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「9:00出社」のコンサル会社がフレックス&リモート導入!その理由と実態は?

みなさん、こんにちは。
”想い”をもち”挑戦する”中小企業の経営支援を行う戦略コンサルティング会社・グローカルです。

私たちは「地域の中核企業と共に、地域経済の持続的な発展に貢献する」を企業理念として掲げ、地域の中小/中核企業の戦略立案から実行支援を1社1社に合った形でご提案、ご支援しています。
当社はこれまで、毎日9:00にオフィスに出社、が原則だったのですが、
7月頃からフレックスタイム制とリモートワーク(今のところ在宅勤務)を導入しました!
ちなみにフレックスはコアタイムが1時間というかなり珍しい形態をとっており、体感的には180度に近い方向転換です(笑)

今回は、毎日9:00出社の会社が働き方改革を行った経緯と、その改革が本当にうまくいっているのかの実態をご紹介したいと思います。
当社の働き方の紹介を通じて、当社の考え方を知っていただくことはもちろん、これからフレックスや在宅勤務を導入しようと考えている方の参考になれば、人事としてとてもうれしいです!



目次:

1.ハードワークの代名詞ともいえるコンサルティング業界

2.日本全国を支援するための方向転換!

3.個人が「最適」を選べる働き方へ

4.実際に活用できてるのか?



1.ハードワークの代名詞ともいえるコンサルティング業界

見出しの通りコンサルタントという仕事はハードワークになりがちです。

コンサルタントとはクライアントが自らで解決できない課題に対して、参謀として共に解決し企業の成長に貢献する仕事です。

答えがないことに答えを出す、或いは複数の仮説を立てて勝ち筋が高いものを選び実行していく。

その結果を背負うのが実質的にはクライアントであることを考えれば、その責任の大きさと難易度の高さから業務量が多くなりがちなことは想像がつくと思います。

特に、弊社はオーダーメイド型の支援を行っており、クライアント毎に最適であろう考え方を都度検討していること、

大手企業に比べて資本力や知名度が十分でない中小企業を支援することが多いため、実は大手企業支援とは全く異なる難易度の高さがあり、正直に言って業務量は多い方だと思います。

とはいえ、働くコンサルタントたちに高いパフォーマンスを発揮してもらうためにも、働き方を最適化する必要がありました。


2.日本全国を支援するための方向転換!

私たちグローカルは「地域の中核企業と共に、地域経済の発展に貢献する」を理念に掲げ、地域の中小企業を支援しています。

そのため、元々はとても出張の多い会社であり、その出張を考えると東京に本社があることはかえって都合が良かった面があります。

しかし、コロナウイルス感染拡大を受けてオンラインでのビジネスが加速する中、世の中全体のITリテラシーが向上。これまでオンラインを嫌がっていたクライアントも、むしろオンラインでの打ち合わせを希望するようになりました。

現在は月に2~3回程度の出張となっており、必ずしも東京在住でなくても構わない状況になりました。

また、私たちが掲げる理想を叶えるためにはより地域に根差した支援を行う必要があると考えており、そのために地方支社の設立を視野に入れ、地方で働く社員を増やしていきたいという想いがありました。

実際に沖縄県や福岡県など場所を問わず採用のご応募をいただくことも多くあり、地方で働きたい優秀な人材がいることも事実です。

そういった方々と共にビジネスを行い、より地域経済に貢献していきたい、と考えた時に、必ずしも東京のオフィスに出社することが必要ではないと考えるようになりました。


3.各個人が「最適」を選べる働き方


上記を踏まえて働き方を見直す際、一番大事にした考え方は「社員1人1人が”最もパフォーマンスを発揮できる働き方”を自己責任で選べる」ことです。

早起きが得意な方もいれば夜の方が集中できる方もいるように、人が最もパフォーマンスを発揮できる時間帯や環境は微妙に異なります。

そのため、コスト面や管理体制などの現状を踏まえたうえで、今できる最大限の「働き方の選択肢」を用意することにしました。

①コアタイム1Hのほぼフルフレックスタイム制の導入
②回数に縛りの無いテレワーク(在宅)勤務の導入


①コアタイム1Hのほぼフルフレックスタイム制の導入

コアタイム13:00-14:00、フレキシブルタイム5:00~22:00(コアタイムを除く)のフレックスタイムを導入しています。コアタイムをこの時間に設定したのにはいくつか理由があり、

・自由な働き方を尊重しつつ、社内や顧客に迷惑をかけない:

 コンサルタントはクライアントとの打ち合わせや、職業柄社内ディスカッションも活発であり日中は打ち合わせが多く入ります。完全にフルフレックスにしてしまうと打ち合わせ調整がしづらいため、コアタイムを日中に設けています。 

・実質、午前休/午後休が申請なしに取得できる:

 これまでは9時-18時が定時の会社だったので、午前休/午後休には申請が必要でした。しかしこのフレックスタイムとコアタイムであれば事前にスケジュールを組んでおけば特別な申請は不要で、有休を消化することなく実質的な午前休/午後休が取得できます。

・フレキシブルタイムが長いので体調に合わせて働ける:

 例えば、今日は少し体調が悪く打ち合わせも少ないので2時間の勤務、その分明日は12時間頑張ろう、といった働き方も可能です。

②回数に縛りの無いテレワーク(在宅勤務)の導入

テレワークを行う場所が、会社の基準(通信速度やモニターなど)を満たしていれば、誰でもテレワークを行うことができます。

ただし、情報管理の問題から原則在宅勤務を想定しており、例えばどうしても1か月実家に帰省しなくてはいけない、といった場合にも実家の環境を申請すれば活用することができます。

月に1回の全社会議や、その他会社イベントに応じて出社日はありますが、基本的に週に〇回出社、などの制限はありません。


4.実際に活用できてるのか?

7月から試験的に開始した本制度、3か月程度を経て正式に規程、協定をつくり定着しつつあります。
実際には、こんな活用をしています(とある社員のとある一週間)

月曜日:出社、8:00-19:00
 朝9:00からの会議に向けて早めに勤務開始。月曜日は仕事モードに頭を切り替えるためにもなるべく出社してます!
火曜日:出社、9:30-18:30
 30分出勤時間をずらすだけで電車がだいぶすいているので出社の時は9:30にすることが多いです。
水曜日:在宅、9:00-18:00、20:00-22:00
 今日はライティングや資料作成が多いので自宅で集中。夜は中抜けしてご飯の後に仕事を再開。
木曜日:在宅、13:00-22:00
 午前中に荷物の受け取りと洗濯をしたかったので13時勤務開始に。
金曜日:出社、8:30-18:00
 今日は渋谷で飲み会があるので、気持ち早めに出社して会社から飲み会へ直行!

1人の方が集中できる作業はあえて在宅勤務で行ったり、とはいえ会社と家でONOFFを使い分けたい!という方はなるべく出社したりと、人によって様々です。
今いるメンバーは、週半分出社、週半分在宅、という方が多いですね。
また、福岡在住で在宅勤務がベースの社員もいます。

5.今後の課題

この働き方はとても自由度が高いので、例えば
・他の会社であれば時短勤務をするしかない方も、当社であればフルタイムで働ける
・東京出社は頻繁にはできないが、コンサルタントとして地元を支援したい
という方も採用歓迎できるようになりました!

一方で、この仕組みが成り立っている背景には個人個人の、仕事への高いプロ意識と自律性があります。
コアタイムは1時間ですが、それ以外の時間にも打ち合わせはもちろんありますし、メンバーとの細かい調整は欠かせません。
働く内容が見えない分、報連相は今まで以上に必要であり、今まで以上に高い生産性を求められます。
ただ、プロとして働きたい人を他の要因でなるべく縛らないようにした結果がこの仕組みです。

やはり対面でのディスカッションが盛り上がるよね、とか、
雑談から得られるノウハウやナレッジがあることも事実なので、出社や勤務時間固定のメリットも大いにあります。
それをどう取り入れるかは今後の課題として、検討していきたいと思っています。


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みなさまとお話しできるのを楽しみにしています。

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