1
/
5

勉強嫌いな自由奔放児【ディップの創業を調べるお】

ディップの創業を調べるお(※1)、ということで採用説明会などでよく聞かれる創業の物語について答えするコーナーを始めますm9( ゚Д゚)ドーン! 

冨田という創業者が始めたこの会社にも、創業のドラマがありました。こちらを徐々にお伝えしていきます。冨田のひとりがたりスタイルです。第二弾は次の夢に向かうこの瞬間から始まります。

勉強嫌いな自由奔放児

私の物心がついて最初に覚えている光景。それはその頃住んでいた名古屋市内の公団のアパートで、隣のおばさんが雪で ウサギをつくってくれている光景です。

私は2歳くらいで、おぼろげな記憶として残っています。3歳のとき、父の事業が成功し、一軒家に引っ越しました。ちょっとした 高級住宅地でしたが、当時は牧場もあるような山の中。幼稚園までバスで30 分はかかる距離にあり、私はそこで虫やカエルを 採ったりして遊ぶ、ごく普通の子供時代を過ごしました。

近くには大学が2 校あり、住んでいた家のまわりには大学生相手の下宿屋が多くありました。下宿している大学生たちにはよ く遊んでもらい、小学生の頃は彼らの部屋で音楽を聞いたりしていました。私は年上の人から可愛がられることが多いのです が、そうした下地はこの頃できたものかもしれません。

小学校時代はとにかくよく遊び、勉強が嫌いな子供でした。当時は勉強が将来何かの役に立つとは全く思っていませんでし た。とにかく父が厳しかったので、仕方なく勉強をし、中高一貫の私立校の受験をすることになりました。入学後は、受験勉強の 反動もあり、中間試験や期末試験の勉強は一切しませんでした。

元来の勉強嫌いに加えて、中学受験で勉強して入学したのに、どうしてまた勉強しなければならないんだ、と反発していたの です。高校に進んでも私の勉強嫌いは変わりませんでした。 

私の父は戦後、台湾から引き揚げてきて、苦学して大学まで出た人でした。8 人兄弟の末っ子で、大学卒業後、電子機器の メーカーに入社し、結婚した母の実家の支援を得て独立。教育教材の販売で成功したのでした。

この起業家である父が、私に大きな影響を与えてくれた存在であることは間違いないでしょう。

第三弾もお楽しみに。

転載:ダイヤモンド社制作「ファンダーズスピリット」

ディップ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
4 いいね!
4 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング