株式会社　木下商会

B1F～2Fの3フロアに高校が入っており、一見公共施設かのような印象を受けるビルであることから、あえて原色のアクセントクロスを多用することで、真面目な雰囲気のビルにある自立支援施設のイメージとはかけ離れた、「陽気で華やかな空間」というギャップをつくり、利用者に強い印象を与え、施設利用に伴う気持ちの切り替えが自然に促されることを狙ったデザインとしました。 レイアウトでは、長方形の間取りを生かし、長手方向いっぱいに訓練室を配置して開放的に見せる視覚効果を狙いました。また、設計要件上どうしても独立したエントランス空間を作らなければならないという点を利用し、そこだけ照明の色と明るさを変え雰囲気のある空間を演出するなどの工夫を盛り込みました。 （担当：小田原） クライアント：Rodina様 竣工：2023年8月 所在地：福岡県福岡市 面積：30坪

壁に沿うようにカウンターを設けることで、室内の特徴を活かした広がりを感じられるレイアウトとしました。バックスペースにも造作カウンターを設け、軽作業等ができるスペースとしたことで、利用者だけでなくスタッフにも配慮したセンターとなっています。 ブルーの間仕切り壁で藤沢市（湘南・江ノ島）の海をイメージし、家具は白を基調とした明るく爽やかな内装デザインとしました。オレンジ色のペーパーボックスが空間を際立たせるアクセントとなっています。 （担当：泉） クライアント：Rodina様 竣工：2023年5月 所在地：神奈川県藤沢市 面積：28坪

京都に開設する事業所ということで、和を感じられる空間づくりを意識しました。 訓練室につながる通路の床の真ん中に通り庭をイメージした御影石柄のタイルを敷き、間口の狭い京都特有の町屋を彷彿とさせるデザインとしました。 トイレや複合機等の目隠しとして暖簾を用いることで、和の要素を持ちつつ柔らかく空間を分けました。 （担当：泉） クライアント：Rodina様 竣工：2023年7月 所在地：京都府京都市下京区 面積：35坪

西東京初のリワークセンターです。 部屋中央にもともと大きな柱があり、それを避けると必要な席数を確保できないため、エントランスと訓練室を一体化させ、空間を広く使えるようにレイアウトを工夫しました。 柱を「大木の幹」と捉え、枝、葉の緑、木の実を連想させる家具や仕上げ材の選定を行うことで、部屋全体を「一本の大きな木」で構成するイメージとしました。 日当たりのよい幅広の窓をバックに、利用者が気持ちよく過ごせる空間を意識しました。 （担当：小田原） クライアント：Rodina様 竣工：2023年6月 所在地：東京都八王子市 坪数：30.5坪