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スプラトゥーンで試みるコミュニケーションと文化構築

皆さん、スプラトゥーンはご存知ですか?著作権を考慮して画像は一切貼らないのですが、シクミヤでも非常に人気です。どれくらいスプラトゥーンが人気かというと、シクミヤへ転職した弊社エンジニアが転職記念にSwitchとスプラトゥーンを購入するほどです。

シクミヤでは卒業したインターン生もSlack上のOBOGルームで交流するカルチャーがあるのですが、そっと覗くとそこではスプラトゥーンのお誘いが…。

そしてSlackを検索すると、医師から飲酒を控えるよう指示があった弊社代表がお酒とスプラトゥーンを嗜もうとしていました。

(疲れているのでは…)

社内にはスプラトゥーンが何かもよく知らないメンバーもいるため、決してゲームは強制でもなく、ゲームの人気がシクミヤという組織でも確認が出来るというシンプルな話なのですが、結果的にゲームがより社員とインターンのバウンダリーを失くし、よりコミュニケーションが盛んになる文化の土台作りに貢献していると感じます。

以前、シクミヤの魅力を社内で議論していたところ、”下剋上”という言葉が出てきました。この下剋上という言葉が適切かはさておき、どうしても組織である以上雇用関係が存在するのは事実です。雇用主が直属の上司であれば、忖度をしたり、評価を気にして一挙手一投足を常に気にしてしまう状況が起きる可能性もあります。

ですが、ゲームの世界では雇用関係は存在せず、ゲームのスキルがモノを言います。決してゲームの世界で上司をフルボッコにするという話ではなく、それぞれが童心に帰る環境下では上下関係がないコミュニケーションが発生するという話です。いつもはフィードバックをする側がインターンや新しいメンバーからサポートされることもありますし、何ならゲームのルールを教えてもらうこともあります。雇用関係やポジションを無視してチーム編成をして競争することもあります。このような上下関係やポジションの違いが薄まることを先ほどの”下克上”という言葉が指しているのではないか、と認識しています。

真面目にスプラトゥーンをしているメンバー

現在、シクミヤは組織拡大に向けて走っている最中です。コロナ禍の中でより多種多様な働き方が導入されたこともあり、どういう組織でありたいか、どういう組織にしたいか、どのように採用を進め、より良い環境構築のために何を組織として行うべきかを全員が足並みを揃えながら考える必要があります。まだ組織が小さく、少数精鋭チームとも言える状態だと、明文化しなくともなんとなく分かりあえていたり、組織が小さいからという理由でおざなりになってしまっている課題もあります。しかし、それらが就業時間内や業務の過程できちんと議論のテーブルに置かれるかは、前述の通り雇用関係や上下関係、そして信頼関係含めた関係性にもよります。

業務外のカジュアルな交流、そして関係性などあまり意識しない環境下で過ごす時間は、普段言えなかったことがなんとなく言えたり、構築できなかった信頼関係が構築できる機会の追い風になります。あえて少しネガティブな表現をすると、昭和の時代に飲みにケーションと言われていたことをゲームを通じて行っているだけとも言えるかもしれませんが、シクミヤが組織として成長するために、必死に基盤を構築している狭間を見ているようで、とても感慨深いものがあります。

以前、久しぶりにリモートメンバーも集まり、換気で少しひんやりしたオフィスで桃太郎電鉄をしたのですが、社員数名は初めての桃太郎電鉄だったため、代表の山岡にキングボンビーをぶつけられ、気づけば何百キロも離れた九州に飛ばされたり、散々な目に逢いました(笑)ですが、例えどんな方法でも交流する機会を設け、信頼関係を強固にし、シクミヤという組織の土台を作ることに時間と意識を注ぐのがシクミヤの魅力でもあります。

現在は少数精鋭チームのような規模だからこそ、濃密な交流時間を設けることが比較的簡単です。ですが、これから組織が拡大するにつれて、それらは今ほど容易ではなくなります。だからこそ、今のうちに足並みをそろえて組織の方向性を考えて、理解を深めるのが重要です。この変革のフェーズに関わりたいという方がいらっしゃれば、是非一緒にシクミヤという組織を作り上げていきたいなと思います。

スプラトゥーンを切り口に、シクミヤの文化構築の話になったので、文章のトーンを整えるために最後に弊社代表のSlackコメントを貼って、本記事を締めようと思います。

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