株式会社ダイニーで働くメンバーにはどんな人がいる?ダイニーメンバーのこれまでの経験・どんな想いでダイニーで働いているのかを連載していく「ダイニー社員食堂」。今回はカスタマーサクセスの都野さんに、これまでの経験・ダイニーに対する想いをインタビューしました。
都野 匠|高校卒業時に調理師免許を取得。イタリアン、フレンチ、スペインバルなど5店舗を渡り歩き、料理長として店舗の立ち上げも担当した。その後リクルートで飲食店の集客支援やWEB広告会社を経て、2025年4月にダイニーへジョイン。現在はカスタマーサクセスとして飲食法人に対し、ダイニーの活用促進と経営支援に取り組んでいる。
暗闇の中で見つけた、働く上での原体験
進路のことは漠然と考えていたという都野さん。「何でもいいから手に職を」と考えて、調理師免許を取得した。その後、紆余曲折を経てやはり自分は料理がしたいと考えてから5つの店を渡り歩く。スペイン料理、イタリアン、フレンチなど。ジャンルにこだわりはなく、その時々に出会う人とのつながりを持ち、一緒に働かないかと誘われる。都野さん自身ももっと腕を磨きたいという向上心を持って働けていた。
料理人としてのキャリアで印象的な出来事がひとつある。それは3店舗目のオフィス街にあるイタリアンで働いていた頃、2週間に1回のペースでランチ帯のおすすめパスタを考える役割があった。自分なりに考えたメニューをオーナーやスーシェフたちに提供していたが、毎回NG評価で突き返されてしまっていた。しかしある日、これまでとは全く違う組み立て方をしようと考えた都野さんは材料選定から調理工程、提供まですべてをガラッと変えてみた。難しいことを考えず、ただ目の前のパスタに情熱を注ぐ。すると、レシピが細かく分解され、パスタに合わせる素材や調味料の相乗効果が見えた。これらの構成を、都野さんは今も分量と手順まで淀みなく語る。なぜこの分量なのか、なぜこの組み合わせなのか。それを言語化できていないことを、ずっと見抜かれていたのだという。結果は、初めての合格。腹落ちしていなければ誰にも認められない。都野さんの原体験はランチパスタのメニュー開発だった。
ようやく料理人として認められはじめたその数カ月後、都野さんは厨房を離れることになる。始発で家を出発し、仕込みのために終電で帰る日々。家で眠れるのは3時間、それでも料理ができることの喜びは感じていたと語る。そして訪れた、気力・体力の限界。自分のアイデンティティだと思っていた料理人という仕事に区切りをつけることになる。同じように夢を諦めた同業者を何十人も見てきた。調理の専門学校で同期だった約100人中、今も料理を続けているのは一桁程度だという。
理人時代の都野さん。この頃には料理にも自信が芽生え、やりがいを感じていたという。ダイニーの文化であるシフトインは、もちろん経験済みだ。
諦めきれなかった、飲食業界への想い
厨房を離れて次に選んだのは、飲食店を支援する側の仕事だった。株式会社リクルートで飲食店の集客媒体の営業を担当する。現場出身者として支援側に立ってまず感じたのは、迎え入れる側と門を叩く側との立場の違いだ。初めての飛び込み営業でお店のドアを開けたときは本当に怖かったという。厨房では毎日客を迎えていた人が、同じ飲食店の扉を今度は外から叩く側になっている。働くうちに、都野さんの飲食店への関心は提供していたサービス以外のことへ向かっていく。お店の売上をどこまで動かせているのか、その手応えをもっと確かめたい。もっと内側まで入り込みたいという思いが強くなったことで、本質的な飲食店支援とは何かを考えてしまい、結果的に退職した。
次に選んだのはウェブ広告会社。飲食への想いは持ち続けていたが、集客の手前で売れる仕組みを作るスキルを身につけたいと考えたからだ。ただ、前職から営業として過ごしてきた日々を振り返ったとき、ずっとモヤモヤを抱えていたことに気づく。何かが違う、商談に熱を込められない。一度ちゃんと考えないとダメだと立ち止まり、辿り着いた答えが、飲食業界の課題に向き合いたいというものだった。そうして都野さんはダイニーを知ることになる。
ダイニーのめざす世界観とプロダクトの提供価値に触れたとき、まさに探し求めていた仕事だと腹落ちした。厨房を出てから約9年、都野さんは納得感を持って向き合える仕事に出会えた。
現場経験者だからこそ、伝える使命がある
1年ほどセールスを担当した後、カスタマーサクセスに異動した都野さん。そのタイミングで、誰に頼まれたわけでもなく「つづの塾」と呼ばれる社内勉強会を立ち上げた。きっかけは自戒だったという。飲食店と関わるうえで前提として理解しておくべきことが抜け落ちたままお客さまと向き合うということは、ダイニーのカスタマーサクセスが掲げる顧客志向という言葉がひとり歩きしてしまう。加えて、当時のカスタマーサクセスチームには飲食経験者が少なかったこともあり、その意識を植え付けることから始めるべきだと考えた。全5回のカリキュラムは、飲食店の利益構造から始まり、一日の流れ、顧客の会議体、原価計算、分析手法へと進む。全体像から入り、心構えを共有し、基礎を固めてから応用に移る順序で組んだ。全員が納得し、腹落ちできる構成で惜しみなく経験を伝えることができたと胸を張る。
カスタマーサクセスにおいて飲食人だった経験は、お客さまとのコミュニケーションにも活用されている。席数とエリアと単価が分かれば売上の見当がつくため、オーナーが全てを語らずとも、課題特定ができ、解決策の提案まで一気通貫で提案できる。また、使用している食材の話題も事欠かない。「埼玉のあの農場の卵は安くて美味しいですよね」と言えば、「そうなんだよ、よく知ってるね!」と返ってくる。都野さんならではの強みが発揮される場面だ。
本質的な飲食業界への支援を探し求め、辿り着いたダイニー。カスタマーサクセスチームで都野さんが見つけたのは言葉だけではない顧客志向を本気で体現する組織のあるべき姿だ。
ダイニーの好きなところ
飲食や料理、お客さまへの愛を同じ温度感で語れる仲間が周りにいるところ。社内に業者扱いされるような空気がないのも、この環境のやりやすさにつながっている。
おすすめの加盟店
炭火焼 いわこう
お酒のバリエーションが豊富で、料理のクオリティが高く、それでいて価格帯が高すぎないなど、バランスの良さが際立つ店。特にポテトサラダは絶品で、「言葉を失うほど美味しい」とのこと。大宮駅近辺に向かった際にはぜひ立ち寄りたい候補のお店だ。
ダイニーは、さらなる成長を目指すためにダイニーの仲間になってくれる方を募集しています。
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