株式会社グスクはこの1年で、売上10億円という大きな節目を迎えました。
けれど代表の大城が1年を振り返ったとき、真っ先に思い浮かんだのは「数字」ではありませんでした。
社員の成長、表情の変化、人生の選択肢が広がっていく瞬間。
「数字はあくまで結果で、通過点」
そう語る大城が見つめていたのは、人が豊かになっていく過程でした。
今回は、2025年の振り返りとともに、2026年に向けたグスクの目標、そしてこれから一緒に歩んでいきたい仲間像についてお話しします!
今期10億は「ただの通過点」。数字より嬉しかったのは“人の変化”
株式会社グスク代表 大城大
――今年1年を振り返って、いかがでしたか?
大城 数字だけで見ると今期は確実に売上10億に到達します。創業1年目は売上2000万円だったので、今期10億なら8年で50倍です。みんなの頑張りもあって利益も大きく出る見込みですが、数字だけ見た達成感とか高揚感は僕自身は特にありません。あくまで数字は結果であって、ただの通過点だと思っています。
それよりも嬉しかったのは、社員の豊かさや成長ですね。例えば、社員がグスクの給与でマイホームを買ったとか、1年前と比べて顔つきが全然違うとか。そういう変化の方が、自分にとっては大きいです。
2024年の集合写真
2025年版は記事の最後に!
個人事業主だった頃は、喜びも悲しみも“1人分”でしたが、法人化したことで、喜びが10倍、20倍…と増えていく。会社が大きくなって、自分ひとりの喜びじゃなくて、みんなの喜びや達成感を自分ごとのように感じられる。
これは数字では測れない幸せなものですよね。
会社として結果が出ること以上に、社員の経験や自信、人生の選択肢が広がっていることが、社長としての自分にとって本当に嬉しいと思える1年でした。
――会社も社員のみなさんも成長された2025年だったということですね。新しいメンバーも入社し、活躍されていましたね!
大城 そうですね。今年は特に、「いい出会いが多かった1年」だったと思います。岡さんや炭本さんをはじめ、これまでのグスクにはなかった視点や経験を持った人たちが加わってくれました。
新しい仲間が入ることで、組織の空気も自然と変わっていきます。今まで当たり前だと思っていたことに対して、「それってなぜですか?」と問いが生まれたり、新しいやり方を提案してくれたり。それを受け入れて、一緒に考え、試してみる。その積み重ねが、今年のグスクの成長を大きく後押ししてくれたと思っています。
新たなメンバーも加わったマネージャーチーム
面白いなと思うのは、新しく入ったメンバーがすぐに馴染んでいること。
「前からいましたよね?」と言われるくらい、自然にチームに溶け込んでいるんです。それは新しい仲間の人柄もそうですし、同時に、すでにいるメンバーの受け入れる力が育ってきた証拠でもあると思っています。
課の新設が成功した理由は、責任の範囲を狭め、潰れない組織づくり
――新たなメンバーが増えて、新たな視点が加わったことでグスクが組織としてさらにパワーアップしたように感じました!組織の強化という点で、今年は組織図を作り、課を新設しましたが、実際にやってみていかがでしたか?
大城 正直に言って、めちゃくちゃ良かったですね。これまでのグスクは、少数精鋭で走り続けてきた会社でした。だからこそ、責任感の強い人ほど「自分が全部見なきゃ」と思ってしまう。結果として、見ている範囲が広くなりすぎて、心身ともに負担が大きくなってしまう状況がありました。
野村さん主導のもと走り出した課を分けた新体制がスタート!
そこで今年は初めて、きちんとした組織図を作り、課を分けました。目的は、管理や統制を強めることではなく、責任の範囲を明確にすることです。「あなたはこのチームを見てください」「ここまでがあなたの役割です」
そうやって範囲を区切ることで、「自分はここに集中すればいいんだ」と安心して仕事ができるようになったと思います。
――社員インタビューをした際に、メンバーにも課が新設されたおはなしをお聞きしましたが、みなさんのリアクションもとてもよかったです。
大城 今回の取り組みが社員にとってもいい効果がでていて嬉しく思います。課を分けたからといって、縦割りになったわけではありません。
むしろ逆で、前提として「みんな同じチーム」という意識があるからこそ、部署を越えて自然と助け合える状態ができています。
チームのミーティングもこの1年でより濃いものに
他責にならず、「これは自分の仕事じゃない」ではなく「今、チームとして何が必要か」を考えられる。組織図はあくまで土台で、その上にあるのは仲間意識と信頼関係だと思っています。
――マネージャーのみなさんがそれぞれに成長した理由のひとつも、課ができたことが大きく影響しているように感じました。
大城 そうですね。課を作ったことで幹部社員の負担が軽くなったことも大きな理由だと思います。これまでは「見る人」「判断する人」が限られていて、どうしても一部の人に仕事や責任が集中しがちでした。
課を新設したことで、部門長が見る人数も6〜8人程度に絞られ、一人ひとりと丁寧に向き合えるようになったと思います。今年はまだ「このチームを引っ張ってね」という段階ですが、それでも十分に効果を感じています。来年はさらに、役割や目標を明確にしていく予定です。
育成課のグループ長としてグスクを牽引した今仁マネージャー
人が増え、事業が広がっていく中で、誰も無理をしすぎず、長く働ける状態をつくるための一歩です。この土台ができたからこそ、来年は「目標を具体化し、細分化する」という次のフェーズに進めます。2025年は、グスクが“それぞれが個々に頑張る会社”から“持続的に成長できる会社”へと変わり始めた1年だったと思っています。
縦割り感が強くなったわけではなく、前提として“みんな仲間”という意識があるから、部署を超えて助け合える。その上で、責任の範囲が整理されたのはすごく大きいことだと思いますね。
「次の経営者」を育てる。失敗できるうちに失敗してほしい理由とは?
ーーこの1年、組織を俯瞰して変わったなと思うことはありますか?
大城 結果だけを追い、手段を選ばない会社も多いですが、グスクは「どういう過程で数字をつくるか」を大切にしています。
お互いを蹴落とし合う雰囲気ではなく、お互いを尊重し合って、自然に自走していく。今年入社したメンバーも、入社してすぐに周りの指導ができたり、マネジメントを担ってくれたり。組織としても良い循環が生まれてきました。社内の雰囲気もよく、結果もついてきている。適材適所が少しずつ形になってきたと感じています。
社長としてマネージャーたちに目標を伝え続けた2025年
ーー今年はグスク以外に、新たな関連会社も設立されたと聞きました。
大城 グスクとすでにあるアジアの他に、今期は新たにアースという会社を設立しました。今の体制が完成形というわけではないんですが、将来的には役割を分けたいと思っています。
ざっくり言うと、
グスク:宿泊施設の経営・運営、企画やクリエイティブ、ノウハウ
アジア:不動産の営業・開発など、がっつり営業の会社
アース:清掃やメンテナンスなど、労働集約型に近い部分
という形で棲み分けをしていきたいと構想中です。
グスクは“価値をつくる側”、アースは“支える側”、アジアは“広げる側”。
それぞれが強みを発揮できる状態をつくっていきたいですね。
ーー夏頃におはなしを伺った際には、社内ベンチャーの話もありましたが、そうした考えも含めた戦略なのでしょうか?
大城 法人化して8年で50倍成長して、年間成長率は平均すると75%くらいです。ここからは、毎年20%ずつ成長していけば14年で100億に到達します。1000〜3000室を運営して100億は、今の事業モデルで十分達成できると思っています。
ただ、次の世代を育てないといけない。経営感覚を持った幹部社員を育てる必要があります。そのために僕がやりたいのは、“失敗できるうちに失敗してもらうこと”です。
社員にはどんどんチャレンジしてほしい!
100億の会社になってから「10億失敗しました!」は取り返しがつきませんが、今なら、何千万規模の失敗は許容できる。成功も失敗も含めて、自分で考えて、自分で動いて、責任を取ってやり遂げる経験を積んでほしい。
それが結果的に、会社が100年、200年、もっと続く基盤になると思うんです。そうした想いもあって、チャレンジする場を作っていきたいと思っています。
来年のテーマは「目標を具体化して、細分化する」会社30%成長へ
1000室に向けて新規部屋の準備も年々増加中!
ーー会社として2026年はどのような目標を掲げていますか?
大城 会社として「1000室を運営できる体制を作る」という大きな目標は共有できています。でも大きい目標だけだと、具体的な行動がぼやけてしまう。
だから来年は、会社として年間30%成長を目指して、目標をもっと具体化していきたいと思っています。会社の目標を課の目標に落として、さらに個人の目標に落としこむ。それぞれの積み上げが合わさったときに、年間30%成長を達成する。その“目標の細分化”を、来年のテーマにしたいと思っています。
大きな目標があると、もし人間関係のトラブルが起きても同じ方向を向いて乗り越えられる。目先の感情や誤解に足を取られないように、「なぜそれをやるのか」「どこに向かうのか」をより強く共有していきたいですね。
家族との満たされた時間が、仕事の質を変える
――ここまで会社や組織のお話を伺ってきましたが、大城さんご自身の1年についてもお聞きしたいです。
グスクのアイドルゆいちゃん(もうすぐ3歳)!
大城 僕が楽しそうに働いているからか、最近2歳の娘が「社長になりたい!」と言うようになりました。「仕事に行くって楽しいことなんだ」と感じ取ってくれているみたいで。まだ仕事内容はわかっていないと思いますが、一番身近な仕事が「社長」なので、僕が楽しそうに働いている姿が、そのまま仕事のイメージになっているんですよね。
逆に、親がいやいや働いて、家で仕事の愚痴ばかり言っていたら、仕事にも、結婚にも、ネガティブなイメージが刷り込まれてしまう。
だからこそ、自分自身がお手本になれるように生きたいと思っています。
子どもが本当にかわいくて、家庭も順調で毎日が幸せなんです。だからこそ、会社もうまくいっていると感じています。結婚して家庭を持つと、妻の協力なしに会社経営はできません。もし家庭に問題があって、自分の中に欠乏感がある状態だと、社員を満たすことはできないと思っています。
家族は大城さんにとって大きな原動力
だから大前提として、家庭がうまくいっていて、自分自身が満たされていること。それがあって初めて、社員を認め、褒め、信じて任せることができる。それこそが、社長の一番大事な仕事だと思っています。
僕にとっては、自分の家庭と会社、家族が2つあるような感覚ですね。妻は会社で働いているわけではありませんが、妻も「会社も社員も家族のような存在」だと思ってくれていると思います。会社を長く続けるために、一番大事なのは、家庭と人生を大切にすること。そう実感しています。
グスクが来年ほしい仲間は、本音で向き合い、チームを前に進める人
ーー先程お伺いした会社の目標の達成に向けて、2026年はどんな人に仲間になってほしいですか?
大城 今求めている仲間は、「今のチームの課題を埋めてくれる人」だと思っています。グスクは、心優しくて、気がついて、相手を思いやれる人が本当に多い会社です。それはとても大きな強みなんですが、一方で課題でもあります。
みんな優しいからこそ、
・相手の本音を探り合ってしまう
・自分の意見を飲み込んでしまう
・違和感があっても言葉にしない
そういう場面が、正直まだ多いんです。
仲良くやることと、本音で向き合うことは別です。同じ目標に向かって、本音でぶつかり合えるチームでありたいと思っています。
運営施設のイメージ撮影での1カット
どんなときもチームワーク抜群!
ーー今のグスクの課題を解決できる人とは具体的にどのような人なのでしょうか?
大城 本音でぶつかり合えるチームと言っても、言葉が強い人や、威圧的な人を求めているわけではありません。
まず大切なのは、根幹に思いやりとリスペクトがあることです。相手を尊重しているからこそ、「それは違うと思う」「今のままだと、チームとして前に進めない」と、ちゃんと伝えられる人。
その瞬間は、言われた側が落ち込むこともあるかもしれません。でも、その一言がきっかけで、チーム全体が同じ方向を向けるなら、それは必要な“厳しさ”だと思っています。相手の成長を本気で願って言葉を届けられる人やチームを一段引き上げるエネルギーを持った人。そんな人に、チームを引っ張ってほしいもらえると嬉しいですね。
例えるなら、部活のキャプテンやコーチみたいな存在ですね。
「全国大会を目指そう」「きついけど、ここを乗り越えよう」と、目的意識を言葉にして、何度も伝え続けられる人。感情的に引っ張るのではなく、
目標に向かって、覚悟を持って前に進ませる人。
そういう人が入ってくれたら、チームはもう一段強くなると思っています。
社長とグスクのアベンジャーズたち
ーー欲しい人物がより具体的に見えてきました!マネージャー職にはどのようなことを求めていますか?
大城 管理職に求めている一番のスキルは、チームのメンバーを認めて、褒められることです。厳しく指導する前に、まず「あなたはちゃんとやれている」と認めて伝えられる人。それができない人は、正直、管理職には向いていません。
自分自身が満たされていない人は、「まず自分を認めてほしい」という状態になってしまう。そうなると、部下を満たすことはできないと思っています。自己肯定感があり、すでに満たされている人が、さらに人を満たす。それが、グスクの管理職に立ってほしい人の条件です。
グスクは今、次のフェーズに入っています。規模が大きくなり、人も増えてきたからこそ、本音で向き合えるかどうかが、組織の成長を左右します。
違和感を感じたら、言葉にする。相手のため、チームのために、勇気を出して伝える。その積み重ねが、1000室、そしてその先につながっていく。
来年のグスクは、「思いやりのあるチーム」をベースとして
「本音でぶつかり合い、前に進めるチーム」へ。
そんな変化を、一緒に楽しめる仲間と出会いたいですね。
初めての社員総会は“社員のために”!
ーー初の社員総会も1月に控えています。なぜ総会をしようと思ったのでしょうか?
大城 今回、初めて社員総会をやろうと思った理由はシンプルで、「今いるメンバー全員で、同じ景色を見たい」と思ったからです。今のグスクは、入社して2〜3年のメンバーが多く、それぞれが今の会社の姿しか知らない。だからこそ、これまでの歩みや、なぜ今の判断をしているのか、そしてこれからどこに向かっていくのかを、改めて共有する場が必要だと感じました。
2025年の集合写真大公開!みんないい笑顔〜
総会は形式ばったものではなく、気軽な社員研修のような位置づけです。
普段は現場が分かれていて「名前は知っているけど顔は知らない」ということもあるので、まずは働く人たち同士がお互いを知る時間にしたいと思っています。総会というと、どうしても数字や目標の話が中心になりがちですが、今回は社員への感謝や労いを伝えることに、しっかり時間を使いたいと計画中です。
2025年は、人が増え、組織が整い、価値観が少しずつ共有されてきた1年でした。2026年は、その土台の上で目標を具体化し、本音で向き合いながら、もう一段成長していく1年にしたい。
社員総会は、そのスタート地点です。「この仲間と、この会社で、次の一年を進んでいく」そう思える場にしたいですね。
グスクでは現在、未来の幹部候補を募集中です!
グスクは今、数字も組織も次のステージに入っています。
「成長しながら、仲間と本音で向き合える会社で働きたい」
「仕組みを作り、チームを前に進めたい」
そんな方と一緒に、次の1年を作っていきたいと思っています。
興味を持った方は、ぜひエントリーください!