こんにちは! ICONICの採用担当です。
ICONICでは現在、大学生を対象とした長期インターンを実施しています。今回は、2025年11月〜2026年3月までの4ヶ月間、インターンとして活躍してくれた石原さんに、海外でのインターンについてお話ししていただきました。
※記事の内容は2026年3月31日時点のものです
卒業までの空白を有意義に。英語ネイティブの私がベトナムへ挑んだ理由
—まずは、インターンに参加しようと思ったきっかけを教えてください。
卒業後、4月に新卒として入社するまでの期間を、ただ過ごすのではなく、有意義な時間にしたいと思ったからです。私は9月入学・7月卒業の大学に通っていたため、卒業後から入社まで約8か月間と長いブランク期間がありました。前半は旅行など、好きなことに時間を使っていましたが、後半は「何かゴールを持ってしっかり取り組めることをしたい」と思い、インターンを探し始めました。
国内ではなく国外を選んだ理由は、主に2つあります。1つ目は、大学3年生のときにすでに一度国内で1年間インターンを経験していたため、次はまったく新しい環境に身を置きたいと思ったからです。そして時間があるなら、自分がまだ経験したことのない場所で挑戦してみたいと考え、思い切って海外を選びました。
2つ目は、英語圏ではない国でチャレンジしたいと考えたからです。英語はすでにネイティブレベルなので、あえて英語が第一言語ではない環境に身を置いてみたいと思いました。その中でベトナムを選んだのは、比較的治安が良いことに加え、以前旅行で訪れた際に感じた街の雰囲気や食文化、人のあたたかさに惹かれていたからです。
—インターン先を、ICONICに決めた理由を教えていただけますか?
ICONICを知ったきっかけは知人の紹介でしたが、最終的に選んだ理由は、過去のインターン生の経験談に魅力を感じたこと、そして人材業界という幅広い企業と関わることができる業種に挑戦してみたいと思ったからです。
人材業界では、クライアントである企業のニーズを正しく理解するために、業界知識やベトナムでの転職市場の状況、さらには時事ニュースまで幅広く把握しておく必要があります。そうした環境で働くことで、自分の視野を広げられるのではないかと思い、ICONICでインターンをすることを決めました。
観光から生活へ。正解がない環境で試された、自ら考え行動する力
—半年間、ベトナムで生活してみて、いかがでしたか?
ベトナムを訪れたのは、今回のインターンが2回目です。1回目は一昨年(2024年)の3月に家族旅行で訪れました。そのときは完全に観光モードで、ピンクの教会やメコン川といった有名なスポットを巡り、バインセオやフォーなど「これぞベトナム!」という料理を楽しんでいました。
一方、今回の滞在は“住む”という視点でベトナムを見る経験になり、印象が大きく変わりました。実際に生活してみて感じたのは、「思っていた以上に住みやすい国だな」ということです。安くて美味しいご飯屋さんがたくさんあり、移動やデリバリーもGrabがあればほとんど困りません。生活のハードルは想像よりもずっと低く、気づけば自然と日常に溶け込んでいました。
言語についても、ベトナム語が話せるに越したことはありませんが、英語や翻訳アプリ、ジェスチャーを駆使すればなんとかなる場面が多く、「意外とどうにかなるんだ」という発見がありました。会社では英語と日本語が通じる環境だったこともあり、安心して挑戦できる土台が整っていたと感じています。
—ICONICはどんな組織、カルチャーだと感じましたか?
ICONICは、大きすぎない組織だからこそ、一人ひとりのスキルや主体性が強く求められる職場だと感じました。営業の仕事は、もちろん指示を受けて進める業務もありますが、ある程度慣れてくると「自分で仕事を見つけ、進めていくこと」が求められます。
たとえば企業へのアプローチひとつを取っても、どの企業に、どのタイミングで、どのように連絡を取るべきかは自分で考え、判断する必要があります。正解が用意されているわけではないからこそ、自分の頭で考える力が鍛えられる環境だと感じました。
ですが、入社当初は主体性が求められる環境に慣れていなかったため、最初は難しさを感じました。ホームシックも重なり、心が折れかけたこともあります。しかし、業務に少しずつ慣れてくると、自分が何をすべきなのかが見えるようになり、同時に「報告・連絡・相談」の大切さや、自分の状況をきちんと発信することの重要性を学びました。大変さもありましたが、その分、自分を大きく成長させてくれた環境だったと感じています。
また、少数精鋭の組織だからこそ挑戦できる機会も多く、「早く、確実に成長したい」という人にとっては、とても刺激的な環境だと思います。一方で、お昼の時間やイベントの際は和気あいあいとした雰囲気で、オンとオフのメリハリがはっきりしているのも印象的でした。
アポから企業訪問まで完遂。実践で磨いた社会人基礎力
—インターンでどんな仕事を体験しましたか?
私は営業部署でのインターンだったため、主に、企業側へのアプローチと候補者側へのアプローチの両方を経験しました。
<企業側へのアプローチ>
・訪問のアポイントメントをとる仕事:
電話やメールを駆使して現在の状況をききます。また必要に応じてアポイントメントをとります
・訪問前準備:
アポイントが取れたあと、その企業の会社概要・商材・ニュースなどを調べ、あらかじめ質問を準備します
・訪問:
チームの人にパスすることもありましたが、基本的に、私自分がアポイントメントをとった企業へは、チームの人と一緒に訪問します
・訪問後のまとめ:
訪問後、その日ヒアリングしたことについて簡潔にまとめ、共有します。人材を探している企業であった場合、求職者とマッチできるよう求人を作成します。
<候補者側へのアプローチ>
・マッチング:
現在募集中の求人と、ICONICに登録していただいている求職者をマッチさせる仕事です。求人とマッチする方に、スカウトメールを送ります。
・日程調整:
候補者とICONICのキャリアアドバイザーとの面談日時を設定します。
<番外編>
・メールマガジンの作成:
求職者向けのメルマガを作成して、送信します。
・求人サイト用の求人作成:
週ごとに新しく出た求人を各種ウェブサイトへ掲載します。
・業界研究:
業務ではありませんでしたが、業界知識を深めるため、空いた時間に勉強していました。(例)ベトナムの人材企業の競合比較、日経企業向けのベトナム説明資料など
・ブログ記事の執筆
他にもさまざまな業務を経験しましたが、中心となっていたのはこれらの業務です。特に企業側へのアプローチがメインだったため、多くの企業担当者の方とやり取りをする機会がありました。
その中で、正しい言葉遣いやメールの書き方、名刺交換のマナーなど、社会人としての基礎も実践を通して身につけることができました。
—印象に残っている仕事はありますか?
一番印象に残っているのは、企業訪問です。初めて訪問したときは、自分がきちんと準備できているか、失礼がないかととても緊張しました。ですが、実際に対応してくださった企業の方がとても優しく、無事にやりきることができました。
また、訪問前と訪問後にそれぞれ社員の方からフィードバックをいただけたことで、「次はここを工夫しよう」「ここはまだ足りなかったな」と具体的な改善点に気づくことができ、自分の成長につながる、とても良い経験だったと感じています。
何度か訪問してもやはり緊張はしましたが、自分でアポイントを取った企業に直接伺い、職場の雰囲気や担当者の方の考えを直接知ることができるのは、とてもやりがいがありました。回数を重ねるごとに、不安よりも「楽しい」という気持ちの方が大きくなっていきました。
▼ある一日のタイムスケジュール(訪問のない月曜日)
07:00 起床
07:05 寝ぼけ眼でコーヒを入れます。
朝ごはんはシンプルにコーヒー・ヨーグルト・バナナ or りんごを食べます。その後、出勤の支度をします。
07:35 出勤
歩いて20分〜25分ほどのところに会社があるため、歩いて出勤しています。
08:00 会社到着 To do Listの作成/メールやチャットの確認などの細々した作業
ノートに今日やるべき事をチェックマークシステムで記入し、新しい仕事が発生したら書き足します。
08:15 人材紹介部門の朝礼
新しい求人の共有・前の求人のリマインドなど、簡単な朝礼が行われます。
08:30 HCMオフィスの人材紹介部門日本人グループミーティング(HRR)
今週のゴール・進捗確認・その他グループの方針やKPIの確認をします。
09:00 デスクに戻り作業開始!
最初はメール確認から始めます。日によって量が変わります。
09:10 午前中のタスク(候補者探し)
直近の求人や人が見つかっていない求人などの候補者を探し、スカウトメールを送ります。
12:00 ランチタイム!
オフィスのお隣にある奥の店がお気に入り!または近所のお店で食べたりGrabしたりします。
12:30 オフィスに戻る
この時間はシエスタでお昼寝するかゆっくりしています。40分ごろには一旦会社の電気が消えるため、お昼寝がしやすい環境です。
13:00 午後の作業開始!
企業訪問が控えているときは、事前準備をします。
14:00 企業訪問前準備完了
作成後は、一緒に訪問予定の人に共有します。作成が終わったら、企業へのアプローチをしていきます。
17:05 業務終了
私はストレートに家へ帰る派なので、仕事が一段落したら帰ります。
17:30 家に到着
外食しない日は、そのままお風呂に入ります。
18:10 夕飯+リラックスタイム
Grabで頼むか、家にあるもので簡単に済ませます。生存確認という名目で、家族にお昼と夕飯の飯テロ写真を送ります。
19:00 日記を書いて、家族と電話します。
日記は24歳にして初めて書き始めました。いつもは長続きしないのですが、今回は6ヶ月ほど続けられています。電話では、その日にあった事や見たものを家族に話します。
19:40 資格勉強
内定をいただいている企業がIT企業であるため、基本情報技術者試験の勉強を1日40分やります。やりたくない日もありますが、1日40分だからと自分に言い聞かせてがんばります。
20:20 内定先の企業課題(10分で終わる)
グループチャットで今日の写真と簡単なコメントを書きます。そのほか、タイピングゲーム(制限時間2分)と本日のクイズ(これはかなり勉強になって楽しいです)を行います。
20:30 ストレッチ/筋トレ
こちらも日本にいるときからの習慣です。どうしてもオフィスの仕事は座りっぱなしのことが多いため夜は体をほぐしています。
20:45 ホゲホゲタイム
好きなことをしながらリラックスする時間です。この時間はネットフリックスかyoutubeなどを見てリラックスしています。他にも簡単な部屋の片付けや明日の準備など細かい雑事を終わらせます。
21:30~22:00 就寝
毎日業務内容が少しずつ変わりますが、メインの仕事をする日だとこのような感じです。またミーティングの数も日によって変わります。
「ガムシャラ」の真意を知った5ヶ月。本気でやり切る姿勢が一生の糧に
—インターンをしてみて、自身の変化や成長を感じたり、学んだことはありますか?
仕事では、社会人としての基礎力の習得とITリテラシーの向上を実感できました。
社会人としての基礎力については、メールの書き方や訪問時のマナー、仕事における立ち居振る舞いなど、実践を通して多くを学ぶことができました。特に、企業訪問や社外イベントに参加した際には、自分個人としてだけでなく、「会社の一員として見られている」という意識を持って行動することの重要性を学びました。責任ある立場で経験を積めたことは、貴重な学びの機会だったと感じています。
ITリテラシーの面でも大きな成長がありました。単に業務をこなすのではなく、「いかに効率的に、スピード感と安定感を持って取り組むか」を常に意識するようになりました。たとえば、企業訪問前の事前準備資料を作成する際には、重要な情報を漏れなく整理できるよう項目をテーブル化し、ドキュメントをテンプレート化しました。その結果、同様の業務を任された際には、迅速かつ質を保ちながら作成できるようになりました。
プライベートでは、これまで以上に「自立」できるようになったと感じています。
一人暮らし自体は寮生活の経験があったため初めてではありませんでしたが、自分で稼いだお金の中で生活費と娯楽費を両立させる経験は今回が初めてでした。毎月どれくらい生活費がかかるのか、どの程度なら余裕を持って使えるのかを考えながらやりくりする中で、お金の管理能力が身についたと感じています。
また、「せっかくベトナムにいるのだから、できるだけ多くのことを経験したい」と思い、Klook(旅行・レジャーの予約サイト)を活用してさまざまなツアーに参加したり、気になるレストランを自分で調べて訪れたりと、積極的に行動することを心がけていました。日本ではどちらかというと家で過ごすことが多かった私ですが、滞在中は土日のどちらかは必ず外に出ると決め、新しい出会いや経験を求めて動くようにしていました。
ツアーとはいえ、自分で予約をし、事前準備をして、集合場所まで向かうという一連の行動は、当初の自分にとっては小さな挑戦でした。その積み重ねが自信につながり、最終的には2泊3日の一人タイ旅行もトラブルなくやり遂げることができました。
さらに、毎朝きちんと起きて出社するという当たり前のことを継続できたことも、自分にとっては大きな成長です。不安もありましたが、責任を持って生活リズムを整え、仕事に向かう習慣を築くことができました。
仕事・プライベートの両方で大きな成長を感じましたが、私がICONICで得た一番の学びは、「何事にもまず挑戦してみること、そして本気でやり切ることの大切さ」です。
ICONICを通して出会った多くの方々から、「若いうちはガムシャラにやる時期だ。休むのは成長してからでいい」という言葉をいただきました。この言葉は日本でもよく耳にしていましたが、正直なところ、大学生だった当時の私には本当の意味が理解できていませんでした。
就職活動中の私は、「仕事とプライベートが両立できる環境」を重視し、休日の多さや福利厚生の充実といった条件を軸に企業を探していました。しかし、ベトナムでのインターンを通して気づいたのは、「仕事を本気でやり切れる人だからこそ、プライベートも心から楽しめる」ということでした。
ここでいう“ガムシャラにやる”とは、ただ長時間働くことではありません。自分に与えられた役割に真摯に向き合い、最後までやり切り、結果を残そうとする姿勢のことだと学びました。もちろん時間をかけることも大切ですが、それ以上に重要なのは「成果を出すこと」。特に仕事においては、プロセスではなく結果が求められます。
そのためには、失敗を恐れずに挑戦することが必要です。チャレンジをすれば、うまくいかないこともあります。しかし、その経験こそが成長につながるという価値観に出会えたことが、私にとって何より大きな財産です。
ICONICでの経験は、単なるインターンシップではなく、これから社会に出て働くうえでの軸となる考え方を与えてくれました。今後も「まずはやってみる」「そしてやり切る」という姿勢を大切に、挑戦を続けていきたいと思います。
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