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正社員として働きながら東京大学修士課程を修了しました

Lightblueでエンジニアとして主に画像解析関連のプロジェクトを行っている谷口です。データ作成やアルゴリズムの調査・選定だけではなく作成したモデルのシステム化なども含めた機械学習の社会実装を進めています。実際に使っていただけるものを作ることを意識して、精度だけでなく、実行速度やUIなどの機械学習以外のエンジニアリングにも取り組んでいます。

大学院では自動車部品となる金属をプレス加工する工程の改善支援システムを研究

大学院ではどのような研究をしていたのですか

大学院では自動車部品となる金属をプレス加工する工程の改善支援システムを研究していました。金属プレス加工は、一枚の金属板を設計した金型を使ってプレスを行う作業になるのですが、プレス後の形状は実際にプレスのシミュレーションをしてみないとわからないことが多く、一回の部品を作るのに300回以上の試行錯誤を繰り返すことになります。その試行錯誤を支援するシステムの開発を目的として、プレス後の金属板の形状をもとにどのように金型を改善するのかを機械学習などを使って判定するアルゴリズムの開発を行いました。

ー大学院での研究内容がそのまま今の仕事に活きているんですね!

修士課程在籍中に働きはじめた理由

コロナ禍で大学に行くことがほぼなくなり、修士1年の時は一年通して片手で収まるほどしか通っていませんでした。また、他にバイトやサークルなどもしていなかったので時間的に余裕がありそうだと考え、働きながら大学院に行くことを決断しました。就職する前もLightblueではアルバイトとして多くの時間を費やしていたため特に就職することに抵抗はなく、代表の園田さんから話を持ちかけられた時から自然な流れで採用という形になりました。一方でせっかく理系で東大に入ったので修士は取りたいという気持ちもあり、そのまま大学院での授業や研究を継続しました。

ーリモートで移動時間を短縮した分、効率よく大学と仕事を両立していたんですね。谷口さんはLightblueでは代表の右腕のような存在として大活躍しています。どちらも中途半端にすることなく、成果をだしているところは本当に尊敬できます!

なぜLightblue Technologyを選んだのですか

色々な選択肢からLightblueを選んだというよりは、自然とLightblueになったという感じです。Lightblueの仕事は楽しくて充実していたので他の会社を検討することはありませんでした。

会社内での配慮のおかげで仕事と修士を両立できた

どのように仕事と修士を両立していたのですか

基本的に日中はLightblueの仕事をし、授業がある時はzoomをiPadで流すことで参加していました。(集中できていたかは定かではないです💦)研究室の発表など確実に参加しないといけない場合は予定を立てることで仕事と被らないように調整しました。学校の課題や、やり残した仕事などは土日に片付けることが多かったです。Lightblueも学校も基本的には費やした時間よりは成果で評価されることが多かったので、時間を見つけてタスクを消化する形で問題なく両立することができました。Lightblueでは学生であるということにかなり配慮していただき、スケジュールの面で柔軟に対応していただきました。

ーLightblueは個人の事情をかなり考慮してくれる職場ですよね!地方に住んでいたり、育児や介護をする必要があったり、大学院に通っていたり、それぞれの事情がありますが、お互いが助け合うことでストレスなく働けているのではないかと思います。

両立していく中で大変だと感じることはありましたか

普段の授業で特に大変に感じることはなかったです。一方で修論の時期は流石に大変でした。コツコツ研究していればよかったのですが、なかなかうまくいかず、結局無理やり時間をとって最後の方に一気に研究を進めることになりました。締切などの関係で仕事の方を優先することが多かったのでその辺は反省です。

なぜ両立することができたと思いますか

ひとつはLightblueがスケジュールや時間の使い方において大きく配慮してくれたことがあります。適切なアウトプットを出せば問題ないという姿勢は非常に助かりました。もう一つはLightblueで仕事をする中で得たプログラミングスキルが研究で非常に役に立ちました。研究を進める上でコードを書くことは避けて通れないのですが、その部分のアドバンテージがあったことで効率的に研究を進めることができました。

ー若いうちから様々なことに挑戦させてくれる環境だったからこそ、よりスキルが身についたのではないでしょうか。他の学生と比べるとかなりのアドバンテージになりそうですね!

仕事で得たプログラミングスキルを活用して研究も難なくクリア

アカデミアの経験が活かせている部分はありますか

研究がそのまま仕事に活かせているということは正直ないですが、研究をする中で必要な論文を書くための文章構成力や仮説検証の経験などは仕事に役立っていると感じます。

Lightblueの仕事と研究はプロジェクトの進め方や必要なプログラミングスキル、理系的な報告書を書くことなど共通点が多く、ある意味研究もプロジェクトの一環のようなつもりで進めることができました。その点ではLightblueの仕事での経験とアカデミアの経験双方がお互いに役に立っていると思います。

谷口さんだからこそわかる、LBの良さについて教えてください。

アカデミアとの両立という観点でいえば、Lightblueでは博士に行くことを推奨するというように、学問的な活動を応援する雰囲気があります。スケジュール的にも柔軟な対応してくれることから、本人のやる気があれば両立可能というところは非常に良い点だと思います。

また大手で働いているサークルの同期と話をする中で感じたことなのですが、裁量の点で大きく差があると思いました。特に年次が若い場合、大手だとどうしても規模の違いなどから自分が主体となって仕事を進めることが少ない一方、Lightblueでは初期の提案段階からアルゴリズム開発・システム化など全ての工程に関わることができるため、主体的に仕事に取り組めるところも良い点だと思います。

ーたくさんのことに挑戦させてもらえるだけでなく、それをしっかりと先輩社員の方々がサポートしてくださるので心強いですよね。

今後谷口さんがチャレンジしたいこと

現状Lightblueで進めているプロジェクトは1つの現場で実証実験をする取り組みが多いです。今後はそこでの経験をもとに複数現場に展開できるようなパッケージの制作に励んでいきたいです。

LBに興味を持った方にメッセージをお願いします!

Lightblueは優秀なエンジニアが数多く集まっており、上流から下流まで主体的に仕事に取り組むことができる環境だと思います。またアウトプットが重視され柔軟に働き方を変えることも可能です。

一緒に働いてくださる方はいつでも歓迎します!

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