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時代に合わせて進化をつづける、販促イノベーションカンパニー・SPinno。
オリジナルの「店頭販促物」のメーカーとして創業してから25年以上、現在では消費者として誰もが知る商品やお店の店頭販促に携わらせていただいています。
もっともっとお客様の役に立ちたい!の気持ちから、販促業界に特化した業務システムの企画・提供、デジタル販促なども手がけ、気づけば“販促×Tech”な会社へと成長しています。
今回は、そんな当社で、顧客企業の販促物制作をパートナー選定から発注、納品までのスケジュール管理まで対応する販促物制作のスペシャリスト、「セールスオペレーションチーム」の3名(中村さん、森山さん、片岡さん)にインタビュー。
これまでは「受注してからが仕事」だった中、初めて自分たちでプロジェクトを立ち上げ、売上目標を持ち、お客さまに会い、商品開発にも挑戦。
「やったことないけど、やってみた!」そんなチームの奮闘ストーリーをお届けします。
はじまりは「え、私たちが売上目標を持つの!?」から。社内プロジェクト発足の裏側
―中村さん・森山さん・片岡さんは現在、社内で発足したSPC(Sales Promotion Commerce、以下「SPC」)プロジェクトを進めてくださっていますよね。プロジェクト内容と、発足した経緯を教えてください。
中村:以前から当社では、リピーターさんや営業を介さず先方から興味を持ってくださったインバウンドの問い合わせなどの売上を「SPC」と呼んで、売上管理していたんです。
お客様から問い合わせや販促物制作の依頼を受け、受注管理や仕入先への発注、納品確認などを行うのが私たちセールスオペレーションチームの仕事でした。
2023年くらいに、会社から「セールスオペレーション部門も、売上目標を持ってほしい」という話があり、チーム内で「何をしたら、一番成果が出せるかな」と考え、このSPCの領域を伸ばそうと決め、プロジェクト化しました。
―率直に、当時はどう思われましたか?
中村:正直、えっ!?って思いました(笑)。「数字を追いかける=営業さんの仕事」と思ってしまっていましたから。
何から始めていいかわからなかったので「とりあえず、みんなで意見を出し合おうよ」と、セールスオペレーションのチーム内で話し合いました。
「まずは競合他社の価格を調べてみようか」「電話だけのやりとりだったお客様に、ご挨拶に行ってみない?」「ECサイトの改善もありかも」など、いろんな案が出ました。
私たち、チームの仲はすごーく良いので、何を言っても間違いじゃないし、みんながリアクションしてくれるという信頼感はあって、楽しんで話し合いはできました。
森山:案が出てから、お客様にはすぐに会いに行きましたよね。
「直接、商品のご説明させてください!」って言ってみると、意外とお客様も「話聞きたいと思ってました」って応じてくださることが多くて。
中村:そうですね!しかも、直接お会いすることで、「似ている商品でもっとこういう仕様、価格のものが欲しいんだけど」とか、それまで聞けなかったお声もたくさんいただけて、すごくヒントになりました。
実際に、過去に採用ブースの装飾でご注文をくださったお客様に会いに行ったところ、「従来の紐でつるすタペストリーだと、採用ブースでは壁が覆いきれなくて、見栄えが悪いんだよね」というお声をいただいて、パーテーションの上部に固定し、壁一面を覆えるタイプのタペストリーを新商品として提供することにしました。
<お客様の声をきっかけにバリエーションを増やしたタペストリー>
未経験ながらもECサイト改善、新メニュー開発に着手
―SPCプロジェクトで、他にも印象的な取り組みはありますか?
片岡:ECサイトの改善は特にこれまでの業務では経験がなかったので、日々勉強の気持ちで取り組んでいます。
当社ではすぐに使える完成品の販促物を扱う「テニトラス」というECサイトを運営しているのですが、これまであまり積極的には運用ができてなくて。
それで「プロジェクトを機に、私たちでやってみよう!」と着手しました。
―ECサイト改善で、特に大変だったのは?
片岡:「デザイン制作」をEC上でメニューとして売り出したことですね。これまでECサイトでは商品を選んでお客様にデザインデータを入稿してもらう形でした。
でも本来、当社にはデザイナーのチームもちゃんといて、イメージを伝えてもらえればデザイン制作からお受けできるんですよ。それを、EC上で表現したいなと思って。
デザイナーさんと一緒に「こういう簡易なデザインならいくら」「ここまでやるといくら」と料金を決めて、それがお客様に伝わるようにページを作っていきました。
どんなデザインがいいか、大まかなイメージを伝えてもらうヒアリングシートは森山さんに作ってもらいました。
<ヒアリングシートの一部>
森山:ヒアリングシートも作りましたが、それ以外にも、注文から納品までのフローをECサイトで提供する仕組みづくりが、本当に大変でした。
中でも、デザイン制作という“形のないサービス"のキャンセルポリシー策定は大変でしたね。
中村:
本当にそうだったよね。これまでは完成された販促物を販売していたので、キャンセルルールも比較的明確だったんですが、今回はまだ形になっていないデザイン段階でのやりとりになるので、「どこまでがキャンセル可能か」といった線引きが難しくて…。
法務部門や請求管理チームと何度も打ち合わせをして、いろんなケースを想定してフローを1つひとつ作り上げていきました。
森山:そうでしたね。法務部門や請求管理部門ともMTGを重ねて・・。
「デザインまでは作ったけど、販促物の注文はやめます」って言われたらどうする?とか、前入金の場合はこういう風に返金処理しよう、クレジットだったらこうしよう、請求書なら・・・と、ホワイトボードにフローチャートを書き出して、みんなで脳内を整理しました。
中村:本当に、くじけそうだったけど、他の部門の皆さんにも助けてもらいながら実現できましたよね。
森山:苦労したかいあって、デザイン制作を注文されたお客様から「他社だと細かなデザインのイメージが必要な中、ヒアリングシートからイメージ通りのものを作ってもらえて助かった」というお声をいただけた時は、とてもうれしかったです!
「やったことない」が「やってみよう」に。プロジェクトを通して“攻め”の姿勢へ変化
―プロジェクトをやってみて、良かったなと思うことは?
森山:まず、予算をちゃんと達成できていること。
自分たちでやることを考え、スケジュールを決めて、ちゃんと実行して、それが予算達成になっていること、自分のチームが誇らしい!という気持ちです。
片岡:私は、新しいことにチャレンジできていること。ECサイトを触る機会なんてなかったけど、まずはやってみて、自分にとっても新しいスキルが身に着いていっているのがうれしいです。
中村:私は、今までは受け身の姿勢で仕事に臨んでいたのが、プロジェクトを通して「自分から取りに行くんだ」っていう意識になったことですかね。
これまでは問い合わせや見積依頼が来て、ご連絡して返事がなければ、「まぁいいか」と思っていたけど、「その後どうですか?サンプルお見せしましょうか?」とこちらからできるアクションを取ろうという発想になりました。
そうした行動が、時に大型案件や、あまり経験のない領域の案件獲得につながったりすると、やった!って思います。
―本当に皆さん、実行力・成長意欲共に素晴らしいですね。今後セールスオペレーションチームに加わってくれるメンバーは、どんな方がいいと思われますか?
中村:今、すごくチームワークがいいので、黙々と事務作業をこなす部分も必要なんだけど、やっぱり協調性を持ってみんなで楽しく仕事に取り組もう、というタイプの方がいいです。
スキルは、入社後にもつけられるし、私たちがサポートします。
まずは前向きに仕事を頑張ろうと思っている方、お客様に寄り添ったコミュニケーションを取れる方、人と話すのが好きな方、でしょうか。
森山:いろんなことを楽しめる人がいいですよね。コツコツ仕事も、コミュニケーションを取る仕事もあるから、マルチタスクで飽きないし、興味がある人なら今回のプロジェクトのように新しいことにもチャレンジできるし・・そういうのが好きな方がいいと思います。
片岡:私はこの中で一番若手、かつアルバイトからの入社なんですが、先輩たちはすごく相談しやすくて、みんな話を聞いてくれるので、安心して入ってきてほしいです。
チームとして週の半分以上リモートなのもあり、1人で抱え込んでしまったり遠慮したりせず、胸を借りてほしいですね。
―皆さん、素敵なお話ありがとうございました!
仕事後に飲みに行ったり、土日もスポーツや競馬(!)観戦に行ったりと仲の良いチームです!
セールスオペレーションチームでは現在、共に働いてくれる仲間を募集しています!支え合いと成果を両立するチームで、経験を積んでみませんか?