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新人育成で大切なのは自立とサポートのバランス!【元トレーナー・トレーニー対談】

株式会社CyberOwl(以下、サイバーアウル)では、新入社員一人ひとりに対して先輩社員(トレーナー)が付き、業務などを指導しながら新入社員(トレーニー)の成長を見守ります。

今回は、そんな新入社員の育成制度「トレーナー・トレーニー制度」について、元トレーナーの工藤さん、トレーニーの鶴澤さんにお話を聞きました。

新入社員が安心して相談できる制度

――まずは、お二人の経歴や業務内容を教えてください。

工藤:私は2021年の11月にサイバーアウルに入社し、現在3年目になります。以前は、印刷会社や教材の販売会社で営業をしていました。サイバーアウルに入社後は、オウンド事業本部のプランナーとしてSEO記事の編集職に従事し、お取引先さまのオウンドメディアに掲載する記事を制作しています。

現在はチームメンバーのマネジメントも担っているので、チームメンバーの記事の進捗管理など、全体を見ながら仕事しています。

鶴澤:私は2022年11月に入社し、2年目になります。前職はEC(Electronic Commerce)サイトの運営を行う会社で、さまざまな商品の特集記事を企画から制作まで担当していました。

現在は、工藤さんと同じくお取引先さまのオウンドメディアに掲載する記事の制作を行っています。記事制作の際にはお取引先さまをはじめ、社内のデザイナーやコンサルタントチームなど、さまざまな方と連携して制作を進めていくので、些細なチャットの応答においても、気持ちの良いコミュニケーションを取れるよう、日々心がけています。

――「トレーナー・トレーニー制度」とはどのようなものですか?

工藤:「トレーナー・トレーニー制度」は、サイバーアウルに入社した新入社員の方のための育成制度の一つです。 1人の新入社員に対して配属先の先輩社員が1人付き、実務面なども含めてレクチャーを行います。

入社したばかりの頃は、業務面でわからないことが多いうえに、その「わからないことを誰に聞いたらいいかもわからない」という状態になりがちなので、なんでも安心して相談できる先として、トレーナーがいます。

――トレーナーになるための条件はありますか?

工藤:人に教えられるだけの知識が伴っている必要があるので、業務内容はもちろん、記事制作に伴う必要なスキルが一定基準に達していることが条件となっています。あとは新入社員の方との“相性”ですね。相性は、入社前のメンバーとの面談での雰囲気や、新入社員の方の意見も取り入れ、判断しています。

大切なのは、教えることより“考えてもらう”こと

――工藤さんはトレーナーとして、鶴澤さんを指導するにあたって大切にしていたことはありますか?

工藤:“考えてもらうこと”です。質問をもらった時にすぐに答えを教えるのではなく、一度自分で考えてもらい、考えて出た答えに対してアドバイスをするようにしていました。

私自身も、入社当時は1から10まですべて教えてもらうのではなく、業務をしていくなかで覚えながら身に付けていきました。答えばかりを教えられていると、言われたことの範囲内でしか動けなくなってしまうと思うのですが、“まずは自分で考える”という癖をつけておくと、いざという時に応用を利かせて対応できるようになるのではないかなと。

鶴澤:私は「早く自立したい」という気持ちが大きかったので、最初からすべて教えてもらうのではなく、業務をしながら覚えていくスタイルがすごく合っていました。でも後から気づいたのは、そのようにできたのは、「困った時は工藤さんが絶対に何らかの助け船を出してくれる」という安心感があったからだったんですよね。

工藤:鶴澤さんは、入社当初から“しっかりしている子”という印象をもっていましたね。業務内容についての大まかな説明を終えた後、「まずは一度やってみようか」と言うと、躊躇せずに取り組んでくれていました。

私自身、そんな鶴澤さんの姿勢に甘えて、初めからいろいろな業務を任せてしまい、「もしかしたら鶴澤さんを不安にさせてしまっているのかもしれない…」と少し心配していたのですが、そう言ってもらえて安心しました。

――逆に、トレーナーとして「厳しく言いすぎてしまったな…」という経験はありますか?

工藤:鶴澤さんは本当に自分でしっかり考えて進めてくれていたので、安心して任せていることが多く、そういうことはなかったのかなと思いますが…(笑)

鶴澤:普段は厳しく言われることほとんどないのですが、一度だけしっかりと注意されたことがあるんです。初めて請求書を作成することになった時なのですが、「自分でできることはやろう!」と、1人で勝手に請求書の作成を進めて経理に提出してしまったんです。

すると、軽微ではあったのですがミスが発覚…。大きな問題にはならなかったのですが、工藤さんから「初めてやることは一度私に見せてね」と指摘をもらい、「自立しよう」と焦りすぎていた自分に気づきました。

工藤:そんなこともあったね。でも、私はその一件で鶴澤さんが“自分の案件は最後まで責任もってやってくれる子”だと知ることができたので、それ以降はより鶴澤さんにどんどん任せてみようという気持ちになりました。だからこの話は私の中では“ポジティブエピソード”です!

「困ったときに頼れる人がいる」という安心感

――この「トレーナー・トレーニー制度」の良い点をそれぞれの立場から教えてください。

鶴澤:困った時に頼れる人がいるという“安心感”ですね。頼る頼らないに関わらず、トレーナーがいるというだけで、業務をするうえでの安心感が全然違うと思います。

工藤:私は、“教える側も成長できる”点ですね。人に教えていくことで自分の中でも「これ実はよくわかってなかったな」、「言語化できていなかったな」というところを改めて見直すことができました。

――鶴澤さんも1か月前にトレーナーデビューされたそうですね!

鶴澤:そうなんです。トレーニーの方と話した後に、「もうちょっとスムーズに説明できたのになあ」、「こういう伝え方の方が良かったのかな」と、コミュニケーションや指導方法を日々模索中です。加えて、私のトレーニー時代は「困ったら工藤さんがいる!」という安心感があった分、私のトレーニーの子は私のこと頼りにしてくれているのかなという不安があります。

工藤:鶴澤さんはそんな不安になることないぐらい、立派に成長してるよ!だから自信をもってやったらいいんじゃないかな。

――今後の目標を教えてください。

工藤:私はまだマネージャー職に就いたばかりなので、まずはチームを管理する視点を身に付け、そしてチームメンバーに対するケアやコミュニケーションを積極的にとりながら、安心して頼ってもらえるようなマネージャーになりたい、というのが今の目標です。

鶴澤:直近の目標は、お取引先さまとのお打ち合わせで発言する機会が多くなってきたので、その際に自信をもって発言できるようになることです。長期的な目標では、私も工藤さんと同じく マネージャー職に就くことなので、そのために日々の積み重ねを大事にして成果を出していきたいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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