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[入社エントリ]新卒入社した6名がデザイン会社を選んだ理由とその後の話 vol.3 川岸亮平

2022年4月、新卒社員として6名のメンバーが入社しました。
就職活動時代や入社当初を振り返り、なぜ働く環境としてコンセントを選んだのか、入社から10ヶ月の間でどんな仕事をして、どんな学びを得たのか、一人ひとりに聞いてみました。
今回はStrategic Design groupの川岸亮平がお話しします。


/ 登場人物:株式会社コンセント|Strategic Design group デザイナー 川岸亮平
京都大学総合人間学部にて認知心理学を学ぶ過程で、ミラノ工科大学へ交換留学しプロダクトデザインを学ぶ。愛と情熱に溢れるイタリアとそのデザインに魅了されるあまり、ミラノ工科大学大学院にて Product Service System Design科を修了。コンセントへ入社し、機能と美しさを両立するしなやかなデザインを模索している。
  • まずは簡単に自己紹介をお願いします。

こんにちは、デザイナーの川岸亮平です。大学院まで含めた6年間の学生生活の半分を京都、残りの半分をイタリアのミラノで過ごし、東京へたどり着きました。学部生時代は、認知心理学を中心に「人間はどのように物事を捉えるのか」を学んでいました。その学びの過程で「捉えられる物事を創り出す」ことにも興味が湧いたとき、デザインを学ぶことを決めました。
そして偶然にもミラノにある大学のデザイン科へ交換留学が決まり、まずは1年間プロダクトデザインを学びました。イタリアのデザイン観が自分にとってはあまりに魅力的だったため、大学を卒業後は大学院生として、再びミラノでデザインを学びながら過ごしました。現在はコンセントで、主にサービスデザインの業務に関わりつつ、サービスデザイナーとしてのクリエイティブも模索しています。


  • 就活時代はどんな軸で企業を探していましたか?

デザイナーとして「デザインとは何か」を探求することができるかどうかを、最も重視していました。さらに、その会社における「デザイン」の考え方や、デザインが社会の中でどのように定義されてほしいのかというビジョンにも共感できるかどうか。そういった直感も大切にしていました。
そして最後に、デザインを日本の中で閉じたものとして捉えず、海外からの知見も活かそうとしているかも、大学院生活を海外で過ごした自分にとっては重要な点でした。


  • その中で、働く環境としてコンセントを選んだ理由を教えてください。

コンセントは、「デザインでひらく、デザインをひらく」をミッションにしています。その言葉に込められた意味に共感したことが一番の理由でした。
デザインはデザイナーだけが行うものではなく、誰もが日常的に行っていて広く社会の中で認知されている状態が望ましいと考えているデザインの捉え方を、直感的に素敵だと思いました。また、デザインは誰もが行っているからこそ、「プロフェッショナルとして、デザイナーが挑戦をし続けてデザインと向き合う」という探究心が、コンセントにはあるのではないかとも感じました。

加えて、新卒採用サイトに掲載されていた代表の長谷川さんのメッセージの中に、在学していた大学院の先生の言葉が引用されていたことから、コンセントのデザイン観は自分が学んだデザイン観と近いのではないかと親近感を持ったことも理由の1つです。
そして、どの企業でキャリアをスタートさせるべきか迷っていた自分にとっては、人事役員の大岡さんの、内定面談での言葉が非常に印象的でした。自分がコンセントに入ることでどんな経験ができて、自分は何を期待されているのかを直接伝えられたことで、「コンセントで働く」と決心することができました。


  • 入社から10ヶ月経ちますが、これまでにどんな学びや気づきがありましたか?

「デザインとは何か」という問いに対する自分なりの答えの中に、ビジネスの観点が含まれるようになったと感じています。大学院時代に考えていた「デザイン」は、あえてビジネスの観点を外し、純粋に「どのような考え方で、どのようなアイデアを提案することが良いデザインなのか」ということに主眼を置いていました。
一方、コンセントに入社後は、デザインと向き合うことはそのための予算、かかる時間やリソースなどの観点も踏まえることだと考えるようになりました。ビジネスの観点が含まれることで、いかにしてデザインの受け取り手も、クライアントも、そして自分達も喜べるデザインを考えるのか、ひいてはいかにして社会のためにデザインをするのかを、以前より現実的に捉えられるようになったと感じています。そして、改めて「デザインはおもしろい」と思っています。


  • ぜひ、これからの意気込みを聞かせてください。

1人のデザイナーとして、「これは美しいデザインなのか」という審美眼を磨き続けながら仕事をしたいと思っています。知覚しやすい美しさだけではなく、「人のことを想うデザインとして、このデザインは美しいのか」という観点にも重きを置きたいです。また、日本と世界とを繋ぐデザインをするために、日本における「デザイン」は何を意味するのかを考え続けながら、知見を深め、経験を積みたいと考えています。




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