象牙の塔に籠っていた僕がLMCに入社した理由 | リーシング・マネジメント・コンサルティング株式会社
はじめまして。今年の1月に入社しました、コンサルティング事業本部所属の小林です。僕は会社で唯一の理系出身者であり、就農経験者でもあります。そんな僕がLMCに入社した経緯について、お話しさせていた...
https://www.wantedly.com/companies/lmc-c/post_articles/122489
こんにちは。LMCの高橋です。
#03の今回は2018年に第2新卒で入社したコンサルタントの小林さんにインタビューをさせていただきました。
自己紹介
名前:小林達功(2018年1月入社)
大学時代:植物の光合成に関する研究を行い、バンドサークルでドラムを叩いていました。(コンサルタントの中では唯一の理系出身です!)
入社のきっかけ:クライアントが上場企業や外資系企業などの大手中心であることや、ビジネスモデルの独自性が高く、市場において明確な競合他社がいないという点に事業としての強みと面白さを感じ、入社を決めました。
現在の仕事内容:コンサルタントとして専属アシスタントと共に、賃貸マンションのデベロッパー、ファンド、リートの物件開発、取得運用段階のコンサルティングを行っています。
※過去に小林さんが書いてくれた記事です!
まずはじめに、小林さんにとって直近の印象深い仕事のエピソードや、やりがいについて教えてください!
特定の物件に限ったエピソードではないのですが、クライアントのマンション開発事業における課題に対して解決策を仕組み化し、実行支援までを行うコンサルティング業務が最も印象に残っています。
大手デベロッパーのクライアントより、開発したマンションの集客がうまくいかないという相談をもらいました。
グループ会社や関係する部署が複数あるため、どのように推進していけばいいか手探りだったのですが、多数の担当者へのヒアリングや実務的なミーティングを通じて、現場における課題に対する解像度を高めていきました。
課題の多くがLMCのサービスによって解決できることが見えてきたことから、先方の決裁者に課題解決のための施策を提案し、結果としてLMCのコンサルティングメニューを開発物件の広告予算として計上頂くこととなりました。
成果としては、先の新築物件の稼働率向上に寄与しているだけでなく、LMCとしての受注件数が2倍以上に増加。事業が成長していく中、頼られる存在として伴走することができているため、貢献度の高さを感じております。
LMCに入社してから1番大変だったことはなんでしょうか?またそれをどうやって乗り越えたのかを教えてください!
今でこそクライアントに価値提供ができるようになりましたが、入社当初はビジネスの基礎がなっておらず、毎日上司から怒られ続けた日々でした。
特に報連相が苦手で、自分の中では論理的に説明できていると思っていても意味が分からないと言われ、大変苦労しました。
そのため、例えば、どんなに簡単な相談であっても、事前に原稿を作ってから話すといった工夫をしたり試行錯誤をしました。
ただ、今振り返って最も本質的だったと感じているのは、「相手への思いやり」が結果として「論理的なコミュニケーション」に繋がるという気づきです。
自分本位で話すのではなく、「相手が何を求めているか」を徹底的に考える。そうすると、相手が持っている前提知識は何か、会話の着地点をどこにするか、どう伝えれば相手が思考の負担なく理解できるか、といった視点が生まれます。
その結果、相手に合わせるための事前準備の必要性を深く理解できるようになり、パフォーマンスが大幅に改善しました。
そんな時代もありましたね・・・!小林さんはコンサルタントの中で唯一の理系出身です。学生時代に学んだことはLMCでどのように活きていますか?
個人的には、理系学生はLMCのコンサルタント職に向いていると感じています。
それは、理系出身者はLMCのコンサルタントとしての素養が多いためです。実際の業務では、データや数字を扱う場面が多くあります。そのため、学生時代に身に付けた論理的思考力は、日々の業務の中で大きな強みとして活かされています。
そうした考え方に慣れている理系学生にとっては、LMCのコンサルタントの仕事は相性が良く、力を発揮しやすい環境だと感じています。
(小林さんは、社内表彰で過去2回MVPを受賞したこともあります!)
続いて、コンサルタントの仕事の面白さを教えてください!
クライアントの課題を解決し、クライアントの成長にも貢献し続けられる「伴走感」がある点は面白く、やりがいにも繋がっていると思います。
賃貸マンションのリーシングにおいて最も難しい要素は、様々な属性の担当者と関わりが多いことであると考えており、LMCはそのすべての担当者と接点を持っています。それぞれのポジションの担当者で重視する利点や利害は異なりますが、賃貸マンションのオーナー企業(クライアント)にとっての目的は「1円でも高い賃料で、1日でも早く(長く)入居していただくこと」です。クライアントの成功に対してこだわりや熱意を持ち、一喜一憂しながら共に事業を成功に導くような仕事ができた際は達成感も非常に大きいです。
また、クライアント各社の動向などの情報を早く取得できるポジションにいるため、業界内のトレンドや将来どうなっていくかなど、熱い議論をしたりする機会も多く、常に刺激がある点も面白いと感じています。
小林さんはコンサルタントで唯一の育休取得者でもあります。仕事と家庭の両立はできていますか?
僕はこれまで2回育児休業を取得しました。
1人目のときは会社に相談した上で妻と帰省し、帰省先からフルリモートで就業していました。2人目のときは時短勤務で働くなど、育児休業の取得に限らず、状況に合わせて働き方を柔軟に選ぶことができました。直近でも育児休業を取得していましたが、現在は復帰し、週に2日ほど在宅勤務をしながら家族のサポートもできるようにしています。
※小林さんにも登場いただいたLMCの育休制度のご紹介記事はこちらです!
小林さんがLMCで成し遂げたいこと、将来目指したい事を教えてください!
たくさんありますが、まずはマネージャーになることと、新規事業開発にも取り組んでいきたいと考えております。
マネジメントについてはまだまだ未熟な部分が多く、どうやって信頼関係を築いていくかやチームを作っていくか、日々学びながら取り組み始めています。
新規事業についてはLMCのポジションや強みを活かした事業アイディアがいくつかあるものの、膨らませることができていないため、3C分析やSWOT分析といったフレームワークを使い、「0から1」を生み出し、言語化するところから進めていきたいです。
最後に、これからLMCの選考に応募する学生の皆さんへのメッセージをお願いいたします!
LMCは賃貸不動産業界で唯一のマーケティングコンサルティングを行う会社であると同時に事業会社でもあり、その独自性は実行支援力にあると考えています。
LMCは課題解決のために取り得る手段をできるだけ内製化し、賃貸マンション領域に特化した組織を構築することによって、クライアントと同じ目線を持ちながら、クライアントの組織や各現場担当者では実現できないような価値提供ができる基盤が整っています。
どんなに頭のいいコンサルタントであっても現場を知らなければ、クライアントが考えていることを理解することはできません。世間一般で言われているように「コンサルは虚業ではないか」と自問自答することになりかねませんが、LMCには不動産事業会社のプレイヤーの方々と一喜一憂しながら伴走し続けることができる環境があります。
現場に触れながら大きな責任を持って仕事をしたい方にとっては、とても刺激的な環境なのではないかと思いますので、是非一緒に働くことができたら嬉しいです。
小林さん、お忙しいところありがとうございました!!次回は#04として、新卒で入社し現在管理職として働く吉田さんのインタビュー記事を公開予定です。お楽しみに!