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アルバイトから正社員、そして総合職のリーダーへ。予想外のステップアップの中で学んだ「主体性」とは

今年6月、BPO事業部の運営アシストチームのリーダーに抜擢された見城由香(けんじょうゆか)さん。9名のチームをまとめあげ、新規案件の獲得に向けて日々熱心に提案を行っていますが、初めはアルバイトスタッフとして「軽い気持ち」での入社だったといいます。

「ジェットコースターみたいな4年間でした」と入社以来のキャリアを振り返る見城さん。本人も予想していなかった成長の理由はどこにあったのでしょうか。お話を聞きました!

「主体性」って何? 突然の社員オファーで戸惑った新入社員時代


ー2014年に入社された時のことを教えてください。

マーケティング事業部のWEBディレクターアシスタントとして、アルバイトで入りました。私が26歳の時ですね。それまでは特にやりたいこともなく、いくつかのアルバイトを転々としていました。なんとなくWEBに興味があるかなと思って、未経験OKだったので試しに応募してみたのがきっかけです。

ー入社当初はどんなお仕事をされていたのですか?

WEBディレクターが行っている業務のサポートです。クライアントのウェブサイトを作る際の素材集めやチェックなどの雑務で、ディレクターに頼まれたことを期限までにこなしていく感じでした。

ーそれが変わったのはいつですか。

入社して3カ月後、「社員にならない?」と上司からオファーを受けて。もともと社員になるつもりで入社したわけではなかったのですが、仕事は楽しかったし、まあいいかなと思いました。成り行きです(笑)。

でも社員になったことで、仕事のスタイルががらりと変わりました。指示を待つだけだったアルバイト時代と違い、自分の頭で考えて仕事を組み立てていかなければならなくなったんです。プロジェクトごとに予算を見ながらスケジュールを立てて、納期に合わせてスタッフを調整して、時にはクライアントとの板挟みになって……。初めは失敗の連続でした。1カ月で終わるはずのプロジェクトに半年かかったことも。

ーそこで何を学ばれましたか。

私は今まで社員として働いたことがなかったので、新卒社員みたいなものです。効率的な仕事の進め方やスケジュールの管理、トラブルが起きた時の対処法など、ビジネスの本当に基本的なところから一つずつ教えてもらいました。何度言われてもうまくできなくて、落ち込むことばかりでしたけど(笑)。



大好きなチームと出会って、チームリーダーに大抜擢!

ーそして転機が訪れた。

2016年の夏ですね。WEB制作チームから、今所属している「運営アシストチーム」に異動になりました。クライアントに代わってお客様へのメール対応をするのが主な業務です。複数の社員の下で、アルバイトスタッフや派遣スタッフが実務を行います。

このチームの雰囲気がすごく私に合っていました。社内でも特に部署内のコミュニケーションが活発で、メンバー全員が常に助け合って仕事を進めていく空気ができているんです。「この人たちと一緒にいい仕事をしていこう!」と素直に思えました。

ー向いていると感じられたのですね。その後、チームリーダーに抜擢されるまでに。

異動して2年後、今年の6月です。前任のリーダーが辞めることになって。オファーを受けた時はすごく不安でしたよ。前任者は10年以上も務めた方で、理想の上司でした。リーダーというのはチームを統括して、実務者に具体的な指示を出すのが仕事です。私は大雑把なタイプだし、苦手なことがたくさんある。周りを引っ張っていくなんて想像できませんでした。

ー実際にリーダー職に就いてからもその不安は続きましたか。

最初の頃は、前任者のように仕事しようと必死でした。完璧なリーダーになろうとしていたのだと思います。ばっちり下準備をして、こと細かな指示を出して、仕事のすべてを掌握して。でも無理なんですよね。私は今リーダーとしてチームのために何ができているんだろうと、すごく悩みました。



リーダーとして得たのは「人に任せる勇気」

ーどのようにしてそれを乗り越えたのでしょうか。

とにかく周りに相談しました。その中で「別に引っ張っていくだけがリーダーじゃないんじゃない?」とアドバイスを受けて、ハッとしたんです。それまで私は自分一人で抱え込みすぎていたのかなと。前任者と私は違う人間なので、仕事のスタイルが違って当たり前なんです。

そこからは「人に任せる」ということを意識的に行いました。自分が完璧にお膳立てして指示を出すのではなく、その前段階で相手に手渡す。あとは自分で考えてね、と。最初は仕事を途中で手放すことに対して勇気がいりました。でもやってみたら、とてもうまくいったんです。

ー任された方はうれしいですよね。信頼されていることがわかるので。

アルバイトさんも派遣さんも、どんどん主体的に動いてくれるようになりました。「アルバイトだから、派遣だからこの仕事しか任せられない」というのは私の勝手な決めつけだったんです。実際はみんなもっとたくさんのことができます。それなら個々に新しい挑戦をしていってほしいし、全員がやりがいを持って働ける場にしたい。その環境をつくるのが、リーダーとしての私の役目かなと。

入社してからずっと、仕事は楽しいけれどそれが何につながるかが見えませんでした。最近やっと、自分がどうしていきたいのかが明確にわかってきた気がします。

入社時とはまるで別人! 「ジェットコースターに乗ってよかった」


ー今目指されていることは何ですか。

私たち運営アシストチームの基本は受託業務です。クライアントからの依頼を随時受けていくのですが、「もういらないです」と言われた瞬間に仕事がなくなってしまいます。

部署としての主体性を持つためには、自分たちから積極的に新しいサービスを提案したり、社内の他部門が担当している仕事をうちのチームが抜き取って効率化をはかったりと、変化を起こしていくことが必要です。受け身でいても売り上げは伸びませんからね。チーム内や他部署のメンバーと、今後どうしていくべきか常にアイデアを出し合っています。

ー入社された頃とは別人のようですね!

会社全体として変化のスピードが速いので、それに慣れてしまったのかも。この4年間を振り返ると、ジェットコースターみたいだったと思います(笑)。乗ってよかったですよ。今のチームメンバーと一緒に仕事できているのが本当にありがたくて、彼らに仕事を楽しんでもらうことがその恩返しになると思います。もっとチームを盛り上げて、それが会社の成長につながれば最高です。

この成長スピード、体感してください。

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