から連絡が来たのがきっかけです。
——最初のコンタクトはどんな形だったんですか?
koitan:TwitterのDMですね(笑)当時ちょうど留年していて時間があったので、横浜のオフィスに顔を出すことになりました。そこで秘書の愛ちゃん(鈴木愛)と上野と3人でご飯に連れて行ってもらって、気づいたら翌日から働いていたという感じです。
——1回の食事だけで入社を決めたわけではないんですよね。
koitan:そうですね。医学部を辞める決断をしたのは秋冬くらいで、そこまでには何度かやりとりがありました。ただ、最終的にこの道を選んだ一番の理由は、間違いなく上野の存在です。
——令和の虎への出演も、上野社長との縁につながる大事なきっかけだったんですね。
koitan:そうですね。「ピンクのトゥクトゥクで通学したい」というテーマの回で、今思うとかなりふざけた企画だったんですが(笑)
入社を後押ししたものは?
——医学部を辞めるという決断は、ご自身やご家族にとっても簡単なことではなかったと思います。
koitan:もう未確認生物みたいな扱いを受けましたね(笑)両親は医者と看護師で、医療系以外の職業がほぼ考えられない家庭だったので。しかも大手ではないベンチャー企業に入ると聞いて、理解が追いつかなかったんだと思います。否定もできない、みたいな空気でした。
——それでも進む決断をされたんですね。
koitan:私の中では、もうこれは運命だと思ってしまって。だから直観に従って、そう親に伝えました。ただ、医学部まで進学させてもらって教育にお金もかけてもらっていたので、さすがに申し訳ない気持ちもあって。上野に、父と話す機会を設けてもらいました。
——その場で、上野社長はどんな話をされていたんですか?
koitan:父を安心させるように、会社の長期的なビジョンや入社後の働き方について、具体的なビジョンを持って説明してくれました。それだけでなく、私が会社にとって必要な存在だということを、私の能力込みでプレゼンしてくれたんです。親からすると、私がずっと留年しているのを見てきていたので、この子は大丈夫なのかと不安だったと思います。それでも、知らなかった私の一面を伝えてもらえたことが一番納得につながったと感じています。
一日の過ごし方
——koitan様の平均的な一日のスケジュールを教えてください。
koitan:9時半に出社して、まず朝礼に参加します。そのあと会社の事業についてみんなで話す時間があります。連絡確認のあとは午前も午後も基本的に企画書作成業務を中心に行います。クライアントごとに月1回の撮影があるので、その企画を考えるのがメインの仕事ですね。合間にカメラマンとの打ち合わせや、新しく入った社員さんの研修が入ることもあります。
——遠方への出張撮影もあると伺いました。
koitan:月に数回、日帰りで遠くまで行くこともあります。長崎まで始発で行って撮影して、夜遅くに帰ってくるような日もありますね。
——業務の中で、特に気分が乗る仕事はありますか?
koitan:好き嫌いで考えることがあまりなくて「どの業務も程よく好き」なくらいの感覚で仕事ができています。
仕事への向き合い方
——企画づくりで大切にしていることを教えてください。
koitan:それぞれのクライアントさんにしかない強みを引き出すことを大切にしています。一般的なSNS運用だと、どうしても他社と似通ってしまう部分が出てくるので、この人の唯一無二の要素は何なんだろうと考えるところから始めます。もう一つ意識しているのが、少し斜に構えた視点を持つこと。ショート動画のコメント欄って、純粋に楽しいという気持ちだけじゃなくて、少しつっこみたくなるようなコメントのほうが伸びたりするので、これが世に出たらどう見えるかを一歩引いて考えるようにしています。
——成果報酬型の運用で、プレッシャーを感じることもあるのではないですか?
koitan:もちろんプレッシャーは感じますが、良い企画で良い撮影ができていれば、絶対に伸びると思っているので、割と楽観的に捉えています。
——いいものが作れていると感じるのはどんな時ですか?
koitan:シンプルに「面白ければ伸びる」というのがあります。日々の中でSNSの見方も工夫しながら取り入れていくと、良い企画につながっていく感覚がありますね。 この感覚を磨き続けるために、日々のリサーチを入念に行っています。
——日々のリサーチはどのようにされているんですか?
koitan:もともと流行りものが好きなので、日常の中で自然と取り入れている部分が大きいですね。ただ、自分のおすすめに出てくるものだけだと偏ってしまうので、あえて普段興味のないものを保存してみたりして、アルゴリズムの幅を広げるようにしています。個人的に一番よく見るのはXですね。社内でも「昨日のポスト見た?」という会話がよく飛び交います。
——SNS運用の求人では「動画の要素を言語化する」という表現が特徴的でしたが、これはどのような意味なのですか?
koitan:動画の修正点について「なんとなくダサい、見づらい」という抽象的な感覚で終わらせずに、テロップの大きさや色、位置、動画の間など、構成されている要素をどう調整するべきか具体的に言葉にするという意味です。みんなで分担しているからこそ、足りないものをはっきりと言語化することが納品物のクオリティを高く保つことにつながります。
——このスキルはどのように身につけられたんですか?
koitan:会社にいる期間の中で、周りのディレクションを見ながら自然とボキャブラリーがついていった感覚があります。しっかりした研修があるタイプの会社ではないので、日頃見ている動画などからいい要素を分析して、自分の中で言語化できるように、見て学ぶ力がとても大事だと感じています。
どんな人が向いていますか?
——どんな人がこのポジションに向いていると思いますか?
koitan:端的に申し上げると「賢い人」ですね。一を言って十伝わる、くらいのスピード感があるとより良いと思います。あとは意外と、演劇部にいたような人が向いていると思っていて。撮影ではカメラマンが来て台本のセリフを読んでもらうこともあるので、恥ずかしがらずに演じられる瞬発力があると、とてもいいと思います。
——御社の中で活躍していくための頑張り方に、正解はあると思いますか?
koitan:正解はないと思います。それぞれ求められることと、自分のキャパシティに合わせて働くのが一番いいと思います。ただ、ある程度のやる気は絶対に必要です。それは朝から晩まで働き続けるような根性が必要ということではありません。上野がよく言う「素直に吸収する」というやる気や、一瞬「無理だ」と思うことでも挑戦するチャレンジ精神のことを指します。そういう意味でのやる気は、ある程度必要だと思いますね。
社風について
——御社が大事にしている「識学*」の考え方を知った時、どう感じましたか?
*識学(しきがく)とは、組織の成果を最大化させるために、人間の意識構造をロジック化する、株式会社識学が発案した独自のマネジメント理論のこと
koitan:すっと入ってきました。個人的には好きだなというか、みんなこれで動けたらいいなと思ったのを覚えています。最初から理解できていたわけではありませんが、社会がこうやって回っているんだ、その中で働かせてもらっているんだ、という仕組みの部分が理解できるようになってきました。目線が少し遠く、高くなった感覚があります。
——好き嫌いで物事を考えないと伺いましたが、あまりモチベーションには左右されないタイプなんですか?
koitan:いいえ、大学時代はモチベーションがない状態がずっと続いていました。逆にモチベーションを軸にすると興味が散らばってしまって、全部が中途半端になった経験があるんです。だからこそ、モチベーションを考えずに8時間、週5日SNSに向き合うと決めてから、ここ1年でだいぶ変わりました。
——ここまでポジティブな面をお伺いしてきましたが、逆に大変だと感じる瞬間はありますか?
koitan:クライアントさんとのコミュニケーションが一番大変だと感じますね。SNSに馴染みの薄い方だと、こちらが当たり前だと思っている感覚がなかなか伝わらないことがあります。日々当たり前のように使っているものだからこそ、その価値を言葉で説明するのは、今も難しいと感じることがあります。
これから仲間になる人へ
——会社の中で楽しいと感じる瞬間や面白いなと感じる場面はありますか?
koitan:日々の会話が楽しいというのが大きいです。仲のいい友人を会社に誘ったこともあって、気の合う人たちと働けている実感があります。
——最後に、これから入社を考えている方へメッセージをお願いします。
koitan:頑張り屋さんの人ほどがむしゃらに働いて心身を崩してしまう、という話をよく聞きます。うちはある程度のやる気は大事にしつつ、それぞれのキャパシティに合わせて無理なく続けられることを大切にしています。一緒に成長していきましょう!