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20代でCTO・テックリードは当たり前。エンジニアのキャリア事例7選

ワクワクすることに、リスクをとって挑戦していく。
CTOへのキャリアの起点は「挑戦と好奇心」だと、若手CTOメンバーを数多く輩出してきた私たちは考えています。
新しいことへの挑戦には、多くの努力や学習、試行錯誤が欠かせません。もちろん、挑戦するなかで不安が生じることも多々あります。
しかし、挑戦することに心の底からワクワクしていれば、現場の課題から経営の課題まで、どのような困難があったとしてもそれ自体を楽しみながら乗り越えていくことができます。
この「挑戦と好奇心」こそが、ガイアックスを経てCTOになったメンバーをはじめ、20代のうちから活躍しているエンジニアメンバーの共通点でした。
今回の記事では、自分の熱意と行動で独自のキャリアを切り拓いているエンジニアのメンバーがガイアックスへ入社した動機や、入社後に取り組んでいること、仕事に込めた想いをお届けします。
» ガイアックス採用ページ

今回は、こちらのガイアックスへエンジニアとして新卒入社したメンバー7名をご紹介します。

  1. No.2の参謀タイプなエンジニア。京大でアイセックと長期インターンを経験→開発部長→CTO→ブロックチェーン協会代表理事と駆け上る株式会社TRUSTDOCK 取締役 肥後彰秀
  2. 専門学校を経て、オンライン本人確認eKYC/KYCのトップシェアを誇るスタートアップのCTOに。株式会社TRUSTDOCK CTO 荘野和也
  3. 入社3年目で同期らと起業し70億円調達。導入社数国内No.1のスマートロックロボット事業を展開 株式会社Photosynth 元CTO 本間和弘
  4. ソーシャルインパクト投資を追い風に、地方の空き家問題を解決する。多拠点生活プラットフォーム 株式会社アドレス CTO 中島京亮
  5. 機械学習・ディープラーニング専門の研究室を出て26歳で2度目の起業。株式会社Day-1 取締役/CTO 市川朋輝
  6. 文系出身エンジニアからブロックチェーン業界のCTOへ。JPYC社 CTO 荒巻陽佑
  7. インターン生時代からアプリ開発リーダーに。株式会社ガイアックス 開発部エンジニア 西山凌太

1. No.2の参謀タイプなエンジニア。京大でアイセックと長期インターンを経験→開発部長→CTO→ブロックチェーン協会代表理事と駆け上る株式会社TRUSTDOCK 取締役 肥後彰秀


昔から、ナンバー1というよりはナンバー2、参謀タイプなんです。子供の頃から「諸葛亮孔明カッコイイなぁ」と思っていて。その中で、自分に何ができるかと考えたときに、実現したいことがある人のサポートをするのがいいんじゃないかと思うようになりました。

1977年(昭和52年)生まれ
23歳
2000年 株式会社ガイアックスへインターン入社。京都大学近辺でガイアックス京都ラボを立ち上げ、運営を行う
2001年3月 京都大学工学部物理工学科卒業
2001年4月 株式会社ガイアックスへ入社し、エンジニアとしてキャリアをスタート。メッセンジャーやアバターをツールとしたコミュニティサービスの企画・開発プロジェクトなどのPMを歴任
2007年 技術部門の組織運営に従事。エンジニアのキャリア採用、新卒採用、配属や評価といったマネジメント、アジャイル開発の浸透など、エンジニアが働きやすく成長できるような環境づくりを行う
38歳
2015年 技術基盤部長に就任
2016年 株式会社ガイアックス執行役・CTOに就任(2019年退任)経済産業省ブロックチェーン検討会委員。
2017年11月 株式会社デジタルアイデンティティ(現、株式会社TRUSTDOCK)の取締役・CTOに就任。総務省ブロックチェーン活用検討サブワーキンググループ構成員。
2018年6月 一般社団法人日本ブロックチェーン協会代表理事に就任(2019年退任)
» 肥後彰秀プロフィールページ

ガレージカンパニーに憧れ、中学生の頃から「いつかは起業したい」と思っていたという肥後さん。
大学5回生のときにインターンとしてガイアックスに入社し、刺激をもらえる同世代と出会えたことと、「上場を目指す企業で起こる変化の過程を経験したい」という想いから入社を決意。
入社後はよりカオスな環境を求め、ガイアックスが新規事業として取り組んでいたインターネットカフェを展開する子会社にジョインしました。
2004年からは営業のサポートとしてコミュニティサービスの企画に携わり、2007年からは技術部門の組織運営に従事。多いときには部署全体で20個ほどのプロジェクトを同時並行で担当しました。

その後、さまざまな手続きがオンライン化していくなかで、「本人確認」という課題に注目。
同じ課題意識を持つ仲間とともに事業を立ち上げ、ガイアックス本体から分社化する形で株式会社TRUSTDOCKを設立しました。
「デジタルアイデンティティが普及している日本」を目指し、現在も試行錯誤を日々繰り返しています。

» デジタルアイデンティティが普及している日本を目指したい/ 肥後彰秀
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2. 専門学校を経て、オンライン本人確認eKYC/KYCのトップシェアを誇るスタートアップのCTOに。株式会社TRUSTDOCK CTO 荘野和也


新しいことにどんどんチャレンジできる土壌で学べたことは、その後のテックリードやCTOに挑戦する気持ちが生まれたきっかけになっています。

1988年(昭和63年)生まれ
20歳
2007年3月 東京工学院専門学校卒業
2007年4月 マークアップエンジニアとして株式会社ガイアックスへ入社
2009年 Webエンジニアに転向し、主に社内システムの開発に従事
26歳
2015年 エンジニア発の新規事業「Reactio」の開発に携わる
2016年 創業期の株式会社TRUSTDOCKにテックリードとして参画
31歳
2019年7月 株式会社TRUSTDOCKのCTOに就任
※eKYC/KYC導入社数NO.1は、2021年6月 東京商工リサーチ調べ

もともと「自分でものづくりがしたい」という想いを持っていたという荘野さん。
マークアップエンジニアという言葉が新しかった当時、ガイアックスが早くから採用に取り組んでいることを知って入社を決めました。
入社後はマークアップエンジニアとしてキャリアをスタートさせ、バックエンドエンジニア、インフラエンジニアと、各レイヤーでの経験を積みました。

2016年には創業期のTRUSTDOCKにテックリードとして参画し、顧客の課題解決を技術の力で導くために技術選定などを担当。
2019年からは同社のCTOに就任し、「本人確認APIプラットフォーム」やeKYCに対応した「身分証カメラアプリ」の開発及び統括、技術の責任者としてプロダクト戦略の策定に携わっています。
TRUSTDOCKのeKYCプロダクトを誰にでも使ってもらえる「社会インフラ」にするべく、技術と経営に真摯に向き合っています。

» あらゆる挑戦ができるから「社会インフラ作り」を目指すCTOになれる

3. 入社3年目で同期らと起業し70億円調達。導入社数国内No.1のスマートロックロボット事業を展開 株式会社Photosynth 元CTO 本間和弘


ガイアックスには「一人一人がフロント」という雰囲気があったので、「自分がやった」と思える仕事ができるんじゃないかと感じていました。

1986年(昭和61年)生まれ
24歳
2011年3月 長岡技術科学大学大学院工学研究科・電気電子情報工学専攻卒業
2011年4月 ガイアックスへ入社。月間1億PVのブログサービスの開発運用、スマホアプリ開発を担当
27歳
2014年9月 株式会社Photosynthを仲間とともに創業。取締役 ・CTO ・ VPoEを経験後にテックリードとなる。現在はフリーランスとして活動中

工学系の大学院を卒業した本間さんは、「大企業には入りたくない」という想いで就職活動を行い、ガイアックスと出会います。
ガイアックスは一人ひとりの裁量が大きく、大きな組織の一部として仕事をするのではなく、「自分がやった」と思える仕事ができるのではないかと感じて入社を決意。
入社後は企業向けのブログやコミュニティサービスの開発を担当し、翌年からは採用やスマホアプリ開発、イベントの企画にも関わっています。

入社して3年半後にスマートロックロボット「Akerun」を開発、販売する株式会社Photosynthを仲間とともに創業し、CTOとして会社の創業期を支えました。
Photosynthを退職後は無人コンビニを運営する企業を経て、現在は新潟に移住し、IoTの案件を中心にフリーランスとして活動中。
常に新しい技術を学びながら、「自分にしかつくれないものをつくりたい」という気持ちで仕事に取り組まれています。

» 大きな集団の末端よりも、小さな集団の先頭でトップを走る

4. ソーシャルインパクト投資を追い風に、地方の空き家問題を解決する。多拠点生活プラットフォーム 株式会社アドレス CTO 中島京亮


インターンをする中で、ガイアックスからカーブアウトしたり、新しい事業をはじめる先輩方を間近に見ていて。そのエネルギーに感化されて「自分も会社をやりたい」という気持ちが募っていきました。

1988年(昭和63年)生まれ
22歳
2010年 株式会社ガイアックスへインターン入社
慶応義塾大学経済学部卒業
2012年3月 株式会社ニコリー(旧株式会社ドウゲンザッカーバーグ)を共同創業し、取締役CTOに就任。スマホアプリやWeb開発を中心に開発チームを統括
32歳
2021年1月 株式会社アドレスのCTOに就任。社内システムの開発や開発チームのマネジメントを担当

大学3年生時からガイアックスで長期インターンをしていた中島さんは、法人向けのグループウェアの営業を担当していました。
そのなかでIT業界のスピード感や面白さに魅了され、この業界で働きたいと次第に考えるように。
当初は営業職を目指していましたが、インターン生時代に訪問したシリコンバレーでの経験がきっかけとなり、独学でプログラミングを勉強しはじめます。

そして、大学卒業後は内定先を辞退して、当時のインターンのメンバーと共に株式会社ニコリーを創業。CTOとして、製品開発からマネジメントまでさまざまな領域に携わりました。
2021年1月からは、メンバーやサービスに対する想いに共感したことから株式会社アドレスのCTOに就任し、社内システムの開発や開発チームのマネジメントを担当しています。

» 独学のプログラミングとシリコンバレー訪問が紡いだ、CTOへの道

5. 機械学習・ディープラーニング専門の研究室を出て、26歳で2度目の起業。株式会社Day-1 取締役/CTO 市川朋輝


スタートアップでは、常に新たなことを自分で学びながら事業をつくっていきます。簡単なことではありませんが、知的好奇心が旺盛な自分にとっては飽きることがない環境ですね。

1996年(平成8年)生まれ
24歳
2020年2月 株式会社ガイアックスへインターン入社
2020年3月 早稲田大学大学院情報理工・情報通信専攻を卒業し、大戸とともに1社目の創業に携わる
2020年11月 株式会社ガイアックスの技術開発部に入社
2021年8月 株式会社ガイアックスを退社し、大戸とともに2社目を創業

ゲームの設定調整からプログラミングに興味を持ち、情報系の大学へ進んだ市川さん。
学生時代は、音声関係の仕事や年間250名ほどが参加する岩手の地方創生プログラムを運営。
中高時代の同級生であり、ガイアックスのスタートアップスタジオに所属していた大戸さんから声をかけられたことをきっかけに、ガイアックスと出会います。

大戸さんとともに1社目の創業に携わり、開発全般を担当。事業を畳んだ後は、好きなことをテーマにした体験が集まるプラットフォーム「aini」の開発に携わりながら、次の事業の準備を進めました。
現在は大戸さんと立ち上げた株式会社Day-1にて、CTOとして働く方の疾病予防ができるSaaSの開発を担当。会社を成長させて世の中に貢献するべく、走り続けています。

» 26歳CTOの挑戦。スタートアップでは「わからないものに取り組む力」が武器になる
» 市川朋輝のTwitterをフォロー

6. 文系出身エンジニアからブロックチェーン業界のCTOへ。JPYC社 CTO 荒巻陽佑


自分の枠に閉じこもらずに挑戦していける環境に身をおきたくて、ガイアックスを選びました。そして、「Gaiaxでこれをやりたい!」って思って入社した訳ではなくて、何かやりたいことが見つかった時に何でもできそうと思いました。

2019年3月 株式会社ガイアックスへインターン入社
2020年3月 埼玉大学経済学部
2020年4月 株式会社ガイアックスに入社
2020年2月 ガイアックスの出資先であるADDressのマーケティングツール導入支援を実施
2021年12月 JPYC社のCTOに就任
»荒巻陽佑プロフィールページ

もともと文系の学生だった荒巻さんは、ビットコインをきっかけにブロックチェーンに興味を持ち、エンジニアを目指しはじめました。
大学卒業後、ガイアックスがブロックチェーンに注力していくタイミングで、ガイアックスのブロックチェーン研究開発へインターンとして参画します。
インターン時代は、登録場所へのチェックインアプリや、ERC721を使ったリファレンスの仕組み、仮想通貨「Libra(リブラ)」を決済手段としたマーケットプレイスアプリケーションのプロトタイプ「FLIBRA(フリブラ)」の開発に従事。
その後、インターンとして業務に関わるなかで、「よかったら選考を受けないか」と声がかかり、ガイアックスへの入社を決意しました。

入社後は、投資先のマーケティングツール導入支援に携わるほか、ブロックチェーン特化型のスタートアップスタジオに近いコミュニティづくりやガイアックスが運営するブロックチェーン情報サイト「Blockchain Biz」での情報発信など、活動範囲を大きく広げていきます。
そして、自身の好奇心に従って動き続けた結果、入社からわずか2年弱でブロックチェーンに関する書籍の出版をも実現しました。
その後、2021年12月からは、JPYC社からのオファーによりCTOへ就任。ブロックチェーン関係の研究開発やリサーチを通じた新規事業の開発に取り組みつつ、チームのアウトプットを最大限引き出せるように努力しているそうです。

» 文系出身エンジニアがブロックチェーン有力企業のCTOへ。学び続ける姿勢が生んだ、独自のキャリアとは
» 荒巻陽佑のTwitterをフォロー

7. インターン生時代からアプリ開発リーダーに。株式会社ガイアックス 開発部エンジニア 西山凌太


「自分のできることを最大限発揮できる場所」という視点で見たときに、どこまでも自由だからこそ心ゆくまで挑戦できるガイアックスが自分には1番合うなと感じて、入社を決めました。

1998年(平成10年)生まれ
22歳
2020年1月 株式会社ガイアックスにインターン入社。TABICA(現aini)のFlutterアプリ開発に関わり、後に開発リーダーとしてアプリを開発
24歳
2022年3月 芝浦工業大学を卒業
2022年4月 株式ガイアックスに入社
» 西山凌太プロフィールページ

プログラミングに興味を持ち、大学でJava入門の授業を取ったことをきっかけにエンジニアとしての道を歩みはじめた西山さん。
一度はエンジニアから離れるも、「やはり自分でモノづくりができる人になりたい」という想いでガイアックスのインターンに応募。大学4年生でインターンを開始し、約10ヶ月間の勉強期間を経て、2020年10月からはTABICA(現・aini)のアプリ開発にジョインしました。

2021年5月からはアプリの開発リーダーに抜擢され、先輩エンジニアのサポートを受けながら、ゼロからのアプリ開発を経験。
将来的には、エンジニアとしてコードを書くだけではなく、自分で組織づくり・マネジメントができる人材になるため、デザインや企画的な事業づくりにも挑戦したいと考えているそうです。

» 22歳、インターン生で開発リーダーに。キャリアパスは「自分次第」
» 西山凌太のTwitterをフォロー

構成:遠藤桂視子
ライティング:黒岩麻衣、木村智浩
編集:ヤマグチタツヤ

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