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エネチェンジのエンジニアが、『AWS Startup Day』でこんなことを話してきました!
AWS Startup Dayは、スタートアップ企業または起業を検討中の方を対象に、ビジネスとテクノロジーの最新実践知を共有するイベントで、世界各国で開催されているそうです。日本では初の開催となり、300人を超える人が参加されたそうです。
今回、エネチェンジのチーフエンジニア川西が、『事業部別コスト配分について』と題し、AWSサーバーを採用しているエネチェンジが、どのように事業部ごとのコスト管理を行っているかをお話ししてきたということなので、ちょっと聞いてみました。
か→川西(話し手) な→中田(聞き手)でお届けします◎
300人が集まった立派なステージです!
企業が成長すると事業部単位での採算性が問われる?
か:スタートアップ直後の企業は、どこも似たような感じかもしれませんが、会社全体のコストしかり、サーバーコストを事業部ごとに割り振りコスト管理を行うことにあまり意識せず、運営を行っているところが多いんじゃないかな。エネチェンジも初期は職能別組織を採用していたので事業部を意識したコスト管理はしていませんでした。ところが、会社が成長するにつれ、事業部制にすることで意思決定を早くし、経営スピードを向上させることが必要になるんですね。当然ながら『事業部ごとのコスト管理』という考え方がそこに紐づいてきます。
な:なるほど。エネチェンジも創業1年後くらいから、社員数も一気に増え、事業部制になって事業部単位での採算性が問われるようになりましたね。
か:そうそう。サーバー費用もおなじで事業部ごとにコスト管理を行う必要があるんですよ。
な:知らなかった!
ポイント!
・AWSコストの内容について、経理・財務の担当は把握していないorできない
・エンジニアが財務情報を精度高く提供するための方法を提案する必要がある
エンジニアとしてベストな仕事をすることがプロフェッショナル!
か:エネチェンジでは、創業時からAWSのサーバ資源を管理するアカウントとして単一アカウントを全社で使用してきてたんですね。事業部制に移行した時点で、事業部ごとの複数アカウントに変更することも検討したんですが、『サービスを一時停止するリスクが生じる』『アカウントをまたぐ作業が発生した際に、運用上の手間がかかる』というデメリットがありました。比較サイトのサービスを一時停止するというのは、利用してくださっているユーザーに大きな迷惑をかけることにもなるので、そのまま単一アカウントで運用することを選択しました。
か:そこで開発チームが考えた運用が『タグ付け』。AWS ではサーバー資源などにタグを付与することができて、どのタグがついているかでどの事業部の資源がどれだけのコストがかかっているか集計することができるんです。とはいえ、バックアップをとった結果(スナップショット)やストレーシ、ネットワークインタフェース、固定IPアドレスなどいろいろな資源があって、サーバが障害等の理由で作り直されたり、昼は台数が増えて、夜は台数が減ったりするんだけど、その都度、タグ付を人力でやり直すのは大変です。コスト配賦の精度を上げるために、「コスト配分タグ」を自動的にモレなく付与する仕組みを構築したんですよ。 タグを付与する処理を定期実行することで、省力化と精度の向上を両立してるんです。
か:会社全体のためにエンジニアとしてベストな仕事をするのがプロフェッショナル!
ドヤ顔です(笑)
な:なんともプロ意識に満ちた発言!そして、会社のためにそんな開発をしてくれていたなんてステキです!
発表&コミュニティへの参加が会社への貢献にも繋がる!
な:発表後の反応はどうでした?
か:エンジニア向けのイベントだったのに会計処理とかの話だったのでちょっぴり参加者の参考になるかが不安なところもありましたが、結果的に『参考になった!』などの声も聞くことができたので、共有できてよかったなーとおもってます。これからもAWS Startup Tech Communityと良い関係を気づきつつ、会社の発展に貢献できるプロフェッショナルな仕事をしていきたいと思ってます!
な:わたしも恥ずかしながらこういうこともエンジニアの仕事のひとつなんだということを今回初めて知りました。川西さん、ありがとうございました!
最後に・・・チーフエンジニア・川西智也ってどんな人
エネチェンジのフィードに何度か登場している川西ですが、あらためて人物像のご紹介を。
エネチェンジには、初期メンバーとしてジョイン。Rubyのエキスパートとして、エネチェンジ比較サイトの診断部分などを日々構築しています。Ruby関西の設立メンバーでもあり、現在は、エネチェンジのミーティングスペースを利用して『Otemachi.rb』を毎月開催しています。
※「Otemachi.rb」の告知はこちらで行っていますので興味のある方はぜひ◎→ https://enechange-meetup.connpass.com/