前編では、97名規模のプロジェクトを束ねる小林鷹大朗さんの異色の経歴と、「考え抜いてから誰よりも速く動く」という仕事の流儀を聞きました。
後編では、小林さんが代表 佐藤(通称じゃがさん)と共鳴する価値観、make standardsならではの"二歩先を任される"働き方、そして「これからどんな人と働きたいか」に迫ります。マネージャー・幹部レイヤーで、次のキャリアを考えている方に向けた回です。
※make standardsの代表の佐藤は、メンバーからも社外の方からも、親しみを込めて「じゃがさん」と呼ばれています。そのため、本記事でも「じゃがさん」と書かせていただいています。
目次
じゃがさんの考え方に共感したこと
「二歩先」を任され、できることが広がっていく
「当事者意識」は、小さな一歩から育つ
どんな人と働きたいか
おわりに
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prjディレクター 小林鷹大朗
じゃがさんの考え方に共感したこと
広報: じゃがさんと一緒に仕事をする中で、「この判断や価値観に共感する」というものはありますか。
小林: 一番共感するのは、関わるメンバーやクライアントにとって本当にプラスになるのか、という軸が常にあって、そこに誠実であること。うちの短期的な利益かどうかじゃなくて、「それをうちに頼んで意味があるのか」「本質的にどうなのか」を逆算して、案件を受けるかどうかを決める。この姿勢にはすごく共感します。
広報: 印象的なエピソードはありますか。
小林: じゃがさんと問い合わせいただいた企業の打ち合わせに一緒に入ったとき、ご依頼を普通に断っていたんです。先方企業のニーズを掘っていって「今の御社の状況であれば、業務委託を使わないほうがいいです」「そもそも、うちに頼まないほうがいいと思います」「もし依頼するとしてもこういう会社の方が合っています」と。営業とは関係なく、「プロダクトもこのように変えていったほうがいいんじゃないですか」という話までして、断っている。
広報: 売上を取りに行くなら、ひとまず受けてしまう場面ですよね。
小林: 当社でももちろん価値を返すことはできるんですが、双方が短期だけではなく中長期でもWIn-Winになり続ける取り組みにならないと感じたら「仮に業務委託を活用するとしても、他のこのような企業に頼んだほうがいいと思います」とハッキリ言っているのはとても印象的でした。
それを横で見ていて、お客様を軸にして考えるという価値観、そしてちゃんとmake standardsの関わるメンバーも納得感を持って動けるWin-Winの関係を創り続けるという姿勢に強く共感できました。
売上を優先して、ひとまず受注をいただいてからどのように価値を返せるか考える会社もありますが、make standardsは「今の形で価値を返せるか。この取り組みをすることで双方が幸せになり続けるのか」を本当に大事にしていると思います。
「二歩先」を任され、できることが広がっていく
広報: この会社は、どのような仕事の任せ方をする会社だと思いますか。
小林: 自分の一歩じゃなくて、二歩くらい先の仕事を任されるんです。「頑張ればできる」じゃなくて、「自分が成長しないとできない」レベルのものを任される。だから成長スピードが速くなる。
広報: そこまで任されて不安にはなりませんか?
小林: そこはちゃんとしていて。適性を見極めて、得意を伸ばしつつ、できないところは仕組みやフォローでケアしてくれています。思い切って任せるけど、放置はしないという任せ方になっているなと思います。
広報: そうなんですね。じゃがさんからのフィードバックは、厳しいですか(笑)。
小林: 普通にボコボコにされるときもありますよ(笑)。「なんでそうしたの?」と。ただ、私は「失敗していい」とも言われているんです。失敗したらそこから学ぶ、というのをじゃがさんが信じてくれている。過去の実績から信頼を置いてもらえているので、思い切ってやる。失敗しても、次どうするかを考えるだけ。だから否定じゃなくて、アドバイスとして受け取れています。
広報: この会社で働く面白さは、どこにありますか。
小林: 変化が早いので、自分のできることがどんどん広がっていくことですね。「こういうことやりたいです」「こう考えたんですけど、やったらいいと思うんです」と言えば、「いいじゃん、やってよう」と背中を押してくれる。チャンスがいっぱいあって、取りに行くかどうかは自分次第。挑戦したい人は、どんどん広がると思います。
広報: 小林さん自身、これまでにどのようにチャンスを掴んできましたか。
小林: 入社して最初の案件は、目標自体はすぐ達成して成果を残すことができたんです。その案件についてじゃがさんと読み合わせをしているときに「目標は簡単でした」と話したら、「それはなんで簡単に目標達成ができたのか考えて欲しい。業務委託や正社員など雇用形態によっても差があるなら深掘って考えてみて。」と言われて。それを言語化して、マネージャー陣の前で発表する機会をもらいました。
当時、目標達成ができる人とできない人の差は、時間の使い方でした。リード数は多いのに「誰に集中して、誰に集中しないか」が設計できていない。重要度・緊急度の低い顧客はテックタッチや自動化に寄せて、その分、有望な顧客に自分のリソースを割く。使い方を考えれば、勝手に成果は上がる。野球も勉強も、「上手い人と下手な人は何が違うんだろう」とずっと考えてきたので、そうやって"差を分解する"のが、たぶん私の原体験なんです。
広報: 自分の中の暗黙知を、体系化して周りに共有したんですね。
小林: そうです。そこから新しい案件の企画推進をちょっとやったり、クライアント先で企画したオペレーションを実装して新人のコンバージョンが上がったり。「どうやったらやりやすくなるか」を突き詰めて、それをクライアントにも提案したら、道が開けた、という経緯ですね。
「当事者意識」は、小さな一歩から育つ
広報: 小林さんは「当事者意識で動かす」ことをじゃがさんからも評価されていると聞きました。放っておいても人は動かないもの。あの推進力は、どこから来るんですか。
小林: 自己効力感だと思います。自信でもエゴでもなくて、「自分で自分の環境を変えられるんだ」という感覚。これは、小さなことの積み上げで育つんです。たとえば「飲む水を変えてみる」「健康のために朝走ってみる」みたいに、何か一つでも自分で決めてみる。すると環境が変わって、自分のパフォーマンスも変わる。その体験を積み重ねると、それがだんだん大きな当事者意識に変わっていく。
広報: 自分を変えられる感覚が、やがて組織や社会を変える意識につながるということなんですね。
小林: そうですね。「自分をどうしたい」の範疇を超えて、「会社をどうしたい」「社会をどうしたい」に接続していくと、より進める力が出てくると思います。
どんな人と働きたいか
広報: 最後に、これからどんな人と一緒に働きたいですか。
小林: 私の人生の目標が、「世の中を、いいサービスとプロダクトで満たしたい」なんです。だから、価値を広げられる人と働きたい。「自分がよく思われたい」「かっこよく見られたい」という矢印じゃなくて、主語が常にクライアントや仲間にある人。自分のエゴを捨てて、「今よりよくなるには」「お互いをどう見るか」を考えられる人ですね。
広報: 自分の出世欲より、周りや世の中への影響力を広げたい人、ということでしょうか。
小林: ピュアにそう思える人のほうがいいですね。ただ、ピュアすぎても仕事の強度に負けてしまうので。そこで大事なのが、ストレス耐性や鈍感力。そしてトータルでいうと、体と心がちゃんと健康な人です。
どんなに能力があっても、休んでいたら何もできない。疲れていると、起きた事象をマイナスに捉えがちにもなる。体調管理も技術のうちなんです。これはいつもメンバーにも言っています。一方的な学力みたいな話じゃなく、心身を整えられることが、経営層に近づくほど効いてくると思います。
広報: そうした土台があることを前提に、make standardsではどんな人が活躍しやすいと思いますか。
小林: カオスを楽しめる人、変化を楽しめる人だと、すごく楽しいと思います。今はAIもあるので、決まっているものを動かすことの価値はどんどん小さくなる。何も決まっていない状態から何かを作り上げる、その経験はお金を払っても得られない。それを整理して、理解して、動かしていく瞬間が楽しいし、私自身もやりがいに感じています。
私自身も今後のキャリアをどうしたいというのはあまり明確に決めていないんです。社会がよくなればいい、と本気で思っているので。make standardsという手段を使って、いいサービス・いいプロダクトをどう世の中に広げるか、その影響値をどう大きくするかを考えている。一人じゃ無理で、みんな得意・不得意が違うから、それを掛け合わせてどれだけいいものを作れるか。それを洗練させていくのが、今は一番楽しいですね。
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おわりに
かつて「周りと協力するのは苦手」と言われた人が、今は97名の組織を率い、「価値を広げられる人と働きたい」と語る。小林さんの言葉からは、make standardsという環境が持つ"二歩先を任され、自分のできることが広がっていく"加速装置としての側面が見えてきました。
じゃがさんが繰り返し語ってきた「固定観念を持たない」「やりきる」「本質的に価値を返す」といった価値観が、小林さんの口から、まったく別の言葉で語られていたのも印象的でした。
合理と情理を両手に持ち、矢印を常に外に向ける。そういう人にとって、make standardsは「お金を払っても得られない経験」が待っている場所なのかもしれません。
小林 鷹大朗
◆プロフィール
外資系ラグジュアリーホテルにてウェディング・レストラン勤務の後、店舗・事業用の不動産仲介・開発業務を経験。
その後起業し不動産仲介・出店プロデュース業を経験し、2024年1月にmake standardsに参画。
◆魅力ややりがい
クライアントへの弊社の価値の最大化がそのまま自分の評価に返ってくる点が魅力です。
常にクライアントがどうしたいか?どうあるべきかを考え、経営視点で動くことができる(させてもらえる)ようにサポートをしてもらえるので、自身の成長につながります。
▼前編の記事
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