hokan公式アカウント - Medium
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https://medium.com/@hokan_dev
hokanコミュニティマネージャーのTomokoです。
私自身の自己紹介の番がやってきました。
スタートアップは2社目。
hokan最年長メンバー。
2児の母。
宜しくお願いします!
第一次 保険会社時代
新卒で外資系のリスクマネジメント会社に就職しました。
あらゆる領域のリスクマネジメント業務がある中で、私は保険部門の商品開発チームに配属されました。当時はまだ無認可の共済があって、どういった共済商品を作りたいかお客様にヒアリングをして企画をし、アクチュアリーチームと商品化可能な料率算定ができるかを詰めて、約款を作りこみ、契約書類やパンフレットなどの募集ツールを作成するという業務を担当していました。
保険業法の改定に伴う共済の少額短期保険への移行を済ませ、商品開発の経験を生かして生命保険会社へ転職しました。生命保険会社でも業務内容はほぼ同じです。どんな商品を作るのかを関係各所と検討し、金融庁の折衝資料をつくり、約款を作りこみ、募集ツールを作成し、印刷手配をし、営業サイドへ説明をする、といった一連のフローを商品ごとに担当していました。
第二次 駐妻生活時代
主人の転勤でシンガポールへ引っ越すために保険会社を退職しました。
駐妻を経験させてもらって1か月、自分の生活への生産性のなさに不安を感じ、シンガポールでビジネスライセンスを取得して、いわゆる個人事業主として教育コンサルタントを始めました。
運よくマーケットニーズのニッチなところにぴったりはまり、おかげ様で有意義なシンガポール生活を送らせていただきました。
妊娠のタイミングには葛藤もありましたが、第一子を妊娠して帰国。
保育園が先か内定が先か問題と戦っていた頃、シンガポールで知り合った方から、事業を立ち上げたのでバックオフィスを手伝ってくれないかと声をかけていただきました。
第三次 ITベンチャー時代
私は2人目の妊娠が発覚したところでしたし、バックオフィスはやったことがない。
それでも大丈夫だと言ってもらえたので、2016年にスタートアップ2期目、社員10人、インターン含め20人程だったSQUEEZEに入社し、経理、労務、総務、人事、広報、秘書などを担当しました。
当時は本当に大変でしたね。保険会社は内部のシステムが古いのにその後5年も会社員を離れていたので、そもそも作業で「クラウドってなに?」から始まって、
長女はイヤイヤ期真っただ中、
おなかの赤ちゃんはどんどん大きくなるし、
社員は世界各国12国籍の人がいてなおかつほぼ平成生まれ。私の中の当たり前とギャップがすごい。
新しい社員はどんどん入ってくるし
経理や労務手続を本を読みながらひたすらトライアンドエラー
でも毎日楽しくて仕方なくてトイレに行く時間も惜しんで働いていました。
育休はとらずに下の子の保育園が決まるまでの7か月間、在宅勤務と子連れ出勤をしていました。
やる気以外何のスキルを持ち合わせていなかった私を雇ってくれた経営陣、そして支えてくれたメンバーたちに本当に感謝しています。
必死で働き続けて丸2年を終えたときに、いろいろと思うことがあって転職することを決めました。
保険会社の元上司や同僚からは戻ってこないのかと声もかけていただきましたが、時代の最先端を求めようという理由で悩んでいたときに、CEOの小坂に声をかけられました。
『保険業界出身かつスタートアップのバックオフィスの経験者。ちょうどええやん。』って。
私が前職で培ったスキルをもってhokanに貢献できるところはいろいろあると思いましたし、
その先に私が挑戦できることがhokanには山ほどあること、
そしてhokanを通じて保険業界に恩返しできるという点も魅力でした。
経営陣それぞれが、個々の人生のスキルアップを尊重する考え方がとても好き。
職域にとらわれずに、裁量をもって業務できるところが心地よいです。
お互いがお互いのスキルを尊重し
教えあって補い合って
見守って高めあう
これから組織が大きくなっていっても、根底は変わらずにみんなで成長を続けられたらいいなと思います。
現在のhokanはCEO,COOの他はエンジニアとPMだけで、
私は経理、人事労務、総務、法務、採用、広報などバックオフィス全般を担当しています。
今はじわじわ業務の領域を広げようと試みている最中。
カスタマーサクセスも経験してみたい。
なんらかの形でプロダクト開発にも携わりたい。
心がけていることはシンプルで、
「皆が働きやすい環境づくりをし、会社が健全に成長するように守る」ということ。
これから社員も増えていくので、チームビルディングも課題。
これから結婚して子供を持つ未来のパパママも応援していきたい。
優秀な若手にめいっぱい業務に心躍らせてもらえるように、みんなが入社したくなる会社になるように、
環境をつくって守っていきたいです。
今はhokanで立派なおかんになることを目指しています。
日本国内から世界で活躍できる企業がひとつでも多く誕生し、日本が抱える問題をひとつでも多く解決し、私の娘や孫やそのずっと後の時代までみんながhappyに暮らせる世界が続くように、
私はスタートアップ企業を応援して、私が貢献できることを探して広め続けていきたい。
スタートアップ界のおかんになるためには勉強しないといけないことがいっぱいあって、
あと何十年もかかるかもしれないけれど、おかんは息絶えるまでおかんだから大丈夫。
私自身hokanでいっぱい成長させてもらいますが、
hokanをわが子のように愛し、hokanが成長するお手伝いができたらなと思っています。