日本のポップカルチャーはかつてないほどの熱を帯びて世界へ広がっています。その中心にあるのが「トレーディングカードゲーム(TCG)」市場です。
私たち株式会社BABY STEPSが運営するポケモンカード専門店「MERO」は、単なる小売店ではありません。ここは、世界中のファンが「熱狂」を共有する場所。
今回は、代表の宮内 斗輝(みやうち とき)にインタビュー。 なぜ、今あえて「リアル店舗」なのか。そして、彼がこの場所で描く未来とは。その原点には、一人の少年の純粋な「ワクワク」と、冷静なビジネスパーソンの視点が共存していました。
「当たり」を引く震えるような喜び
宮内とポケモンとの出会いは、多くの少年たちと同じようにアニメやゲームから始まりました。しかし、彼の熱量は少し違いました。
「昔からコレクター気質だったんです。ポケモンだけでなく、仮面ライダーや妖怪ウォッチのメダル、ムシキング……。とにかく集めることに夢中でした」
学生時代はスポーツに打ち込み、一度はカードから離れた宮内。しかし、社会に出た彼を再びこの世界に引き戻したのは、ある原体験でした。
「ふと再開した時に、抽選で『当たり』のカードを引いたんです。その時の興奮というか、脳が震えるような感覚。あれで完全に再熱しましたね」
大人になって味わった、理屈抜きの感動。 「この震えるようなワクワクを、もっと多くの人に届けたい」 それが、彼のビジネスの根底にある変わらぬ想いです。
起業の裏側:コレクターだから見えた「勝機」
しかし、「好き」だけでビジネスは成立しません。宮内がショップ経営に乗り出した背景には、コレクターであり、プレイヤーである彼だからこそ気づけた市場の歪みがありました。
当時、個人でカードの売買(せどり)を行っていた宮内は、ある日、カードショップで衝撃的な光景を目の当たりにします。
「他のお客さんが、僕ならもっと高く評価するはずのレアカードを、相場より安い値段で店に売っていたんです。それを見て直感的に思いました。『その値段なら、俺が買いたい』って(笑)」
「欲しいカードを、適正な価格で手に入れたい」 「価値がわかる人同士が、納得して取引できる場を作りたい」
一見すると「自分が安く買いたいだけ」というコレクターの純粋な欲求。しかし、それは裏を返せば「お客様にとっても、より良い買取体験を提供できる」という確信でもありました。 こうして、彼の個人的な熱意は、ビジネスという形を得て動き出します。
なぜ、デジタル全盛の時代に「リアル店舗」なのか
現在、カード取引の多くはEC(ネット通販)やフリマアプリで行われています。しかし、宮内は頑なに「リアル店舗」にこだわります。その理由は2つあります。
一つは、ビジネスとしての合理性。 お客様から直接カードを買い取るには、信頼できる「場所」が必要です。ECだけでは実現できない、質の高い在庫を確保するための戦略的拠点としての店舗。
そしてもう一つは、「感情」の共有です。
「コロナ禍以降、画面一つで全てが完結する世の中になりました。便利ですけど、熱量までは伝わりきらない。 好きなものについて語り合ったり、開封した瞬間の喜びを分かち合ったり。『空間』があるからこそ生まれる熱狂を、僕は大切にしたいんです」
渋谷という一等地を選んだのも、ここが文化の発信地であり、最も人が交わる場所だからに他なりません。
ここは「店番」をする場所じゃない
現在、BABY STEPSは創業期から拡大期へとフェーズを移しています。 宮内は、これから新しくジョインするメンバーに、単なる「店舗スタッフ」としての役割以上のものを求めています。
「正直、ただレジを打つだけならウチじゃなくてもいい。求めているのは、『もっとこうしたら面白い』を考えられる人です」
急成長するベンチャーだからこそ、アルバイト・社員の垣根を超えて、店舗経営の根幹に関わることができます。新しい店舗を任されれば、それは実質的に「一国一城の主」として経営を疑似体験することと同義です。
終わりに
「挑戦する気持ちがある人には、最高の環境だと思います。お客様に『ときめき』を提供するために、自分たちも楽しみながら、高みを目指していける。そんな仲間と一緒に、世界へ挑戦したいですね」
私たちは、これからジョインする皆様とともに事業を拡大していきます。限りなく多くの裁量のあるこの環境で、店舗を運営する経営幹部・企画としてともにトレカを世の中に広げていきませんか?
MEROはまだ、始まったばかりです。 渋谷から世界へ。この熱狂の渦の中心で、あなたも新しいキャリアの1ページを開いてみませんか?
「好き」を仕事にする覚悟があるあなたを、私たちはお待ちしています。