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幸田のつぶやき「素直さとは、自分自身を疑うことである。」


コウダプロで働く全ての前提として、素直である事が絶対条件となる。

素直さがなかったら、憲法であろうが、朝礼であろうが、上司や仲間が何時間話をしようが、全部無駄。

なぜならば、全ての情報や指摘や関与に対して
『自分への批判』
『アイデンティティへの侵害』
と捉えてしまうからである。

ここから先は単なる我慢比べにしかならず、、、はっきり言えば時間の無駄となる。

言われた方は耐え続けて、言ってる方はなんで伝わらないんだろう。。

となる。

何百時間突っ込んでも同じ。

信用できない相手から、色々言われ続けて、それに「ハイハイ、今後気をつけます」と言い続ける。

変わるわけがない。

その場合はお互いに別の道を歩む方がいい。

では、、、

素直さとは何か。
素直さとは、世間では、
『相手の言うことを受け入れることと』
と思われがちだが、コウダプロにおける素直さの定義は全く違うものである。

コウダプロでは
『自分の頭で考える事が推奨されている』
通常、自分の頭で考えることは、健全なる批判精神なしには保有し得ない。

あらゆる前提を
『それは本当なのか?』
と疑うことが自分の頭で考えることの第一歩だからだ。

では、コウダプロにおける素直さとは何か??

それは、自分にとって耳の痛い意見や、受け入れ難い意見、考えの異なる意見を言われた時に、

『この人には自分の見えていない何かが見えているのかもしれない』

と考えることである。

その思考・視点・精神の状態のことを『素直』と定義している。

そして、、、

その素直さは、双方向的である。

会社から社員、上司から部下、先輩から後輩という一方通行ではなく、双方向的でなくてはいけない。

新入社員の素朴な意見で、社長が人生で守ってきた信念を、本日ただいま、キレイさっぱり捨て去るという事があり得る。

それが双方向性だ。

これは迎合ではない。

もちろん確率的には社長の意見で新入社員が納得する回数の方が多いだろう。なぜなら経験が違うからだ。

視点も違う。

ただ、それは絶対ではない。

新入社員の素朴な意見を、上司であろうが、社長であろうが、一切自己正当化することなく、もしかするとこの人の言っている意見は正しいのではないか??

という検証を、自らの頭で加えるという姿勢が大事なのだ。

もし、正当化したり、もしくは正当化する自分自身に気づくことすらできなくなった時、、、

その人は、紛れもない老害であり、その組織は完全に閉鎖的な組織となる。

素直さの双方向性が持てない人間は、自分の信念を一瞬で捨て去る覚悟のない人間は、他人に自己革新など説いてはいけない。

それは、人間性に対する冒涜である。

つまり、素直さとは、
自分自身を
『それは本当なのか?』
と、疑うことができることでしょうね。

素直さとは、自分自身を疑うことである。
と。

(2023年7月7日8時29分に、社内スカイプ「幸田のつぶやき」に送られた内容を転載しています)



コウダプロ広報担当の原口です。
今朝、突如として社内スカイプ内に「幸田のつぶやき」というグループができました。
幸田社長がチラッと思ったことをTwitter的に書きこんでくれるそうです。

そして、さっそく上記の内容が送られてきて、「なるほどー!!!」と感動したのでそのまま転載いたしました。

「素直さとは、自分自身を疑うことである。」との言語化にとても納得しました。

でも、どのようにしてこの言語化に至ったのでしょうか?

実は昨日、幸田社長からこんなメッセージが全員宛に送られていたのです。



咲衣と今日話してまして、、、
ものすごいダイジェストで話しますと、、、

「でも、これは変えられないという信念ってものがあるじゃないですか」
と咲衣が言ったので、
「俺はないのよー」
と、話しました。

「幸田に信念があるとしたら、相手の言っていることが正しいと思ったら、その瞬間に自分の考えを変えるという信念を持ってます」
と、言いました。

で、、、

咲衣がその前に
「一つの難点があるからと言って、その他の良いところがある人を排除するのは違うのではないか??」
と言ったのですが、、、

それは要するに、幸田やコウダプロのスタイルの否定につながる意見でした。

僕は咲衣に言いました。

「さっきの咲衣の意見は、幸田とかコウダプロのスタイルを否定する発言だと思うけど、、、幸田としては、咲衣の意見がもしかして正しいんじゃないかという前提で話を聞いてます」

で、、、

「咲衣の意見が正しいとなったら、僕は自分の意見を変えます」

そういう覚悟で話を聞いてます。

素直さとは、自分に耳の痛い意見や、自分と違う考えを言われた時に、
「この人には自分には見えていない何かが見えているのではないか??」
という前提で話を聞くこと。

それが素直さです。
と、話しました。

で、僕は咲衣の話をそういう前提で聞いています。

咲衣は僕やコウダプロのスタイルを否定したけど、それは咲衣には我々には見えていない何かが見えているのではないかという前提で聞いてます。

という話をしました。

その話が終わったら、咲衣は、
「会話をした」
という気持ちがすると言ってくれました。

僕には咲衣の言っている事が、とてもよくわかりました。
相手を理解しようとしてお互いが、お互いの考えを交流させる。戦わせる。

それこそが『会話』だと僕も思う。

お互いをリスペクトして交流する。
リスペクトとは、相手を理解しようとすること。
素直な気持ちをを持って相手の話を聞く。
その結果相手の話がもっともだと思ったら、すぐに自分の考えを変える。

それが出来たらすごいことだし、コウダプロはそれを目指しています。

咲衣の『本質を抜き出す力』は大したものだと思いました。



咲衣とは、昨日時点で入社4日目の25歳新入社員です。

自分が感じた疑問を、変な遠慮や忖度なしにフラットに他者にぶつけることはコウダプロでは大歓迎されますし、コウダプロ憲法においてもそれは保障されています。

建設的な提言第二十条役職の上下、社歴の浅い深いにかかわらず、建設的な提言は何人もこれを妨げてはいけない。2.提言は礼節をもって伝達しなければならない。

社長からのメッセージを受けて、咲衣はこう語っていました。

私にとってとても有意義な時間、話の内容でした。
人とのコミュニケーションとはこういうことで、理想的な話し合いでした。私のこれからに確実に影響していく話だったと思います。
新しい意見にもっと触れて理解することができるようになれば、わくわくな未来が見えてくると思います!

疑問をぶつけ、会話をして、お互いに理解し合い、お互いに思考が深まり、誰かが言語化したことが組織全体の学びになる。

これはとても素晴らしいことです。
わたしはコウダプロのこういうところがとても好きだなぁ~、と改めて思った今朝のできごとでした!

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