【23新卒エンジニア対談】自社プロダクト開発|積極的に意見を出せる環境で成長を実感した1年 | Engineer
セールスコミュニケーションの現場にテクノロジーを導入してきた株式会社Scene Live。今回は、発信業務を担うアウトバウンドコールシステム「List Navigator.」のリプレイス開発に取...
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株式会社Scene Liveでは、エンジニア未経験であっても安心して開発に集中できる環境を整えています。入社後の研修や社内制度はもちろん、先輩社員によるフォローも充実。短期間での成長実感が味わえるようになっています。
この連載記事では、24卒新卒社員4名の成長ストーリーを追いかけます。新卒1年目として、それぞれがどのようにして成長を遂げたかを掘り下げていきます。
今回はエンジニアとして入社した高岸さんにインタビューしました。入社後研修と並行してすぐにプロジェクトに参加し、実践を重ねながら急成長を遂げています。具体的な研修内容や、成長を後押しする制度について詳しく聞きました。
高岸さん / ソフトウエア開発部 エンジニア
学生時代の授業でプログラミングと出会い、その面白さに惹かれてエンジニアを志望。新卒でソフトウェア開発企業に入社するも、経営不振によって転職。自社開発ができる環境と、社員の人柄の良さに惹かれて2024年8月に株式会社Scene Liveに入社。
学生時代は図書館司書資格が取得できる大学を選び、国文学科を専攻していました。意外と自由な時間が多かったので「やりたいことをどんどんやろう!」と思いながら過ごしていました。プログラミングを本格的に学んだのは大学3年の時です。コロナ禍でオンライン授業が増えたことで、自然とITに興味を持つようになったんです。また、図書館でも「検索システム」が導入されているので、その仕組みを理解するためにも学ぶ必要がありました。
動画や書籍などを通じて自分なりに学ぶうちに「せっかく身につけたプログラミングを仕事に活かしたい」と思うようになり、IT業界を目指すことにしました。SaaSで自社開発をしている企業を中心に選び、一社目のソフトウェア開発企業へ入社しました。しかし、会社の経営状況が悪化し、転職活動を余儀なくされてしまいました。なので、Scene Liveには二社目として入社しています。
大きな決め手は、面接時の雰囲気でした。とにかく面接官がいきいきしていると感じたんです。今までに選考を受けた企業とは、まったく違う印象でした。もちろん自社開発ができる環境やプロダクトも魅力的でしたが、最終的には社員の皆さんの人柄に惹かれて入社を決めました。
入社後最初の1週間は「社内研修」があり、社内ルールについて教わりました。同時に、開発の実務にも取り組んでいました。
社内研修後から2ヶ月間は「外部研修」にも参加しました。オンラインでの研修で、コミュニケーションの取り方、ビジネスマナーなどを学ぶ、週10時間ほどのプログラムでした。業務と研修を両立させる必要があったので、時間管理には特に気をつけていました。
今は新生「lisnavi」の開発に携わっています。主にデータをCSV形式で出力する機能を開発していて、最初は簡単な表示名変更などの作業からスタートしました。
入社後1週間でのチーム配属で、開発で使用している技術や考え方に触れた際に、改めて実務で求められるスキルの高さを実感しました。予想以上に高いレベルが求められていると感じたことを、今でもよく覚えています。
今でも変わりませんが、先輩社員の存在自体が本当に心強かったです。普段から声をかけ合い、サポートしてくれる職場環境で過ごせたからこそ、安心して成長できたと思っています。
例えば、チャットで話しかけて励ましてくれるだけでなく、さまざまな仕事を積極的に任せてもらえます。複雑な開発に関しては先輩とペアとなって取り組むことができ、どのような流れで進めていけば良いかを一緒に確認しながら進めていける環境です。その後、同じような開発内容が発生した場合は、自分一人でトライさせてもらうなど、私自身の成長を考えてくださっていると感じることもあります。
▼ペアで開発を進めた先輩のインタビューはこちら
他にも、自分が書いたコードを他のエンジニアにも共有し、不明点について質問できる「コードレビュー」も非常に役立っています。1〜2日に1件のペースでフィードバックを依頼し、教えてもらった箇所を修正していくという過程が、とても勉強になります。
また、働き方についてですが、フレックスタイム制度がありとても助かっています。開発の仕事をしていると、かなり頭を使うので睡眠不足は大敵で…。ですので、出社時間が調整できることで十分にリフレッシュができて、その結果、良いパフォーマンスが発揮できるようになっていると思います。
実務を通して少しでもスキルを伸ばすことを常に意識しています。分からないプログラミング言語や技術については、まず自分で調べ、それでも解決しない場合には先輩に質問して、その都度修正する、その繰り返しと積み重ねが結果として、短期間での成長につながっていると感じます。
他にも、リモートはなるべく使わず、出社するように心がけています。特に入社後すぐは先輩に顔を覚えてもらいたかったですし、質問やコミュニケーションが取りやすいこともあって出社をしていました。ランチタイムに雑談をしてすぐに仲良くなれたのは、良かったなと思います。
自分の技量をチームの皆さんがしっかり把握してくれているおかげで、安心してプロジェクトに取り組めています。「ここまではできるから、このタスクをお願いしよう」という形で適切に業務を割り振っていただけるため、自分のペースで進めやすい環境です。少し難しそうなタスクに挑戦する場合は、先輩が必ずサポートに入ってくれているのでとても心強くて。さらに、別のチームメンバーも「仕事はどう?」とフランクに声をかけてくれるので、その和気あいあいとした雰囲気が働きやすさにつながっています。
開発は3チームに分かれて新生「lisnavi」の機能開発を手がけており、部署全体が一つのチームとして取り組んでいます。チームの垣根もなく、意見も活発に飛び交い、チームワークは非常に良いです。
言語はPHP、ライブラリはReact、フレームワークはLaravelを使っていますが、学生時代はいずれも触れたことがない開発環境でした。社会人になってから学ぶことが本当に多く、最近では自分で考えながらプログラミングが書けるようになってきて、楽しいです。
振り返ってみると、学生の頃は「他の人が読んでも分かるようなプログラミングをしよう」という意識が薄かったと思うんです。チームで開発をするようになって初めて、ようやく「他のメンバーへの配慮」も考えられるようになりました。そうした細かな部分まで丁寧に考えられるようになった点に、自身の成長を感じています。
成果という観点から振り返ると、初めて追加機能の開発をした時のことが印象深いです。入社した当初は開発に1週間かかった案件も、次に取り組む際には1日で対応できるようになったり。「過去の自分の頑張りがあるから、今の成長がある」と、思わず自分を褒めたくなります(笑)。実務で手を動かしながら理解を深め、成長スピードを加速させていく大切さも知りました。
開発において大切なのは「メンバー同士の信頼」だと日々実感しています。チームで進める以上、エラーやバグが起こる可能性を常に意識し、迅速かつ的確に対応することが、チームからの信頼を築くことにつながります。その信頼を得るためにも、まずは目の前の仕事に全力で取り組みます。
そして、新生「lisnavi」の開発もそろそろ終盤になります。リリース後に新たなプロジェクトに参加することになった際にも、フロントエンドもバックエンドも両方触りながら、どんなプロジェクトにもイチから携われるエンジニアになりたいです。
開発チームは明るい雰囲気で、冗談と笑いが絶えません。私自身も入社当初は不安でしたが、周りの先輩方が気にかけてくれたおかげで、安心して仕事に取り組めました。どんな方でも受け入れてくれる部署ですし、成長環境も充実しています。どんどん成長したい方、最新技術に触れたい方、自社開発したい方は楽しんで挑戦できる環境だと思います!