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【第2回代表インタビュー】感染症流行でH.Eエナジーはどう変わった?昨年から挑戦していることと今後のビジョン

太陽光発電事業をメインとしているH.Eエナジー。

太陽光パネルを建てるために、土地を探したり、地主さんと交渉したりと、施工から運用まですべてを行います。

北海道には、手付かずの土地や遊休地がまだまだあります。その土地を有効活用できる「太陽光発電」は、北海道で行なう事業として、まさにピッタリ。

今後、世界中からさらに注目されるであろう「再生可能エネルギー」。

それを扱うH.Eエナジーは、2020年から流行している感染症で、事業にどんな影響があったのか。

また、昨年2021年からチャレンジしていることもふまえて、今後のビジョンなどもお聞きしました!

▼代表プロフィール


瀬尾 浩史

北海道出身。高校卒業後、沖縄へ移住したのちUターン。東日本大震災の際に再生エネルギーの重要性を実感し、「太陽光発電」を取り扱う会社へ入社。

2014年に独立し「株式会社ヒロエナジー」を設立。

そのほか現在はグループ会社5社の代表も兼務し、「株式会社H.Eグループ」の設立。ヒロエナジーも社名を新たに「株式会社H.Eエナジー」に。

感染症が流行してから変化したことはありますか?


感染症が流行したからとはいえ、売り上げが落ち込むことはなく、良い意味で変化は感じられませんでした。考えられる要因としては、当社が扱っている商材が、”投資商品だから”というのがあると思います。

当社のメイン事業は、太陽光発電事業です。太陽光投資には、FIT制度(固定価格買取制度)があります。(*1)この制度があることで、需要に影響されない売電価格で、電力会社に電気を買い取ってもらえます。

つまり、太陽光発電への投資は、国の制度によって安定している投資先とも言えるわけです。感染症が流行した際、FIT価格の改定はされなかったため、安定性を維持できました。

FIT期間が満了後は、設備の買取対象候補として挙げられるため、投資家にとってメリットはさらに大きくなるのです。

また、日本政府は、2020年からカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするということを目標としています。達成するためには、再生可能エネルギーの力が必要です。

国がカーボンニュートラルを目指すことで、当社の事業が逆風だったのが追い風に変わったと思っています。

(*1)FIT制度(固定価格買取制度):国から認定を受けたシステムが20年間・固定価格で発電した電気を販売することを認める制度

環境問題に興味を持ったきっかけや思いを教えてください!

2011年3月11日に発生した、東日本大震災がきっかけです。震災後は、計画停電が行われたこともあり、自家発電設備として太陽光発電が注目されました。

そのため、たくさんの大手企業が太陽光発電に注目し、参入していくのを目の当たりにしたんです。

そこで当社も、「エネルギー資源を採取することが難しい日本でも、太陽の光ならエネルギーに変えられるのでは」という気づきから、太陽光発電事業を始めました。

北海道にはまだまだ手付かずの土地や遊休地があります。だからこそ、広大な土地がある北海道で行なう事業にはピッタリでした。

日本人は環境問題に興味がない方が多い印象だと以前伺っていましたが、興味を持たせるために意識していることはありますか?


環境問題に興味を持つのは難しいことですよね。

正直、他の人と比べて、私も環境問題への興味が薄いと思われるのかもしれませんし...

ただ、環境問題の解決のために、できることがあれば、”やらないよりやったほうがいいこと”なのは間違いありません。

だからこそ、再生可能エネルギーを導入することによって、経済的にもメリットがあることをしっかりとお伝えできるような営業を心がけています。

今年チャレンジしたいことや昨年にチャレンジしたことで印象に残っているものを教えてください!


昨年から、私たちが所有している鵡川町の農地で、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)の実証実験を行なっています。

昨年末には、大手企業から問い合わせを受け、一緒に施工から運用をしています。

記事として公表できないところが多いため、一部分しかお伝えできませんが、2022年も引き続き、ソーラーシェアリングの実証実験に力を入れていきます!

設立当初の会社の様子と今の会社の様子を教えてください!

当初、太陽光事業はマイナスなイメージを持たれていました。なぜなら、訪問販売などで買ってくれるまで話を続け、無理矢理販売してくる業者も多かったからです。

「太陽光は、うさんくさい」と思っている方も多かったのではないでしょうか。

実際に、私たちも太陽光事業の営業を始めた時は、けむたがる方も多く、思うように進みませんでした。しかし、大手商社との取引を拡大していき、徐々にお客様からの信頼を獲得できるようになりました。

今では、大手企業からの問い合わせが増え、上述したようにソーラーシェアリングの施工や運用など北海道と絡めた事業を行えています。

今後、御社はどのような組織を目指していきたいと思っていますか?


会社であるからには、利益を出すことを前提に、北海道の経済を活性化させたいと考えています。これは以前から変わらないビジョンです。

再生可能エネルギーを扱っている当社の事業が拡大することで、北海道のみならず日本が大きくなると思っています。

北海道には遊休地(何にも活用されていない土地)がまだまだあり、それは、収入面などさまざまな理由から離農する方が多いからです。

しかし、農地に支柱を立ててソーラーパネルを設置することで、農家さんの離農は少なくなるのではと考え、佐呂間町で「農業×太陽光」の新規参入をしました。

今後はさらに「農業×太陽光事業」の二重収益モデルを作ることに力を入れ、農業の大きな課題となる「人手不足」や「安定収入」を解決していきたいと思います。

最後に、どんな方と働きたいと思っているか教えてください!

当社はベンチャー企業のひとつです。太陽光発電事業だけではなく、農業と太陽光を掛け合わせた事業をしたり、福祉事業をしたりとさまざまなチャレンジをしています。そのため、先日決めた方向性から転換し、急に変化することだってあります。

だからこそ、チャレンジ精神が旺盛な人や向上心が強い人、臨機応変に変化に対応できる人と一緒に働きたいと思っています。

ルーティンのように、決まっていることを毎日淡々とやりたいという方は、あまりマッチしないと思いますが、「こんなことがしたい」「H.Eエナジーで成長したい」という思いがある方は、ぜひ一度話を聞きに来ませんか?

北海道で働きたい!仕事を通じて社会貢献がしたい!ベンチャー企業で働いてみたい!という気持ちを持っている方も、ぜひ来てほしいと思っています。

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