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下:組織と働き方を考える

CMOの片岡です。

本日は「組織と働き方」について思うところをまとめて、3部作を締めていきたいと思います。


理想の働き方を実現できる理想の組織(ユートピア)はあるのか?

時間の流れは恐ろしいもので、前職を退職してすでに1年が経過しました。日々様々な事件が勃発するスリリングな毎日ですが、おかげさまで楽しく仕事させていただいています。

前職は大きな組織で、今はスタートアップ。 よく頂戴する質問の中に、

「前職と比べて(組織や働き方は)どうですか?」

というものががあります。 数万人規模の組織から、社員2名(当時)のスタートアップに飛び込んだわけですから、環境の変化は相当なもので、それを一言で表現することは実に難しいです。細かい変化は言い始めたらキリがないのですが、働く場所を変えてみてわかったことが一つだけあります。

それは、全ての要望を満たす、”理想の組織(ユートピア)”など存在しない!! ということです。

大企業の方が、ヒトも金も、社会への影響力も大きいので、その意味で大きな仕事が”短期間で”達成できるチャンスがあるように思います。社会的な信頼も、ブランドも目には見えないですがものすごい資産ですし、ビジネスをする上でこの上ないアドバンテージがあります。チャンスに恵まれる環境を手にするためのハードルはエベレスト級に高く、既得権を持った様々な既存抵抗勢力を振りきって、様々なご縁に巡りあい、チャンスを得て、そういった環境に身をおくことが非常に難しいのが難点なわけですが…

一方のスタートアップは、スピード感があるし、リスクをとってチャレンジできるし、何より制約なく未来思考でビジネスができたり、組織を一から創っていくというダイナミズムや成長感を感じられるのは何よりも強みだと思います。


理想の組織、理想の働き方とは?

どちらがいいとか悪いとかではなく、組織によっていい部分と、足りない部分があり、結局のところ一長一短です。

住む家を探す時と一緒で、価格は安いが駅から遠いとか、築年数は新しいが周辺の治安が悪いなどすべてが完璧な物件など存在しません。あってもすぐに売れてしまいます。

組織もそれと同じです。なので、その要素があれば納得できるか、その要素はなくても我慢できるかを自分なりに整理して把握しておくことが大切だと思います。

我慢できる要素の整理ができていない人は、存在しない理想の組織(ユートピア)を目指す長い旅に出て、常に組織に不満を漏らすジョブホッパー(夢追い人)になってしまう可能性が高いです。


では、理想の組織、理想の働き方とはどういったものでしょうか?

今、私が考える理想の組織、理想の働き方とは、 覚悟を持ってワクワク働くことができる ことができる場所こそが「理想の組織」であり、そのように働けていることが「理想の働き方」なのではないかと感じています。

給料がいいとか、上司とあわないとかそれぞれのフェーズで考慮しなければいけない事情はいろいろあると思いますが、一旦すべての条件をとっぱらって純粋にこの質問にYesかNoで自分と向き合い、Yesであれば(現時点において)理想の働き方ができているということなのだと思います。

そういう意味で、今私が働いているiCAREという組織は、私にとって理想の組織であり、理想の働き方をさせてもらえていると、仲間たちに感謝しています。


理想の働き方ができているiCAREってどんな組織なの?

冒頭の写真は、去年11月に会社のVisionを決める、つまり「組織のWhy」を確かめあうために合宿を行った際の写真です。この合宿で、iCAREのクレドのようなiCAREらしさについて話し合われ、今でもその考え方が組織の基礎になっているなと感じています。


iCAREのクレドは、 「楽しまなければプロじゃない」 です。


iCAREの社内では、「プロ」という言葉が飛び交っています。定義は難しいところですが、私なりの解釈としては「専門性を持って常に結果を出し続け、結果を出すためにどうすればもっと上手くなるかを試行錯誤し続け、日々スキルアップに取り組める人」という感じでしょうか。

やはり、プロであるからには「結果」が求められます。結果にこだわらず、楽しさに軸足が置かれたサークル的な活動ではないという点は重要なポイントです。

また、新しい領域や、やったことのない仕事にも果敢にチャレンジし「スキルアップできる」ことや、人が嫌がるようなことですら「楽しみながら結果をだす」ことができるのは、”プロ”だからこそなのだと思います。

ある企業でインターンをした学生さんが「名刺のエクセル投入」しかさせてもらえなかったと文句が綴られた記事が一時期話題になりましたが、仕事に優劣をつけ、名刺のエクセル投入という与えられた仕事を楽しんで、結果を出せなかったという点で、その方は”プロ”ではないのだと思います。

そういう観点で、今のiCAREメンバーはそれぞれのセクションでプロとしての価値を出しまくって結果をだしているだけにとどまらず、次のステージに向けて日々全員が自らのスキルアップに余念がないという素敵な組織だと思います。何をお願いしても、常に前向きに取り組んでくれる最高の仲間たちがiCAREの誇りです。


そして、そのクレドを支える行動規範が次の3つです。


①自分にフタをしていないか?

結果を出し続けるプロであるために、現状維持でとどまることなく、メンバー全員が常に進化し続けることが必要です!!

だからこそ、iCAREメンバーは簡単に「無理」と言わないプロ意識があります。「今の発言、フタしてない?」が社内の合言葉ですw


②仲間への愛はあるか?

仕事は一人で完結しません。支え、支えられながらビジネスは加速度的に大きくなっていきます。

個人の「結果」だけにこだわりすぎたために、仲間への配慮がなくなってしまうと、一時的には乗り切れますが、継続的に結果を出し続けることはできません。

だからこそ、iCAREは同じ目標に向かう仲間への「愛」を大切にしているのです。


③家族に誇れる仕事か?

世の中には利益はあがるけど、家族に自信を持って話せない”大人な世界”がつきものです。そんな微妙な判断が求められた時に我々が立ち返るのが、「家族に誇れるか?」という言葉です。家族に胸を張って言えないビジネスはしない!!という強い意志表明です。


合宿から1年ほどが経ちますが、この言葉たちは色褪せることなく、今のiCAREを形作っているな〜と改めて感じています。

iCAREでは、働くひとが働くことで健康を失うことがない社会を目ざし、ビジネスの推進を加速していきます。現在、その中核を担う仲間を募集しています。みなさんのご応募お待ちしています!!

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