これまでの価値観を覆す事から始まった、私の働き方改革。 | パーソルプロセス＆テクノロジー株式会社

今この文章は平日昼間、自宅で書いています。午前中は区主催の子どもの定期検診に行き、その後保育園に登園して、ようやく勤務開始。
通常、早朝勤務開始からの子ども起床時間〜登園まで中抜け、登園後にリモートでチームMTGに参加、それから顧客先に出向きコンサルタントとして打ち合わせ後、また自宅に戻り作業し勤務終了。そのままキッチンへ。夕飯の支度をし降園時間、子供のお迎えに行きます。それが現在の日常です。

ちなみに私は正社員、８時間勤務。今の業務は主に企業の働き方改革支援を行なっています。企業の経営課題に向き合い、テレワークやフレックス制度等の施策を提案〜普及・定着まで一気完遂で!！

あ。自己紹介遅れました。2017年6月に中途でワークスイッチコンサルティングに入社しました、泊です。プライベートでは2児（長男5歳、次男1歳）の母です。

ワークスイッチに出会うまではサービス業界でB to C営業部門、その後人事部門で働き、労務管理・月例給与関連業務・制度企画等・・・人事のジェネラリストとして多岐に渡る業務を経験してきました。

あの、時短希望ですが入社OKですか？

前職では退職までの１年間、退職届をお守りのように（いつでも辞めてやるっ！なんて思いながら）
持ち歩く日々。そんな中、「二人目不妊（妊活）」や「友人の死」・「両親の（父から母への）臓器移植」（詳細を語ると重い＆長いので割愛しますが笑）、様々な出来事が「自分が今後どう生きたいか」を考えるきっかけになり、転職に踏み切る事ができました。

幸運にも退職後すぐに第二子を授かる事ができ、１年間は育児に専念した為、転職活動を始める時は正直「浦島太郎状態」。1年間のブランクですっかり転職への自信を無くし、「自己実現」を追求するのか、「生活のために経験を生かして出来る仕事をするのか？」の2択で悩みました。
自分の心が定まらないまま転職活動を始めたある日、「はたらいて笑おう」というスローガンと「多様な働き方が実現できます」という言葉が目に飛び込んできて・・・しかも正社員！時短相談可！（神様!!!!!）よくよく見たら、自己実現が追求できそうな業務内容。（ただ「経営層に意見を言える胆力のある方」という募集要項は自己評価的にNGでしたが。）当時は二人目の子どもが０歳だったため、時短勤務での入社を希望。面接で恐る恐る「時短希望なのですが」と切り出すと、あっさり「分かりました〜。今時点の勤務開始可能時間、終了希望時間とかありますか？」と現在の上司。思わず拍子抜けしてしまいました！いい意味で。笑

↑支援で携わった企業での説明会登壇の様子

こんなに自由でいいの？！でもこんなに裁量持たせてくれるなら、それに応えたい！

新入社員研修が終わり、配属2日目から在宅勤務を始めました。
私の仕事は「働き方改革のご支援」ですが、最初は私自身の働き方改革、これまでの価値観を覆す事から始まりました。まず勤務場所ですが、私の所属している部門は全員がテレワーカーなので、基本的に会社に行っても誰もいません。誰もいないなら行く必要がないので通勤しないという選択に。（テレワーカー同士ならではのコミュニケーションも実践しています！特集記事はこちら）
会議やコミュニケーションは基本全てリモートやチャットツール。(チャットでわざわざ雑談とかしていいんだというのが新鮮!)
全てにおいてあまりにも裁量を持たせてもらっているので、元人事部門としては「既得権益化してしまうのではないか？」等、色々な事を考えてしまったのも事実。でも一方で、これだけ裁量持たせてくれているのだから仕事で成果を出しながら、自己実現を追求したい！と意欲は高まりました。

↑半年に１回(１週間単位で)実家に帰省し、テレワーク勤務。乳幼児2人とPC持参の飛行機移動は大変だけど、テレワークが出来る事で家族みんなを笑顔にすることができています

あなたは今後の人生をどう生きたいですか？

元々「人生において無駄な事はない。起こる事は全て必然的なもの」と考えています。
例えリモート会議でうっかりスッピンを晒してしまったとしても、そこには必ず意味があり、学ぶべき事がある。笑　
もしかすると前職を退職せずに好きな英語を使いながら人事業務を深めていくこともできたかもしれない。ただそこには今のように自己実現を追求し応援してもらえる環境はなかった。
私は私が主役の人生を全うしたい。

欲張りや高望みではなく、頑張っている人みんなの「笑顔」溢れる働き方・価値観を醸成できる世の中になるといいな。
まずは自分がそれを体現できるよう、1日1日を大切に笑って生きたいと思っています。