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獣医師になった僕がエバーセンスで働く理由

こんにちは広報の木島です。
エバーセンスにめでたくこの春入社した3名の新卒。ついに今回はラストとなる\18新卒の選択/第3弾を送りいたします。

ラストを飾るのは、営業チームに配属となった、花房 佳祐くん。
内定者である大学在学中に、エバーセンスの新規事業を提案できる「ものづくり会議」にエントリーしプレゼンまでしてくれたのです。ナイスチャレンジ!みんなが花房君のフレッシュであつい心に感化されました。
そしてタイトルにもある通り、花房君はこの春に獣医学部を卒業し獣医師資格をもっているのです。
そんな彼がなぜ家族を幸せにするサービスを作る会社、エバーセンスという選択をしたのか、その心を少しつづってもらいました。

みなさま、おひさしぶりです。お花見以来ですね。

改めまして、18新卒の花房佳祐です。

今回は新卒の自己紹介シリーズ最終回!同期のようこなつみのブログは読まれましたか?まだなら、まずご一読下さい! 彼女たちも非常に熱い想いを持ってエバーセンスを選んでいます。そして、非常にいい文章を書く。さすがMP!よっ文章のプロ!!

僕も負けてられませんね。

自己紹介に戻ります。

今年、大阪府立大学獣医学類を卒業し、獣医師の免許をとりました。
獣医の免許を取ったら動物病院で働くというのが一般的な道ですが、なぜその道に進まず僕がエバーセンスというITベンチャーに入社したのかということを書きたいと思います。

なぜ獣医に?

小さい頃から動物が好きでした。おじいちゃん家で犬のポチをすごく可愛がっていましたし、どうぶつ奇想天外!とか動物関係のTV番組も食い入るように見ていた覚えがあります。テレビで見た影響からでしょうか、絶滅したサーベルタイガーに強い憧れがありました。

そんな僕が獣医になりたいと強く意識するようになったのは、小学6年生のときに出会った一冊の漫画がきっかけ。熱意あふれる主人公がどんな動物も(飼い主すら気持ちの面で)救っていくというストーリーです。所詮フィクションなのですが、当時の僕にはすごくその主人公がかっこよく見えました。こんな職業があるのかと。

「人よりも弱い動物を救いたい」

以来、僕はこの思いを持ち続けて獣医を目指してきました。もちろん今も。

写真は今一番可愛がっているネコ。その名も「にゃー」。

大学での生活

大学ではバレーボールの毎日。大学4年時にはチームの人数が6人という危機的状況(バレーボールは6人制)のなか、戦っていました。メンバーの全員が特別うまい!ということはありませんでしたが、チーム力を武器に戦うことで自分たちよりも遥かに強いチームと渡り合うことができ、そこからどうすれば全体のパフォーマンスが大きくなるのかといったマネジメントにも興味を持つように。


獣医学生として研究していた内容は「ネコ科動物の精巣や卵巣をどうすれば長期的に保存できるのか?」というもの。絶滅を危惧されている野生ネコ科動物を保存することが最終目標の壮大な研究です。野生動物に興味があったことと絶滅動物への憧れがあった僕にとって、「野生動物×絶滅を防ぐ」は僕のためのようなテーマでしたね。

アルバイトは、実際の現場の雰囲気を肌で感じたいという思いから、動物病院で大学2~6年までの5年間働きました。骨折の手術助手をしたり帝王切開で赤ちゃんを取り上げたり...単純な動機で始めたアルバイトでしたが、感じることや学ぶことは想像以上に大きかったです。なかでも、僕にとって一番の経験は、動物病院のスタッフとして、飼い主と接するということでした。

動物への知識が浅いためにひどくなるまで病気を放置してしまった人、病院に動物を治せる医療技術はあっても、その治療にお金をかけたがらない人。。。 また、スタッフ側としては、医師である以上、家族との時間を犠牲にして動物を救うために働くことが当たり前といった生活を見てきました。

今までは、獣医として動物の命を救えれば良いと考えていました。でも、実際に働いてみて、正しい情報を発信することや動物が必要な治療を受けることができる環境を整えることも、動物の命を救うことと同じくらいに大切だと思うようになったのです。

それって獣医になって、動物病院で働くことで改善していけるのか?

と、疑問に思うことがよくありました。

一人の獣医さんの言葉

「人よりも弱い動物を救いたい」という思いはもちろん抱き続けていたものの、様々な獣医業界に対する課題感も同時に感じていました。そんな中で、尊敬する、1人の獣医さんの言葉が僕の人生を大きく変えます。

「小さい頃からの夢である獣医になった。夢を叶えたことは幸せだが、今働くことは幸せではない」と。

優秀な成績を残して、動物病院へ就職。将来へのビジョンも持っていたはず。なのに、なぜ?
このことがきっかけとなり「何のために働くのか?」と改めて自分に問いかけることに。

お金?...あるに越したことはないな。うん。たしかにほしい。ただ、将来(できるはず)の家族の時間を犠牲にしたくはない。
権威?...おもしろい!とかみんなが笑顔になることはすごく好きだけど、へこへこされたから俺すげえとは思わない。
もてたい?...おお、これはあるな。

「働くことを通して何を達成したいのか?」

今までは、動物が治ればそれでいいという考えでした。しかし、現場に出たことや尊敬する先生の言葉を受けて立ち止まって考えてみると、今、自分が達成したいことは「動物とそれに関わる人を幸せにしたい」ということなんだと。やりたいことをざっくりあげるとこんな感じです。

●飼い主の知識レベルをあげることで、病気になる動物を減らしたい。
●治療に見合った治療費を請求できる環境を作りたい。
●より質の高い医療を提供できる環境を作りたい。

獣医業界は閉鎖的だから、なかなか内部から変えていくのは難しい。課題感を持っている人は多くいると思うけど、権力を持っているのは、今まで獣医業界を引っ張ってこられた年配の方たち。内から変えられないのであれば、外から変わらなければいけない状況を作ればええんや!と、就活をすることにしました。

将来獣医という立場で事業を起こそうと思っているので、事業を作り、大きくできる状態にいち早く到達したい。会社のリソースを使える状況ならなおよし。バレー部での経験から、組織に対するマネジメントも興味ある。それを率いている魅力的な代表の近くで働きたいなと。
そこで、次の4つを就活の軸にしました。

●どんどんチャレンジできる環境がある(組織の人数が少ない)
●事業を作る機会がある(自社サービスを持っている)
●ユーザーに寄り添ったモノづくりをしている
●組織作りが魅力的

エバーセンスの魅力

希望を満たす企業に何社か会ったなかで、エバーセンスに特に惹かれたのは以下の点でしたね。

ユーザーファースト

僕の父親は保険販売員として働いています。保険販売員ってノルマがやっぱりあるわけですね。年に何回かあるわけですが、ノルマを達成するために苦労している父の後ろ姿は今でも鮮明に覚えています。ノルマを達成するためにはいろいろな手を使わないといけない。それが非常につらそうでした。そんな姿を覚えているので、ユーザーにとって良いと誇れるものしか届けない。ということを貫きながら、会社として成長し続けているエバーセンスは非常に魅力的でした。

お父さん、お母さんいつもありがとうございます。無事卒業できました。

社長の人柄

何が何でも家族領域で解決したい課題があります!ぜひ、ここで働きたいです!!!!!
僕はそういう感じではありませんでした。ただ、子供は好きだし、将来自分がサービスを使うとしたら...パートナーに使ってもらうとしたら...といった観点でユーザーの心情をイメージすることはできる。なので事業が家族領域ということに対して抵抗はありませんでした。むしろ興味があったのは、そのサービスを生み出しているカルチャー。それを率いている牧野哲也という人物に非常に興味がありました。この人の近くで人柄、考え方を学びたいなと。
代表牧野の人柄でいうと、一般的なベンチャー企業のイケイケ感はまったくなく、どんな人に対しても奢らず、媚びず、そして謙虚。そんな姿が人としてかっこいいなあと。ビジネスに対しては凄くシビアで明確な考えを持ってる。学ぶところ、盗むところがいっぱいある。そんな尊敬できる人が目の前で仕事をしている。それってすごく恵まれた環境だと。

どのみちを選ぶかは結局自分次第!

僕は幼少期に見た漫画の影響を受けて、直感的に獣医を目指し突き進んできました。獣医師の資格をとったけど、就職のタイミングで選んだ進路はITベンチャー。 あいつは失敗せなわからん。何考えてるの?もったいない、あほちゃうん。いろいろな言葉をかけて頂きました。けど、結局のところ最終的に決めるのは自分だと。

獣医として、動物病院で働くことに対して全く未練がないと言えば嘘になる。でも、自分のやりたいことをしながら同時にビジネスを学びたいなと。資格さえ持っていたらいつでも動物病院で働けるし。将来獣医という立場で事業を起こそうと思っているので、もったいないとか、選択が間違っているとか、キャリアがずれているとかってことはあまり思っていないんですよね。
ベンチャー界隈でよく聞く「自分の選択を正解にするしかない。」という言葉。今は本当にその気持でやっています。成し遂げたいことに対して一歩一歩前に進むだけ。

自分の選んだ道がこれでよいのかと迷っている人、なんとなくで会社選びをしていると気づいちゃった人、気軽に話を聞きにきてね! ビーチバレーをしながら語り合うってのもおつですね。

▼エバーセンスの新卒採ページはこちら

【2019新卒採用】はじめてをおもしろがる人は強い
子どもの頃、はじめてのものを見たとき、手に取ったとき、途方もなくドキドキワクワクしたことを覚えていますか。そこにあるのは、目の前のものを知りたいという、好奇心の強さ。迷わず一歩踏み出していく、大胆さ。どんな小さな発見も楽しめる、素直さ。私たちが求めているのは、そんな「はじめてをおもしろがる力」です。
https://eversense.co.jp/recruit/graduate



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