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【GR担当】「自らの手で畜産業界に新たな価値観を創造することができる」ポジションの魅力と期待される役割について

こんにちは!デザミス株式会社の採用担当です。
本日は、経営企画部・責任者 菊池さんにインタビューをしてまいりました。

  • GR担当を募集している背景
  • 具体的な業務内容や期待している役割
  • デザミスでGR担当として働く魅力
  • 今後2年間での動き

についてお話ししてまいりますので、「業界に大きな変化を与える挑戦がしたい方」や「裁量を持ってプロジェクトを推進したい方」はぜひ最後までご覧ください。


ー今回集めているGR担当の募集背景を教えてください。

募集の背景として、畜産業界の外部環境の変化の影響が大きいです。

例として「畜産農家は儲からない」「職業として選ばれにくい」といった問題に加え、ウクライナの問題による飼料コストの上昇が経営のコストを圧迫しているような状況がありました。昨年だと、畜産農家の約9割が赤字という苦しい結果です。

現在、業界は徐々に底を打ち、回復傾向にあるのですが、他に問題がないのかと言うとそうでなく。その問題の一つに、「アニマルウェルフェア」についての問題があります。

「アニマルウェルフェア」とは、元々欧州を中心に動物愛護の観点から始まったもので、産業動物に対しても健康管理もしっかりと考えていこうという概念です。

日本は、畜産物の輸出拡大を目指しており、この方針の一環として、農業基本法の改正も進められています。

昨年7月、政府はアニマルウェルフェアに関する指針を設け、国としての対応を明確にしました。これによって、畜産農家は、既に経済的に苦しい中でさらにコストがかかることを強いられているような状況になっており、何をすべきか明確でないという声が上がっているんです。

このような状況を踏まえ、今回は、国と協力して畜産農家が経済的に恩恵を受けやすい体制を構築する役割をになっていただけるGR担当を募集しています。

ーGR担当の方に実際に任せる業務内容を教えてください。

GR担当の主な業務内容の一つに、アニマルウェルフェアに関するプロジェクトの一貫として、認証機関を設立し、認証マークを作っていただくと言うミッションがあります。

具体的には、松阪牛や但馬牛など誰もが知るようなブランド牛は、消費者価格が高く設定されていますよね。そのような感じで、アニマルウェルフェアに配慮してる農家さんの畜産物については価格転嫁していくことを目的に、認証マークを作ろうとしているんです。

これを進めていくためには、科学的なエビデンスが必要になってくれているので、デザミスのプロダクトはもちろんのこと、大学教授や研究機関の研究員など、専門知識を持つメンバーの協力も得て、基準の設定について議論を進めています。

現在は、「その基準で農家さんが現実的に運用できるのか」などを検討する段階にあり、この基準の落とし所を一緒に作っていただくことになると思いますね。

ーGR担当の方に期待している役割を教えてください。

実務において、「0から1」、「1から10」というような形で幅広い業務に自主的に携わっていただくことを期待しています。

認証機関を設立するに当たっての「どのくらいのお金が入ってくる」「この金をPRに当てよう」などの資金繰りや、必要な人材の採用や委託など、小さい会社の経営するくらいの役割を担っていただける方が理想ですね。

とはいえ、一人で全てを担うわけではありません。GR分野に精通したパートナーをはじめ、専門知識を持つプロフェッショナルが近くにいて、アドバイスを受けられる環境で一緒に作り上げていただきます。

ーデザミスでGR担当として働く魅力を教えてください。

やはり、「自らの手で新たな価値観を創造できること」が一番の魅力と言えます。

というのも、「アニマルウェルフェア」という言葉自体、日本での認知度はまだ低く、10%未満に過ぎません。このような状況の中で、デザミスでは、日本らしく、国民に受け入れられる形でこの概念を広めていくことに加え、国際的にも受け入れられる形で展開し、輸出の促進にも繋げることを目指しています。

まさに国のプロジェクトと共に進める、非常に重要な取り組みです。国の指針に沿いながら、業界全体を大きく変えていく挑戦ができる点が、GR担当の大きな魅力です。

ー入社後のフォロー体制について教えてください。

入社後、最初の1週間は社内の全体像を理解するための期間です。具体的には、各部門の役割や動き、業界が直面している課題、社内の事務手続きやシステムの使用方法など、基本的な知識を学んでいただきます。

その後は、レイヤー別と部門別の研修プログラムが用意されています。レイヤー別の研修では、例えばマネジメント層であればヒューマンマネジメントなどのスキルを、部門別の研修では業務を進める上で必要な知識を、研修動画などを通じて身につけていただきます。

研修を経て、実際の業務に配属された際には、ただ単に知識をインプットするだけでなく、「このようなアウトプットがあるから、このようなインプットをした方が良い」というように、必要なアウトプットを生み出すための適切なインプットをしていただいています。

ー今後2年間のGR担当の動きを教えてください。

まず、2024年6月末までには、認証機関を設立したいと考えています。その後の約1年間は、一般会員になっていただける農家さんを増やすための営業活動や、啓発活動など、魅力的なコンテンツを充実させて、より入会したくなるような制度を強化していく予定です。

2年目からは、拡販を目指します。生産者からの好評を得られるように努めつつ、一般消費者や川下の企業に認知してもらえるように、消費者向けイベントの企画や、企業とのコミュニケーションなど、PR活動が必要になります。これはGR担当だけでなく、PR担当とも協力して取り組んでいきたいですね。

ー最後に一言メッセージをお願いいたします。

個人のキャリア形成を考えた時に、必ずしもGRにこだわる必要はないと思います。

デザミスは、まだまだ小さい会社なので、もちろんGRとして成長を目指すのも一つの選択肢ですし、実際にGRを経験していく中で、パブリックリレーションズの分野や、事業企画サイドなどで、キャリアを歩みたいと考えたならば、そのような選択肢も提供できる美味しいポジションです!

少しでも興味を持っていただけた方からのご応募を、ぜひお待ちしております。

ー菊池さん、ありがとうございました!

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