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走り続けた5年間!僕たちはどんな船に乗っていて、どこへ向かっていくのか~後編~

こんにちは。採用広報担当の紙谷です。前回の記事では、5周年という節目で開催されたキックオフミーティングから、フクロウラボの5年間の軌跡と事業の歩みをご紹介しました(前編はコチラから)。

前期を振り返り、今期の方向性を示した後、最後に代表の清水さんから語られたことは、この会社の存在意義や創業者としての想いでした。そもそもフクロウラボの事業って何の役に立つのか、これからどんなふうに働いていく事ができるのか。この後編では、清水さんのメッセージから見えてきた、積み重ねてきた歴史とフクロウラボのカルチャーをお伝えしたいと思います。

■僕らの仕事は世の中の役に立っているのだろうか?

現在フクロウラボのメイン事業は、アプリに特化した広告配信システム「Circuit X」を企画・開発・提供すること。「Circuit X」を介して『アプリユーザーを獲得したい広告主』と『広告収益を最大化したいメディア』をつなぎ双方へ価値提供をしているわけですが、その『価値』とは例えば医療や教育のようなわかりやすい社会貢献ではないかもしれません。ではこの会社で日々向き合っている仕事は、社会にどんな影響を与えることができるのだろうか。代表の清水さんが全メンバーの前で、下記のように語ってくれました。

ーー『流通することが、価値提供に繋がる』

インターネットは、情報のデリバリーと言えます。流通においての価値提供とは『早く、正確に、安全に』求める人に対象物を届けること。ではWEB広告を介して情報を流通させている僕たちは誰の役に立っているのだろう?

『広告』というシステムは、いわば世界中の人達に情報をタダで(または安価に)行き渡らせるための重要な発明と言えるのではないか。広告により、日々多くの出会いが生まれている。便利な商品や楽しいゲーム、人と人との繋がりも生まれるわけです。

・新しい価値ある商品に出会うキッカケ
・タダでコンテンツを流通させる仕組み

これが、フクロウラボが世の中に提供している価値です。エンドユーザーの顔が見えにくいビジネスモデルではあるけれど。

そして、アフィリエイト広告に携わることは、面白さと面倒くささが隣り合っています。数字だけで語る世界ではなく、『人間力』で取引が決まる世界だっていうのが、面白みなんじゃないかな。工夫次第でやりようはいくらでもあるからこそ、泥臭くもあり、面白いところだと思います。

■成長を支えてきたのは、普遍的なカルチャー

ではそんなIT広告業界でどのように進んできたかというと、よく言われるのは、フクロウラボのメンバーって淡々と仕事している。会話はほぼ社内チャット上で全公開で進んでいくし、オフィスはあえて音楽も流していないのでいつも静かめ。清水さん自身があまり感情の起伏が大きくないタイプであるということが影響しているようですが、これには理由があるんです。

ーー『良いことも悪いことも一喜一憂せずに職務を全うする。余分なエネルギーを消耗せず、起きることを受け入れて適切に対応したい』。

清水さん曰く、『コトに向き合い、期待される役割を全うし、顧客に価値提供をする。生産性高く、気持ちよくアウトプットができていればいいのでは派です。』と。『だから、例えばフクロウラボでは会社でハロウィンパーティーで仮装して同じポーズで写真を撮ったりはしない。やること自体はまったく否定しないけれど、顧客に価値提供するために与えられた役割を全うしていれば良いと思っています。』これにはメンバー一同『確かに仮装して同じポーズとかしないよね...』と忍び笑いでした。

この清水さんのメッセージはフクロウラボのバリュー『コトに向き合う』『配慮し合う』『当たり前をやりきる』そのものであり、設立当初からの清水さんの仕事のスタンスそのものでもあります。創業時からの軸が5年の時を経てカルチャーとなり、私達働くメンバーにあたり前のことのように根付き、事業成長に結びついているのです

■会社を踏み台にして良い...!?

『この会社を踏み台にして良い』なんてこと、働いている会社で言われることはあまりないかもしれないのですが...。実際先日のキックオフミーティング資料には踏み台の写真が盛り込まれていました(笑)。↓こんな感じ

『会社というハコを自分の成長機会の為に踏み台にして良いと思う。 適切に利用し合う、求め合うのがあるべき状態なのではないだろうか。』というのが清水さんからのメッセージ。フクロウラボはベンチャー企業であり、定年までこの会社で働く人はいない。いつか卒業するからこそ、フクロウラボで働いていてよかったと思ってもらえるような働きがいのある組織づくりに注力しています。社長自らが142ページものプレゼン資料を作成し1時間かけて全員参加のキックオフミーティングをした事自体が、その現れだと思います。これも、個々を尊重し朝令暮改で事業推進しているフクロウラボのカルチャーの一つです。

■『ただ目の前の顧客に価値提供すること』を真摯に積み重ね、今がある

ミーティングの最後に語られたのは、清水さんの『創業者としての役割』(みんなの前で宣言!)。フクロウラボでは役職はただの役割であるという考えで、肩書があるからといって偉いとかではなく、その立場での役割を果たすのみというカルチャーです。社長ですらただの役割であると言い切る清水さんは、掃除当番のリストにも入っているし、座席なんてチーム編成の便宜上、入り口に一番近いところに座って仕事をしています(もちろん社長室なんてありません)。

そんな清水さんの『創業者としての役割』は、

・会社の方向性、価値観を指し示すこと
・仲間集めに誰よりもコミットする
・事業のボトルネックを解消する
・事業にレバレッジを効かせる何かをする
・新規事業を創出し、0⇒1を担当

これは、社長として『やって当然なコト』に見えるかもしれません。でもバリューと同様で、当たり前のことを当たり前にできている人が、世の中にどれくらいいるでしょうか。社長の役割としてやるべきことを全メンバーの前で宣言してもらえたことが、会社としてプライスレスだなと感じました。これは一個人としての意見ですが、社長自ら全メンバーと向き合って、会社の状況や今後の方針、どのような思いで事業を推進しているのかなどを伝えてもらう機会があることは、ユニークな福利厚生制度や人事施策が導入されることよりもよほど価値あることだと思います。

■創業5周年、おめでとう!

ミーティングの後はみんなでちらし寿司を食べました。手分けして具材を並べて取り分けて、挨拶もおめでとうもなくいつの間にか食べ始めるという、ちょっとドライなフクロウラボらしい懇親会でした。20合炊いたご飯もぺろりとなくなり、みんなが笑顔で楽しいひと時となりました!

6年目を走り始めたフクロウラボ。事業規模の拡大に伴いこれからも多様な変化を乗り越えていくことと思います。もし『面白い会社だな』『一緒に成長してみたい』と思っていただけた方は、一度お話聞きに来て下さいね!今後とも宜しくお願い致します。

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