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スタートアップのピボットについて考えた

おはようございます!
三井滉平です。

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最近、花粉症に苦しめられています。人生で今年が一番ひどいかもしれません、、。花粉が飛ばない地域で働けるようになりたい。。

さて。
今日は「スタートアップのピボットについて考えた」というテーマで書いていきます。

軸足を忘れない

スタートアップをしているとよく出てくる単語「ピボット」。(多分)バスケ用語から来ていて、軸足を残したままもう片方の足を動かしまくることです。事業で言うと、何かを軸に方向性やビジネスモデルなどを色々と模索し続けるって奴です。

当たり前に言われていることですが、この時に大事なのは「軸足があること」と「何を軸足にするか」です。

バスケでも軸足が離れたらトラベリングで反則になってしまうように、事業でも軸足が離れたら全く違う方向に進んでいってしまいます。

もちろん言葉にすると単純で、いろんな本や記事でも書いてあるんですが、言うは易し行うは難しで、実際の現場だとなかなか難しいなと実感してます。やっぱりプロダクトを世の中に出して、改善を進めていく中で、ユーザーからいろんな声がもらえるし、目を背けたくなるデータも出てくるわけです。

そして、プロダクトを成功させること(どう改善していくか)を念頭にずっと考えていると、「あ、こっちの方向ならいけるかも」と思いつく瞬間も多々あるんです。けど、気をつけないと思いついた方向性は「確かにプロダクトはうまくいくかもしれないけど、当初のビジョンの実現とは別方向」ってことが起こってしまいます。

いや、これも言葉で書くとそんなことする人は馬鹿だとか思うかもしれませんが、実際にプロダクトの反応がない日々が何週間も続き、会社のお金がどんどん減っていく日々だと、なんとかプロダクトをうまく行かせたい!という想いから、ビジョンにそっと目を瞑ったり、帳尻合わせるように理論を作ったりしてしまう気持ちはすっごいわかるんです。

当初のビジョンと外れても会社をうまくいかせるか、ビジョンに殉じるか、これは創業チームの価値観の問題で、どちらが良い悪いはない気がしてます。ただ、いずれにせよ大事なのはその選択をしたことを自分たちが認識していることで、常に軸足に意識を向け、軸足すら動かしたことを把握することです。

最近のknower

そんな前提があり、knowerの話です。

リリースからもうすぐ2ヶ月が経とうとしていますが、まだまだ「ハマった!」瞬間は訪れず、コツコツと改善を続ける日々です。その中でいろんな改善をしています。

ざっくり分けると「方向性の模索」改善と「コンフォタブル」改善に分けて行っていて、根拠が薄くても直感的にこっちかなと思うものはできる限り試していって、どこかでハマる瞬間が訪れないかと探しまくっています。

で、少し大きめの改善をしよう(多分リリース後で一番大きい)と昨日話し合っている中で、もちろんその内容には納得してるし、改善後にワクワクしていますが、これはknowerの未来に合ってるピボットなのかと考えました。(なので今日はピボットのブログになりました。ブログは基本前日とかに考えていたことがネタになります。)

結果、何度考えてもめちゃくちゃビジョンに即したピボットだ!と思いました。というか、今のプロダクトの方が若干ビジョンからずれていた形をしていて、今回の大きめな改善によって、それが元に戻る気がしてます。

リリースした時は僕らも挑戦で初めてのことだらけだったので、いろんなサービスの戦略を真似したり、無理矢理ビジョンに紐付けて形にしていったところがあり、未熟でした。それがこの2ヶ月くらいで改善について考えまくり、ビジョンの解像度も上がり、やっと本来の道に戻っていってる気もします。

抽象的な表現なので、わかりづらいかもしれませんが、今回の改善は良さそう!と言うことです。(改善の内容については、また改善がされた時にでも背景をブログに書こうと思います。)

ピボットからわかるチーム文化

(ブログの中身があっちこっち行ってる気がします、すみません、、。)

最後に、ピボットのことを考えていた思った「僕らのチーム(demmpa社)の強み」について書いてみます。

ピボットの瞬間(その議論をしている瞬間)にこそ、そのチームの根本の価値観が見える気がしてます。ピボットの議論は「どこまでならズラしていいか」の議論なので、自分たちのチームの軸足(一番大事にしている価値観)が見えます。

そう考えると、僕らって知識も経験も能力もないけど、圧倒的にビジョンドリブンなチームだなと思いました。改善の時も戦略の時も、常にビジョンから逆算しての議論をするし、それが達成されるか否かの基準で全てを意思決定している気がする。

それは多分、それぞれの性格や価値観と、僕個人がビジョンドリブンすぎる人間だからだと思いました。

僕は、面白くないビジョンや規模が小さすぎるビジョンを掲げたり、ビジョンの実現がされないと思ってしまったら何もワクワクしなくなり、本当に一ミリも行動しなくなるので、ビジョンドリブンにならざるを得ない性格をしています。

そんな性格を汲み取ってくれてることもあり、チームとしてビジョンドリブンな文化になってるのは客観視すると強みだなと思います。もちろん、悪く言えば融通が聞かない部分が多く、超短期で見ればスピードが遅くなる部分があるかもしれません。けど、長期で見れば絶対に必要な文化だと思うし、本当に大きなことを成し遂げたいのであれば一番大事な文化であるとも思います。

なので、これからもビジョンを大事に、でもスピードを担保しつつ、前に進んでいきたい。

がんばるぞ。

***

というわけで今日はそんな感じです。

おわり。

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