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【メンバーインタビュー】リノベーション事業部 | 心から良いと思えるものを営業できる幸せ〜異業種からのチャレンジとチームリーダーになるまで〜

グッドルームで働く人々は、社員からバイトさんまで総勢100人以上!お部屋探しからお部屋のリノベーション施工、シェアオフィスの運営や自社メディア運用まで、一人ひとりが多岐に渡っていろいろな仕事をしています。そんなグッドルームの中の人。今回は2018年に中途で入社し、現在リノベーション事業部でチームリーダーとして活躍する武田航希に話を聞いてきました!

【武田航希 プロフィール】
2018年7月中途入社。前職は化学メーカーで西日本エリアの営業を3年間経験。入社後はリノベーション事業部の営業に配属され、グッドルームのオリジナルリノベーションブランド「TOMOS」の拡販に注力。現在はSalesチームのリーダーとして奮闘中!帰宅後のビールが癒やし。

父から影響を受けて決めた、化学原料メーカーへの入社

ー現在グッドルームの収益の要であるリノベーション事業部にて、TOMOSの営業として活躍している武田。自身の仕事軸に影響を与えた経験はどんなことがありますか

大学時代は文学部で、近現代の小説家の研究をしたり、文芸誌を制作する学生委員会に所属していました。まさにド文系の生活です。今は仕事が忙しく、なかなか小説などは読めていないのですが、それでもたまに読むとホッとする気持ちになりますね。

そんなド文系の私が新卒で初めて就職した会社は、化学の原料メーカー。

実は父が地元のミシン針のメーカーに勤めていたんです。日本だけでなく、海外への事業展開を目指し、月の半分は出張でいないような人でした。

その仕事の影響もあり、私も幼いころは香港に6年ほどいて、現地の日本人学校に通っていました。その頃に多様なルーツを持つ人と同じ時間を過ごしたせいか、人見知りなどもほとんどなく、新しい人と知り合う抵抗はなくなりました。営業職が向いていると感じるのも、もしかしたらこの経験が活きているのかもしれません。

そんなバリバリ働く父の背中を見ていて、私自身もモノ作りに携わる仕事がしたいと考えました。また社会への影響がより大きな「モノ作り」ができる会社へ行きたいと考え、前職に入社することを決めたのです。

社会に与える影響の見えづらさに葛藤を感じた、前職時代



ー「化学の原料メーカー」とは、今の仕事からは想像もつきませんね。具体的にはどんな仕事をしていたのでしょう

「化学の原料メーカー」といってもいろいろありますが、私が勤めた会社では、主に化学品・食品・樹脂添加剤の3つの原料を取り扱っていました。その中で最初に配属されたのは、会社の収益の柱である「樹脂添加剤」の部門でした。

私たちがよく目にするプラスチック製品のほとんどは、様々な樹脂添加剤が少量入っていて、それが製品の機能を維持したり、新たな機能を付与したりすることに貢献しています。たとえば強度を高くしたり、紫外線から守ったり。

営業先は、そうした樹脂添加剤を用いて作られたプラスチック成形品を販売している会社の、ずっとずっと手前の会社。そこで樹脂添加剤を販売する営業を3年ほどしていました。

やりがいは、大きい会社に対して、大きな取引を経験できること。会社全体の売上は3,000億円ほどあり、従業員数は約3,000人。そのうち営業は200人程度だったので、一人当たりの売上は100億以上ありました。

また、大きな会社の資材部の課長などと話をさせてもらうようになるためには、化学知識が不可欠です。元々文系だったのではじめは苦労しましたが、それでも毎日勉強し、成長を感じられる仕事をさせていただいたことにも、やりがいを感じていましたね。

得意先の方々にもとても良くしていただき、飲み会やゴルフなどの接待を通して、お客様とのコミュニケーションの仕方を学ぶこともできました。

一方で、自分が携わった原料が、社会に対してどのような影響を与えられているのかが、見えづらかったんです。「〇〇億売りました」「〇〇トン売りました」という結果は追えるけれど、それが「どのように使われ」「どんな人の手に渡っているのか」ということまでは分からなかったんですよね。

また、ルート営業が主だったことにも物足りなさを感じるようになりました。もちろん、それも大事な仕事だということは分かっています。けれど、毎日に変化がなく、自分でなくてもできる仕事のような気がしたんです。

化学の知識についても、私よりも相手先の方がより多くの知識と経験を持っていらっしゃいます。研究職の方々が多かったので当たり前ですよね。ただ自分が数年、数十年勉強した先に、対等な知識量でいられるかというと、それは難しいのではないかと、壁にぶち当たってしまったんです。

知識がないと、どうしても自信をもって営業ができません。より自分の趣味趣向に合った業界や環境で営業活動をしたいと考え、3年ほど勤めて転職することを決めました。

「自分の好き」を伸ばし「自信を持って営業」できる環境へ



ーそんな中、住宅業界であるグッドルームに入社を決めたのは、どんな理由があったのでしょう

転職する際に新たに考えた軸は、2つあります。一つは、自分が興味を持てる業界であるということ。そこで「住環境」に携われる業界に絞って様々な会社の面接を受けました。

元々間取りを見たり、引っ越す予定もないのに物件サイトを見ることが好きだったので、楽しみながら働けると思ったんです。

もう一つの軸は、自分がやったことによる反響や影響が分かる仕事がしたいと思いました。グッドルームは自分自身がよく閲覧していたサイトです。ほかの会社のサイトとは違い、物件の「量」ではなく「見せ方」にこだわり、その魅力を丁寧に伝えようとする姿勢に惹かれました。

グッドルームを閲覧している方は、きっと内覧前後でのギャップがほとんどなく部屋探しができているだろうと感じましたね。グッドルームのこの姿勢が世の中のスタンダードになればいいのに、と一人のユーザーとして心から思えたんです。

またいろいろと調べる中で、グッドルームの営業では「TOMOS」という自社で考えられたリノベーション物件を企画・販売しているということを知りました。

自分たちの手でリノベーションを企画して、サイト上や仲介を通じ、エンドユーザーであるお客様に紹介ができる。相手の顔が見える事業であると感じました

さらにこの一連の流れを行っている会社であるからこそ、私たちは根拠となるデータをたくさん持っています。物件をリノベーションさせていただいた後に、どんな効果やメリットがあるかを裏付けるものです。

きっと、私も自信をもってオーナー様や管理会社に営業ができるだろう、と思いましたね。自分の中に疑問を持ちながら営業をすると、それは相手に必ず伝わってしまうもの。今胸をはって、営業ができていることが本当にありがたいんです。

ー具体的にはどんな仕事をしていますか

入社してからの具体的な業務は、「TOMOS」の販売です。オーナー様や管理会社の方から「お部屋を見て下さい」という依頼をいただき、お部屋の悩み、長期で空いてしまっている原因をヒアリングします。そしてそれに対して、物件のネガティブなポイントをポジティブに変換できる提案をします。

たとえば駅から遠い物件を、広い土間が玄関についたお部屋にすれば、普段自転車を使って生活をしている方々にとっては、魅力的なお部屋に感じられます。その分相場よりも賃料が安ければ、喜んでくださる方が必ずいるんです。

このように、「所有者の悩み」と「新たなお部屋のターゲットが求めること」の接点を探し、企画し、提案します。

一つ物件のリノベーションが終わって部屋が新たに生まれ変わると「ここもすぐに満室になるんだろうな」としみじみと感じますね。

チームを育てることで、社会に与えるインパクトを最大化したい



ーグッドルームに入社して約2年。現在営業チームのリーダーとして活躍されていますよね。チームビルディングに対して少し教えてください。

現在は部長の下に私が課長として在籍し、メンバーは7人います。

前職では私の直属の先輩が30歳、その上の方が50歳と年齢が離れていたので、私のような若い人間がマネジメントを経験させていただくことになるなんて、思ってもみませんでした。

幸い、リーダーになった当時部長だった、佐藤陽亮がいてくれたことも大きかったと思います。

陽亮さんは、とにかく明るいんです。絶対にチームの雰囲気を悪くするようなことはしない。チーム全体の士気を上げるために、あえてこういう話し方をしているんだな、というようなことを間近で感じることが出来たので、マネジメントへの興味を持つようになりました。

ーまだ20代というと、管理職になることに抵抗を感じ、第一線で営業だけをしていたい、という方も多いと思います。武田さんのマネジメントをすることへのモチベーションって何なんでしょう

自分と話して、悩みや課題を整理して、次にやるべきことが分かって迷いなく動き出すメンバーを見ていると、本当にうれしいんですよね。

メンバーが心地よく働けるための環境作りやアドバイスをすることで、仕事に対して前向きに頑張ってもらい、かつどれだけ数字にもコミットしてもらえるか。

これがうまくできれば、自分一人では到達できなかったところにも行けるようになると思うんです。

自分個人の成果を伸ばしていくことよりも、ずっとその先にある、世の中にインパクトを残せる仕事がしたい、という想いの方が強いのかもしれませんね。

グッドルームは平均年齢が若いので年下のメンバーが多く、一生懸命な人が多いからこそ、壁にぶち当たることも多いんです。そこをうまく私がサポートしてあげたいと思っています。

ただ、まだまだ引っ張っていく存在が少ないのも課題です。でもそれも、今いるメンバーの中から、次に活躍してもらうリーダー候補を私自身が考え、同じような経験をしてもらうことで、より強いチームになれると思っています。

マネジメントの楽しさを感じてもらって、その道にいきたいと思ってくれるようなメンバーが生まれたら、それもうれしいことですよね。

TOMOSを世の中の当たり前にして、日本の賃貸住宅水準を上げたい



ーそんな武田さんの、グッドルーム内で思い描く夢って、なんですか

私はずっと「自分の仕事で流行を作りたい」って野望があるんです。それが世の中に影響を与える仕事をする、という目標にもつながります。その土台が、この会社にはあると思うんです。

ですからグッドルームの中でいうと、TOMOSを世の中の「当たり前」にしたいですね。もちろん、まだまだエンドユーザーへの訴求は必要ですし、私たち自身もより多くのTOMOSを世の中に送り続けなくてはこの夢は達成できません。これからはメディアチームとの連携もより密に行いたいですね。

これから一つずつ、さらには一棟まるごとTOMOSをご提案できる機会が増えてくれば、この先何年か働いて振り返ってみたときに、日本の賃貸住宅の水準が上がっていた、なんてことも夢ではないでしょう。そうなればきっとみんなが幸せでしょうね。

そんな道を歩んでいけるように、目の前のできることから一つずつ、成果を出していかなければいけないと感じます。

私たちの会社は、会社全体のみんなが心から良いものだと感じてTOMOSを世に送り出しています。だからこそ、部署間での駆け引きはないし、みんな目指している方向が同じなんです。

ここでは、お客様満足度が上がらないと自分たちには何も返ってこない、という考え方が根付いています。だからその満足度を上げるために、一人ひとりがどうしたらよいのか、ということを常に考えているんです。

聞こえがいいかもしれないけれど、そういうことができている会社って、なかなかないんじゃないかなと思います。

あと、人がみんないい人なんですよね。全く違う業界からきた私でしたが、そんな私でもこうして楽しく、やりがいをもって働けています。

いろいろな業界出身の方が来てくだされば、会社としてもより刺激になるのではないかと思うので、臆することなくチャレンジしていただけたらうれしいです。



武田のインタビューはここまで。本当に良いプロダクトを世に送りだせている、という自負があるからこそ、自信を持って営業活動ができている、という武田。

グッドルームは異業種からチャレンジしてくれるメンバーの多い会社です。日本の住環境のアップデートに貢献したいと考えている方、ぜひグッドルームで一緒に夢を叶えてみませんか。

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