「仕事も家庭も、どちらも譲れない」
そんな思いを抱える主婦の方は多いのではないでしょうか。特に子育て中の方にとって、フルタイムでの勤務は難しいもの。
dscのカスタマーサポート(以下CS)チームでは、そんな悩みを解決する新しい働き方を提案しています。1日3時間からのフレキシブルな勤務が可能で、完全リモートワーク。子育てや家事の合間に、自分のペースで働くことができます。
前職は全く異なる分野で、パソコンスキルも決して得意ではなかったという吉村さんと佐藤さん。そんな彼女たちが、なぜdscのCSチームを選び、どのように子育てと仕事を両立させているのか。子育てをしながら理想的な働き方を叶えるお二人をご紹介します。
1. 子育て優先でも働きたい―dscのCS職を選んだ理由
―― 前職を離れることになった経緯を教えてください。
吉村さん: 前職は教員として小学校に15年間務めていました。家庭とのバランスがうまく取れなくなり、退職を決断したんです。でも、社会から離れて大丈夫かという不安が大きく...
働くことが好きで、家庭に入ってしまう自分は想像できなかったんです。専業主婦の友人も羨ましいと思う瞬間はあっても、自分には合わない。けれど家庭も大事にしたい…その葛藤がずっとありました。
教員として働き続けると、どうしても家庭との両立が難しい。でも、時短でも働ける場所があれば、両方を大切にできるのではないかと考えていました。
佐藤さん: 私は英会話教室の事務スタッフとして6、7年働いた後、出産を機に2年間の育休を取りました。育休中は子育てに時間を取れる一方で、社会からの置いてきぼり感もあって。このままでいいのかな、という不安がありました。
フルタイムで復帰するのは難しいけど、子育ての合間に時短でも働ける場所があれば…と思っていたときにdscと出会いました。
―― dscのCS職に応募された決め手は何だったのでしょうか?
吉村さん: 仕事を探す時の絶対条件は在宅勤務でした。リクルーターに「社会に属していたいけれど、子どもが体調を崩した時に仕事を調整しやすかったり学校行事への参加がしやすかったりと柔軟な環境で働きたい」と伝えたところ、dscを紹介してもらったんです。
特に魅力的だったのは、1日3時間から働けるという点。フルタイムではなく、子育ての状況に合わせて勤務時間を調整できる柔軟さがありました。パソコンに疎い私でも、在宅環境で仕事を与えてくれて、スキルアップしていける環境があると知り、挑戦してみようと思いました。
佐藤さん: 私は選考の面談のなかで「同世代が多い会社」「子育て中のママさんも最近入ってきた」という話を聞いて、私にも合う職場かもしれないと思ったんです。
何より「子育て優先で大丈夫」という言葉に安心感を覚えました。3歳の娘がいる中で、無理なく働ける環境が整っていると感じました。今は2人目を妊娠中ですが、それも含めて柔軟に対応してもらっています。
2. 子育てママの1日―フレキシブルな働き方の実際
―― 実際の勤務はどのように組み立てていますか? 1日のスケジュール例を教えてください。
吉村さん: 私の場合は小学生の子どもが2人いるので、学校の時間を中心に働いています。
6時に起きて家事をしつつ子どもたちの学校準備をフォローして8時に送り出します。
9:30始業なので、それまではヨガをしたりスーパーへ買い出しへ行ったり、少しカフェでぼーっとしながらひとり時間を充実させてます。
基本9:30-16:30頃まで稼働していますが、15時頃子どもたちが帰ってくるので迎え入れ、子どもの宿題を見ながら作業させてもらうこともあります。
夕食準備の合間に少しメールチェックをするときもありますが、基本的には子どもたちが家にいる時間は家族優先です。
時間調整は柔軟にさせていただけるるので、学校行事にも参加できますし、夏休みなどの長期休みは子どもの予定とすり合わせしながら働かせてもらえるので本当に助かってます!
子どもが寝た後、少し作業することもありますが、それも自分のペース次第です。
佐藤さん: 3歳の子どもがいる私の場合は、朝は園に送ってから10時頃から仕事を始め、お迎えまでの時間を使って業務をします。子どもが昼寝をする時間にも少し作業することもあります。
特に助かるのは、体調不良のときの対応です。子どもが熱を出したときも病院に連れて行きたい旨を伝えたら「落ち着いたら連絡ください」と言っていただけます。
午後から少し作業するといった調整も可能なところが子育てしながら働く私にとってとてもありがたいです。
―― 在宅で働きながらも、チームとしての連携はどのように取っていますか?
吉村さん: バーチャルオフィスを使っているおかげで、ちゃんと出社している気分になります。ミーティングになったらバーチャルオフィス内で移動しミーティングを実施する部屋に行って、相談したかったら誰かの席に行って…など。
家にいながらにして、ちゃんとチームの一員として働けているという実感があります。これが在宅ワークの孤独感を感じさせない大きなポイントだと思います。
佐藤さん: 全国各地に住むメンバー同士で月に1回ランチ会も開催しています。北海道、大阪、神奈川と、みんな各地の天気の話から始まったりして。子育ての話もしながら交流できるんです。物理的には離れていても、精神的な距離は近いと感じています。
3. 未経験からでも始められるCS業務―段階的に広がる仕事の幅
―― CS業務の具体的な内容と、未経験からどのように学んでいったか教えてください。
吉村さん: 初めはエントリー作業という比較的シンプルな業務からスタートしました。学生がキャリアアドバイザー(CA)の案内で説明会へ参加したり面談を調整したりする業務です。ここからスキルを身につけていくことができました。
最初はできるか不安でしたが、社員の方が丁寧に教えてくださったので、少しずつ自信がついていきました。パソコンも苦手だった私でも、必要なスキルは業務を通じて自然に身についていきました。
佐藤さん: 私も最初は基本的な入力作業や確認業務からスタートしました。前職ではWindowsを使っていたので、Macの操作にも慣れる必要がありましたが、チームの方々が手取り足取り教えてくださったおかげで、思ったより早く慣れることができました。
未経験でも安心して始められるよう、スモールステップで業務が与えられますし、わからないことはすぐに質問できる環境があります。少しずつできることが増えていくのを実感できるのが嬉しいですね。
―― 現在はどのような業務を担当していますか?
吉村さん: 今ではCAからの問い合わせ対応、学生からの質問対応、企業とのやり取り、求人作成や企業とのアポイント調整など、幅広い業務を担当しています。さらに業務効率化のための仕組み化提案も行っています。
ベンチャー企業ならではのスピード感があり、たった2年でCS業務の内容は大きく変わりました。過去やっていたことの多くは自動化され、常に新しいことに挑戦できる環境があります。
佐藤さん: 1歩先まで考えるCS業務だと思います。単に問い合わせに答えるだけでなく、より良い仕組みを考えていく役割も担っています。まさに人と情報のハブとして機能しているんです。
子育て中でも、仕事を通じて成長を感じられるのが大きなモチベーションになっています。
4. 心のバランスが取れる働き方―時短勤務でも得られる充実感
―― 時短勤務でも充実感を得られる理由は何でしょうか?
佐藤さん: 家でも子育てしながらお仕事もできるというのが、ちゃんと自分が社会にも貢献できているという実感につながります。子育てとは違う時間を過ごせることで、心のバランスがうまく取れやすくなるんです。
子育てだけをしていると、ときに視野が狭くなり、疲れを感じることもあります。でも、異なる人間関係や達成感を味わえる仕事があることで、子育てに向き合うエネルギーも湧いてくるんですよね。
吉村さん: 前職を退職した後の2ヶ月間、家庭のことばかりしていたときは、少し気が滅入ったりすることもあったのですが、dscで働き初めてからは、家庭以外の関わりあり、家族以外の人とコミュニケーションが取れて社会貢献できていることが嬉しく感じます。
時短でも、社会とつながっている感覚があるのはとても大切なことだと思います。それに、CAが頑張っている姿を見たり、「この間のおかげでうまくいったよ」という声を掛けていただくこともあるので、自分の仕事がちゃんと生きたなと実感できる瞬間があります。
―― CS業務を通じてどのような成長を感じていますか?
吉村さん: 戦略的に考える力がついたと思います。課題解決のために最短距離を考えたり、リスクを事前に見つけられるようになりました。夫からも「頭の回転早くなったよね」と言われるほど(笑)。日常生活でも役立つスキルが身についています。
佐藤さん: コミュニケーションの幅が広がりました。企業には丁寧な言い回しで、チーム内ではフランクに、といった使い分けも自然にできるようになりました。また、学生さんの進路に関わるという重要な役割を担っているという自覚も生まれ、責任感も強くなったと思います。
5. キャリアの将来像―在宅勤務から広がる可能性
―― これからのキャリアについてどのように考えていますか?
佐藤さん: 今は妊娠中で産休に入る予定ですが、また復帰したときも、この「学生さんの人生のひとつのシーンに関わっている」という意識を大切にしたいと思っています。子育ての状況に合わせて勤務時間を調整しながら、少しずつキャリアを積み上げていきたいですね。
吉村さん: 最近は業務マネジメントの役割も担うようになり、CSの仕組み改善や効率的なチーム体制づくりも任せていただいています。また、マーケティングの分野にも少し関わらせてもらっているので、そちらの知識も深めていきたいと考えています。
キャリアアップが可能でも、あくまで「家庭優先」という軸はブレません。それを尊重してくれる環境だからこそ、長く働き続けられると感じています。
おわりに―あなたも始められる新しい働き方
吉村さん: 子育て層には本当におすすめの環境です。子どもが病気になっても「午前中病院に行って、落ち着いたら作業してください」と言ってもらえる柔軟さがあります。
佐藤さん: 「これまで仕事を頑張ってきたけど、子育てもあるからフルタイムは難しい」という方にぴったりだと思います。1日3時間から始められるので、無理なく自分のペースで働けますよ。
dscのCSチームでは、子育てを優先しながらも社会とつながり、自分らしく働きたい主婦の方を歓迎しています。パソコンスキルや業界経験がなくても、チャレンジする気持ちと、人の背景を想像できる柔軟な思考があれば大丈夫。
「仕事が好きだけど、家庭も大切にしたい」というあなたの理想の働き方を、ぜひdscで実現してみませんか?
【1日3時間から働けるCSポジションに興味をお持ちの方へ】
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「子育て優先でも働きたい」という思いを大切に、あなたらしいキャリアを一緒に築いていきませんか?