こんにちは!LegalOn Technologiesの採用担当です。
2026年7月2日に開催された、開発チーム主催の社内Meet Upイベント「LegalOn Tech All-in(略してLTA)」の様子をお届けします。今回も現地とリモートのハイブリッドで開催しました。
早いもので今回で第8回目。記念すべき10回目まであと少し!
💡LegalOn Tech All-in(LTA)とは?
LegalOn Technologiesのエンジニアが物理的(一部オンライン)に集まり、日々の業務でのTipsや意見をプレゼンするミートアップです。
プロダクトも増え、組織が拡大している中、「横の繋がりを作る・知る」をテーマにエンジニア同士の距離を縮める目的で開催しています。
育休復帰のCTO 深川によるLeader's message
Leader’s top mind
オープニングは、育休から復帰したCTO 深川(おかえりなさい👶🏻)が、当社が様々な新規事業を立ち上げている理由を、経営目線で順を追って説明してくれました。
いまやリーガルだけでなく、AIリーディングカンパニーとして、あらゆる企業課題に応える “Professional AI” を展開している当社は、社内でも目まぐるしく新規事業挑戦による変化が起こっています。
会社のランウェイ(資金状況)を赤裸々に共有しつつ、AIという大きな変化が起きている現在、セーフティに留まるのではなくチャレンジを選択する方針を教えてくれました。開発チーム一丸となって高い成功率を目指していく機運が高まるスタートになりました!
文章だけで頑張るのやめてみる(島根/Software Engineer in Test)
島根さんは、ソフトウェア開発における「自然言語の仕様記述の限界」についてのLTです。
文章は曖昧さが残り、全体像が把握しにくいという課題に対し、デシジョンテーブル、スイムレーン図、クラス図、状態遷移表などの「図表」を用いることを提案。構造的な理解が向上し、テストの漏れを防げるという実践的なアプローチが紹介されました。
オペラント条件付け入門(荒崎/Engineering Manager)
TomoniAI(トモニアイ)Engineering Managerの荒崎さんからは、心理学の「オペラント条件付け」を、子育てやペットのしつけ、さらには部下の育成に応用するお話でした。
叱るのではなく、観察可能な具体的な行動に対して即座に反応し、「正の強化(褒めるなど)」を目指す重要性が語られました。パパエンジニアのリアルな学びが詰まったLTでした。
<TomoniAI(トモニアイ)公式サイト>

TomoniAI(トモニアイ)|音声で話せるAIアシスタント
バイブコーディングでWebサイトを公開するまで (岡登/QA Engineering Manager)
QA Engineering Managerの岡登さんからは、AIを用いた「バイブコーディング」でE2Eテストの管理ポータルサイトを構築したエピソード。
AIに合計136回もの指示を出し、約15〜20時間の作業で公開までこぎつけたという泥臭い裏側を教えてくれました。印象的だったのは、「何もないところからAIに生成してもらい、それを検証する上でQAエンジニアとしてのテストスキルがめちゃくちゃ活きた」という視点。エンジニアならではの深い気づきでした。
ユーザーリサーチとはなんなのか(ノムジュン/Product Designer)
スタッフをやっているResearch Conferenceの宣伝をするつもりが、日付を勘違いして既にイベントが終了していた、という落ちからスタートしたデザイナーのノムジュン登場。
「顧客に欲しいものを聞けば『もっと速い馬』と答えるだろう」というヘンリー・フォードの有名な格言について、今一度考えてみるというLT。ユーザーリサーチの本質は対話ではなく「観察すること」であると強調。AIとデジタルプロトタイプを活用して「作りながら観察する」というデザインの本来の姿を取り戻しつつある、という深い考察が語られました。
PWFチーム AI活用の取り組み(島田/Software Engineer)
今回のLTAを運営してくれた、5月入社の島田さん🎉
過去に「ノリと勢いでエストニアに単身移住したことがある」「社内でダイエットチャンネル(#social-bodymake)を運営している」という異色の自己紹介からスタート(笑)。プロダクト開発を支えるPWF(Product Wide Features)チームにおけるAI活用事例が紹介されました。
Git pre-commit hookにAIによるセマンティックなレビューを組み込んだり、AIがプルリクエストを機械的に自動承認するフローを導入したりと、Inner loopの自動化による生産性向上の取り組みが語られました。
AI時代でも楽しくエンジニアリングするには(浅野/Staff Software Engineer)
大トリは浅野さん。AIの進化に対する不安を払拭し、むしろAIがコーディングを担うことで本質的な作業に集中できる楽しい時代になったと力強く語ってくれました。
「AIで機能開発のスピードが上がりすぎて、インフラ側のタスクが逆に増えているのでは?」というメンバーからの質問に対し、「AIに自動でループを回させ、人間は外から観察・環境整備に回る『ループエンジニアリング』で対抗しよう」と回答。また、AIの万能感に対する「実現可能性(フィジビリティ)の判定」として、AIの回答を鵜呑みにせず小さなPOC(Proof of Concept)を作って検証することの重要性も語られ、技術に対する熱い議論が交わされました。
次なる舞台へ旅立つ浅野さんからのエール、素晴らしい締めくくりでした!