期待と緊張の中で迎えた2回目のPEP RALLY
2026年4月30日、年に一度のPEP RALLY(決起集会)が開催されました。私にとって転職してから2回目の参加となる今回は、特別な思いでこの日を迎えていました。
というのも、前回のPEP RALLYは社員からの評判がとてもよく、「過去最高だった」などの声が上がっていたからです。私はHRとしてインターナルブランディングを担っており、今回は主催者として臨みました。
「昨年を上回る場がつくれるだろうか」
楽しみと同時にある種の緊張感を抱いていたからです。
そして実際に運営してみて改めて実感したのは、PEP RALLYは単に戦略の説明を受ける場ではなく、「自分はどう動くか」を考え続ける場だということ。参加者である社員の参画意欲の高さが前提ではありますが、結果としてむしろ昨年より研ぎ澄まされていたと思います。
「どう見るか」を揃えるところから始まる
アイスブレイクを兼ねて冒頭に行ったのは、EMOTIONAL PHOTOセッション。良い写真を撮るための視点や工夫を実際に体験します。同じ対象でも、何を見て、どう捉え切り取るかで、アウトプットが変わる。これは本編である戦略についての対話にもつながっていきます。
振り返りは、成果の確認では終わらない
いよいよ本題に入っていきます。社員たちは、事前に前年度の振り返りと今年度の戦略が示された資料を読み込んだ上で参加しているので、すぐに対話のテーマが示されました。
- 自部門として、何ができるようになったか
- 自分自身として、何ができるようになったか
実際に模造紙やポストイットに書き出してみると、明確に語れるものもあれば曖昧なままのものもあることに気づきます。その差が、内省の深さそのもの。それぞれに、ムラのある状態が可視化されました。そして、振り返りでありながら、すでに次に向かうための思考が始まっている。そんな感覚がありました。
戦略は「理解したつもり」で終わらせない
続いて、今年度からの4か年戦略をかみ砕いていくセッション。3つの部門に分かれ、マネージャーとメンバーでの質疑応答を行いました。
- なぜこの戦略なのか
- 他部門の取り組みとはどうつながっているのか
- 自分たちはどこで価値を出すべきか
説明を聞いていればいいだけの受け身なセッションではなく、我々のPrincipleの一つでもある「Don‘t be an operator:作業者に留まらず、3つ(説明・質問・主張)の責任を果たす」を体現することが求められます。正直に言うと、楽な場ではありませんが、その分、戦略が徐々に「自分の仕事」として輪郭を持ってきます。ジブンゴト化には必要なプロセスがあると再認識できました。
「Quality in Strategy」が示すもの
後半のテーマは「Quality in Strategy」。戦略は掲げるものではなく、成立させるもの。戦略を絵に描いた餅にしないためには、様々な領域と次元における業務品質が高いことが必要である、ということを再認識する時間でした。impactには様々な仕組みがあり、社員同士が助け合う文化もあります。でも、それだけでは高いクオリティは実現しない。個人の能力レベルも上げていかないと、本当に強い組織にはなれないのだ、ということを話し合いました。
「何を積み上げるか」を決める
それを受けて、個人の能力開発にフォーカスしたパートへ。
- 実務を通じて高められるスキルは何か
- この一年、自分は何を積み上げるのか
その上で、同僚からフィードフォワードをもらう時間がありました。抽象的な励ましではなく「その目標なら、この動きが必要だと思う」といった他者視点でのアドバイスが加わることで、スキルを高めるための解像度が一段上がりました。普段の働きぶりを知っている仲間からの言葉だからこそ、納得感がある。自分のアクションを変えていける実感がありました。
「やめること」を決めるという選択
最後に行われたのが、「BURN THE BRIDGE」というセッション。スキルを高めるために、あえて「やめること」を便箋に書き出し、封をします。実際に「やめること」を書こうとすると、意外と難しい。それでも書き切ってみると、不思議と肚が据わる感覚がありました。選択を絞ることで、残したものへのコミットが上がる。そんな時間でした。ちなみに、これは実際に神社でお焚き上げすることになっています。
戦略と成長がつながるとき、行動は変わる
すべてのプログラムを終えた後に感じたのは、意識の変化でした。自然と「今年取り組むこと」が言葉になっていました。周囲からも、「コミットしようと思えた」「今の自分たちにすごくフィットしていた」という声が聞こえてきました。振り返り、問い、理解し、決める。そのひとつ一つを丁寧に積み重ねていくことで、戦略がジブンゴトになる。PEP RALLYのデザインそのものが社員の行動変容につながったと感じ、この企画を担った一員として嬉しさと安堵がありました。
impactには、「脱・紺屋の白袴」という合言葉があります。クライアントやその参加者に組織・人材開発の分野で価値を提供する以上、まず自分たち自身がそれを実践しよう、という姿勢です。だからこそ、こうした場でも、自分の成長や行動にまで踏み込むことが求められます。
自分で考え、自分でやることと、やらないことを決める。ただ、それは好き勝手に選ぶということではなく、戦略の中に位置づいている。自分の成長が、そのまま組織の成果につながっていく。その実感を持てるかどうかで、この一年の質は大きく変わるのかもしれません。この環境に少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ一度話を聞きにきて頂けると嬉しいです。
余談
PEP RALLYの後は、屋形船でのPARTYへ。
EMOTIONAL PHOTOセッションを思い出しながら、写真撮影も楽しんだ一日でした。