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旅行で分かった「香港」の魅力とそこで住む、働くということ。

こんにちは、次世代事業準備室のささきです。

みなさん、突然ですが香港っていうとどんなイメージを抱きますか?

日本からの旅行先として人気の場所だと思うんですが、イマイチどんな国かと言われると分からない人が多いのでは。

そんな「香港」について、この間旅行に行った僕が感じたことをまとめます。

■香港のここが「すごい」!Best 3

⑴香港の人たちのバイタリティ

香港での数日間で一番感じたのは香港人の「バイタリティ」の高さ。香港の明るくどこまでも高いビルに劣らず、香港の人たちはみんなバイタリティに溢れていました。みんな仕事をサクサクとこなしていくし、前に向かっていく力強さというのでしょうか。日本と比べるとみんなが元気で明るく、そこが香港の一番の魅力だと感じました。もちろん日本でも頑張っている人や明るい人はいますけれど、街と人が共に明るく、バイタリティに溢れているのは香港の最大の魅力だと思います。

⑵綺羅びやかな街

香港というと真っ先に浮かぶのは「夜景が綺麗」というイメージ。イメージ通り、香港の景色は格別です。そびえ立つ大量の高層ビルとネオンの光がとても印象的。そしてそんな都会的な空とともに、地上ではたくさんのお店の看板の灯りが綺羅びやかに光り輝いています。都会感とローカル感が混じりあう景色は、台北(台湾の首都)のそれにも近いものがありますが、よりそれを都会的にしたのが香港という印象です。

⑶空港から中心部へのアクセスの良さ

日本だと成田から東京の中心部に出るには、少なくとも1時間はかかります。しかし、香港は国自体が狭い(東京都の半分くらいの面積)こともあってか、香港国際空港から香港中心部へのアクセスがとても良く、わずか2、30分で街に出てショッピングを楽しむことができるんです!しかもエアポート・エクスプレスという新幹線のような特急乗り場が到着ゲートを越えるとすぐに見えるので、そこから乗り換えいらずで香港の中心部に行くことができます!とっても楽ですよ。

■香港に「住む」そして「働く」ということ

今回僕は友達に会うことを目的に香港に遊びに行ったのですが、案外日本人にとって香港は「遊びに行く」場所というだけでなく、「住む場所・働く場所」としても魅力のある場所なのではないか、と感じました!香港は中国語圏ではありますが、英語もかなり通じますし、都市が高度に発展しているのでどこへでもMTR(地下鉄)を利用して行くことができます。

ちょっと中国文化が退屈に感じてきたら、フェリーで1時間ほどで隣国マカオに行って、ポルトガル文化を味わうことだってできます。そして、ちょっと北に行くと中国の工業団地、深センにも行ける。東南アジアにも近いので、どこへ行くにもアクセスが良い立地なのが香港です。

食べ物もアジア料理がメインなので、日本人ならそれほど抵抗感なく受け入れられると思いますし、税金があまりかからない国なのでビジネスもやりやすいそうです!香港、なかなか良い場所だと思いませんか。

■香港を取り巻く「格差」をどう考えるか

ここまで香港の良いところを取り上げてきましたが、香港にも決して負の側面がないわけではありません。すべての面で完璧な国なんてきっとないし、日本だって社会問題はたくさんあります。そんななか、香港で特に問題となっているのが年々拡大する「格差」。香港では1997年の香港の中国返還後、貧富の差がどんどんと拡大しており、富めるものは富み、貧しいものはさらに貧しくなっていくという構図が見受けられます。

実際、僕が旅行している間にも路上で生活しているホームレスの方など決して暮らしぶりが良いとは思えない人たちを何度か見かけました。それも、香港の綺羅びやかな景色が見える場所のすぐそばに、そのようなホームレスがいたりするのです。鮮やかでバイタリティ溢れるところは、香港の大きな魅力です。でも、その陰にはそのような苦しい生活を強いられている貧困層が多くいるのもまた現実。

香港のジニ係数(所得分配の不平等さを測る指標)は、事実既に所得格差が大きいイメージのアメリカやシンガポールのそれを越しています。また、物価も日本と比べてそれほど安いわけではない(外食などについては日本よりも俄然高いように感じました)のに、最低賃金は東京の半分程度の約500円。

最低賃金や時給が低いと、そこで生活する一人ひとりの暮らしが厳しくなることは明らかです。日本でもこのような動きがあるなか、香港では深刻度がことさら高いように感じられました。

このように香港を取り巻く「格差」は大きな社会問題となっています。それでも、香港は今でも成長を続けるバイタリティ溢れる街であることもまた事実。

■レイズ・ザ・サラリーキャンペーン

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みなさんが「働く」ことを考えるとき、このように海外で働くこと、そして海外の労働事情について調べてみることも重要ではないでしょうか。

旅行で分かった「香港」の魅力とそこで住む、働くということ―今日はそんなテーマを取り上げました!

おしまい

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