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エンジニア本人より、その人のことを詳しい存在でいたい。(緒方崇允/組織開発マネージャー)

 アルバイト求人情報サービス「バイトル」を運営する会社、ディップの現役社員にフォーカスを当て、働き方や入社のいきさつなどを探っていく特集企画。今回は、2019年6月に入社した組織開発マネージャーの緒方が語る、これからのエンジニア・マネジメントについて。

ディップの印象は良くなかった

――前職について教えてください

 200人規模のWebサービス会社で、システム部門の組織開発を行う為に入社しました。エンジニアリングに関わるメンバーにとって能力を十分に発揮できる環境を作ることが参画時のミッションでした。ですが、経営体制の変更に伴って、会社の方針と僕の提供価値が合わなくなり退職することにしました。「次」を考えた時、組織開発という領域でまだまだ学びたいことも実践したいこともあったので、エンジニアのマネジメント領域に絞って転職活動をしていました。

 ディップは、何社かピックアップしていた中の一社でした。エンジニアリングマネージャーを採用しようとしている会社ということで興味を持ちました。同時に、スタートアップやベンチャー企業、メガベンチャーも検討していました。ディップについては求人サイトの「バイトル」は知っていましたけど、社名(ディップ)は正直言って知らなかったですし、会社の規模感が2,000名と知ったときは、求人の会社で僕は何ができるんだろう、と疑問を持ちました。これまで勤めてきた会社は大きくても300人くらいの規模感ですし、自分がバリューを出せるイメージが最初はあまりなかったんです。それに、2,000名もの規模の大きさだとプロダクトへの思い入れは稀薄になるのではと思う自分がいました。最初、ディップの印象は良くなかったと思います。

マネジメントの考え方に共感

――ディップのイメージが変わったのは?

 最初はカジュアル面談でOKという気軽さもあってシステム開発部部長の渡邉と面談しました。その出会いが大きかったですね。エンジニアが機能する環境作りこそ大事という僕のマネジメントに対する想いを話すと、渡邉自身の考えも同じで、意気投合してから「じゃあどうやって変えていくか」という話になって入社の流れになりました。これからシステム開発部として取り組んでいくことやそれぞれの課がやるべき職責について話してもらって、シンプルに共感できたんですよね。同じような価値観で組織開発やマネジメントの話ができる人だと感じましたし、会社の規模からくるイメージはなくなって、一緒に働いて社内の改善をしていきたいと思うようになりました。

 僕のマネジメントにおける大事な考えの一つに、「人にはロジックと感情があって、両方がうまくかけ合わさるから学習や行動の変化が生まれる」という持論を持っています。組織開発をするうえで、渡邉とその認識が一致していたので、ここなら何か一緒にできそうだと思いました。

それぞれの価値観が新しい制度を作る

――入社後1ヵ月の取り組みについて

 入社後すぐに知ったこととして、想像していたよりメンバーの自社プロダクトへの意識が強かったんです。「バイトル」をはじめとした「はたらこねっと」「ナースではたらこ」といった各サービスを、より良いものにしていきたいという想いを持ってみんな開発に取り組んでいるんだと感じました。そこでシステム開発部社員全員の考え方を把握することが重要だと気付き、徹底したコミュニケーションを優先タスクにしています。

 内容は部長と1日1回、6人いる課長とは週1回、すべてのメンバーと最低1回の1on1で面談を実施しています。そもそもメンバー全員がどういったバックグラウンドを持っているかを知っていないとうまくいかないと思っていて。何が好きで何に興味があるのかなど、仕事以外のことも伺っています。お互いのことを知っている素地がないと、「知らない奴が勝手に始めた」など印象がマイナスのままスタートになってしまい効果的とは言えません。なのでまずはコミュニケーションを密にとることから始めました。

 1on1の中ではヒアリングだけでなく僕の価値観も知ってもらうし、開発部メンバーのそれぞれの価値観も知りたいと考えています。この積み重ねが、今後新しい制度を作っていく上での重要なバックボーンになっていくと確信しています。

人の成長に寄り添う「サーバント型」

――緒方さんが考える理想のマネジメントとは

 監督的な指示型のマネジメントではなく、部活の女子マネージャー的なサーバント型のマネジメントです。力を発揮するのはあくまで本人であって、そこを最大限サポートしていくのがマネージャーの仕事だと思っています。もともと「人の成長に関わっていきたい」「人の成長に寄り添いたい」というのが社会人になる時に決めた人生のビジョンなので、本人よりもその人の成長に寄り添う覚悟です。

変化する環境で成長したい人に

――実際入社してディップはどんな人が合うと思いますか。

 自社のサービス・プロダクトをじっくり成長させていきたいという人は合うと思います。ディップのエンジニアたちは、プロダクトをより魅力的なサービスにしていくためにどうすればいいかと常に考えていますね。プロダクト愛があるエンジニアが多いです。ディップは特定のサービスに集中して取り組んでいく姿勢があります。

 ディップは人材領域の事業は継続して持ちながら、AIやRPAのサービス開発にも取り組んでいこうとしている、タイミング的にとても面白い会社だと思います。ベンチャーマインドをお持ちで、もっと変化する環境の中で成長していきたいという方にはぴったりです。落ち着きながらも変化を楽しめる環境があるのがディップだと思います。

緒方崇允(おがた たかのぶ)

商品開発本部システム開発部業務推進課マネジャー。2019年6月入社。エンジニア領域における組織開発、採用、育成、ES向上、予算管理などを担う。好きな映画は「プライベート・ライアン」。

Interview&Photo_Takashi Murata | Text_Yuta Kobayashi , Yu Ueno

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【事業内容】 「人材サービスとDXサービスの提供を通して、労働市場における諸課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指します。」 2019年3月、ディップは"Labor force solution company"を新たにビジョンとして掲げました。 日本では、今後の人口減少・高齢化に伴い労働力不足が深刻化するとともに、現在の仕事の多くは、デジタルレイバーに置き換わると言われています。 これまで我々は、労働力の問題を、"人を募集し採用する"という面から解決・改善してきました。しかし、これからは、従来の事業ドメインを拡大し、"Labor force solution company"へと進化することにより、人材サービスとDXサービスを提供を通じて、労働力の諸問題を解決します。
ディップ株式会社

引用元:https://jisedai.work/dip-002/

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