こんにちは!株式会社いきがいの雨宮です!
先日、山梨県笛吹市の自社農園で葡萄の剪定作業を行いました!
今回はその様子と、3月から本格始動する山梨での新たな取り組みについてお伝えします!
なぜ「農業」なのか?
母方の実家は葡萄農家であり、子どもの頃の夏休みは祖父の畑を手伝うのが毎年の恒例行事だった。
「この一房にどれだけの手間がかかっているか、わかるか?」
祖父のその言葉を、東京で働きながら何度も思い返した。
AIやテクノロジーが急速に進化する時代。だからこそ、自分の手で何かを育て、誰かに届ける「農業」という仕事に、改めて大きな価値を感じるようになった。
そして決めた。山梨に帰ろう。葡萄を育てよう。そして、若者が「いきがい」を見つける場を、この地に作ろう。
ブドウの剪定作業に挑戦
冬の農園で行ったのは、葡萄の剪定作業。一見シンプルに見えるが、その年の収穫量と品質を左右する最重要工程の1つだ。
基本は、太くて充実した枝を選び、2〜3芽を残して切ること。古い枝や細い枝は思い切って切り落とし、樹全体に日光と栄養が行き渡るよう整える。
実際にやってみると、どの枝を残すべきか、1つ1つの判断に迷う。想像以上に時間がかかった。
しかし、経験豊富な農家さんの指導のもと、樹の状態を見極めながら作業を進めることができた。
農業は「自然との対話」だ。データや理論だけでなく、実際に土に触れ、枝を手に取り、樹の声を聴くことで初めて理解できることがたくさんある。
ドローンで農業をアップデート
今回の視察では、プロカメラマンにドローン空撮を依頼した。
私たちは伝統農業の継承だけでなく、最新技術を活用した「スマート農業」も視野に入れている。ドローンは、生育状況確認、農薬散布の効率化、鳥獣害対策など、様々な場面で活用可能だ。
笛吹市の美しい葡萄畑を上空から見て、この土地のポテンシャルの大きさを改めて実感した。
伝統的な農業技術と最先端のテクノロジーを掛け合わせ、持続可能で魅力的な農業の形を創造していきたい。
3月1日、甲府市にオフィスを開設 ー Soieとの出会い
3月1日から、山梨県甲府市の「Soie」にオフィスを構えることが決定した。
最初は「学生向け賃貸物件」という認識だった。しかし、実際に訪問すると驚くべき世界が広がっていた。
夕食提供、大浴場、トレーニングルーム。そして何より、学生たちが自ら葡萄を育てる「September lab」の存在。さらに、学生と社会人が自然に交流できる仕組みが根付いていた。
単なる住居ではなく、異なる世代や立場の人たちが出会い、刺激を与え合い、共に成長していく「コミュニティ」。
「ここは、ただの住まいじゃない。学生が成長する"場"なんだ」
代表の方とお話しして、その想いの深さに圧倒された。昭和21年、蚕種製造から始まったこの会社は、時代が変わっても一貫して「若者の成長」を支え続けてきた。
私たちいきがいが目指すものと、完全に重なった。
「農業×若者育成」への確信
東京でインターン生を見てきて、気づいたことがある。
彼らは優秀だ。PCを使いこなし、情報を集め、プレゼンも上手い。でも、何かが足りない。
それは「自分の手で何かを生み出す体験」だった。
農業には、PCもAIも通用しない瞬間がある。天候は変わる。虫は予測不能に現れる。樹は、人間の都合なんて聞いてくれない。
そんな「コントロールできない自然」と向き合い、試行錯誤する。その中で、若者は「自分で考え、決断し、行動する力」を取り戻していく。
これこそが、いきがいの農業プログラムが目指すものだ。
山梨で展開する2つの事業
Soieを拠点に、以下の事業を展開していく。
1. 葡萄栽培と農業体験プログラム
笛吹市の農園を舞台に、学生インターン向けの実践的な農業プログラムを提供する。剪定、栽培管理、収穫まで一貫して学べる。
2. 地域と連携したいきがい教育
山梨を舞台に、都市部の若者が自然と向き合い、地域の人々と交流しながら、自分のいきがいを見つける機会を創出する。
「いきがい」は、実践の中から生まれる
正直に言うと、まだ何もかもが手探りだ。
剪定作業も、初めて握る剪定鋏に戸惑った。学生プログラムも、どんな形になるか、やってみないとわからない。
でも、それでいい。
完璧なプログラムを用意して「さあ、来てください」ではなく、一緒に試行錯誤し、一緒に失敗し、一緒に成長していく。そんな場を作りたい。
もしあなたが、
「農業に興味がある」
「地方で何かやってみたい」
「自分のいきがいを見つけたい」
と思っているなら、ぜひ私たち株式会社いきがいの仲間になってほしい。
一緒に、葡萄を育てよう。一緒に、新しい農業の形を創ろう。
3月から、山梨で新たな挑戦が始まります!