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【プロジェクト広報マネージャー 石渡友美】本気の取り組みが大成功する。当事者の「心動く瞬間」に立ち会える喜び

学生時代の想い「スポーツする人の力になりたい」が今に通じている

大の安室奈美恵ファン。彼女のように自分で決断する人生を歩みたい

プロジェクト実行者やキュレーターに伴走していくのが楽しい

――コミュニケーション戦略本部 プロジェクト広報 マネージャー 石渡友美

スポーツ家族で育ち、中高からバスケットボールに明け暮れる

父や兄妹がバスケットボールをしていたことから、中学校からバスケ部へ。バスケは好きでしたが、自分で選んだという意識はあまりありませんでした。高校まで続けたものの、怪我も多く、プロ選手として続けられるほどではないと感じていました。

大学受験の時にはやりたいことがわからなかったものの、浪人時代に「スポーツが好き」だと改めて認識しました。バスケ以外にも、新体操やバレー、卓球など、物心ついた頃からスポーツ全般を楽しみ、スポーツ観戦も好き。大学進学は、当時できたばかりの早稲田大学のスポーツ科学部に入学し、自宅から片道3時間かけて通っていました。

スポーツの魅力は、自分だけでは想像できない感覚を体感させてくれたり、選手の頑張りが私自身の背中を押してくれたりするところ。知らない世界や価値観を知ることにもつながります。選手が苦難を乗り越えてチャレンジしている姿に感情移入し、私自身のモチベーションにもなる。人間ドラマが詰まっているところも魅力です。

「スポーツする人を応援したい」という思いが強くなり、将来はアスレティックトレーナーを目指そうとアメリカに短期留学もしました。ところが現地で働くトレーナーの先輩から、当時は日本で職業として成り立たせるのが難しい、本気で目指すにはアメリカに来るべきと聞き……。別の形でのサポートを模索し、スポ―ツビジネスを学ぶ学科へ転科し、アルバイトではJリーグの広報のお手伝いをしていました。


安室奈美恵さんのように自分の意志で決断する

大学生の頃、もうひとつ夢中だったのはアーティストの安室奈美恵さん。デビュー当時から知ってはいたのですが、当初は素敵だと感じるアーティストの1人でした。その後、彼女が産休から復帰したころに、機会があり初めてライブに行きました。パフォーマンスの熱量やファンの方の熱気に圧倒され、ライブ会場でファンクラブへ入会。その後すべてのライブへ行くようになったんです。

ライブをきっかけに好きになりましたが、彼女の生き方すべてをリスペクトしています。産休明けからセルフプロデュースをはじめ、自分がやりたい楽曲であるR&Bの路線に移行していきました。バラエティなどテレビ出演を減らし、休日はライブ以外の仕事をしないと決めて子育てを両立。既定路線や時代の当たり前ではなく、自分がやりたいことを自分で決めて自らの道を歩んでいく姿が世の中に共感されていく。彼女と同じ時代に生きられたことを幸せに思います。

卒業後の進路を決めるときにも、安室奈美恵さんのように自分で自分の道を決断していきたいと思いました。人に流されたり、誰かのせいにしたりせず、結果がどうであれ自分で決断したい。その結果、選択したのがサイバーエージェントです。

私はリーマンショック後の就活で、先輩方から聞いている話と全然違う。大企業でもいつ事業が揺らぐかわからない状態でした。今後どうなるか分からない中、就職活動を通して多くの企業に足を運びお話を聞いた結果、一緒に働く人が何より大事だと思ったんです。周囲の評判ではなく、自分の目で見て納得できるところで働きたい――。面接を進めていくうちに、サイバーエージェントの社員の方は型にはまった質問がなく、私自身を見てくれていると感じました。


焦りもあり上手くいかないこともあったが……

サイバーエージェントに入社すると、インターンをしていた人、起業したい人などが多く、自分が劣っているようで焦りが生まれてしまいます。新卒配属された広告営業の部署では、ハードワークになり、なかなかうまくいかずキャパオーバーになり少しお休みをいただくこともありましたが、その後異動した上司がとても親身に相談に乗ってくれる人でした。ポジティブなこともネガティブなことも何でも相談させてもらい、少しずつ自信を付けられるようになっていきました。

私自身も、自分だけで抱え込まず、周囲を信頼して話せるようになりました。それにより、「できない」が「できる」に変わるサイクルが早まり、自分自身の成長スピードも上がっていきました。

いくつかの部署を経験し、自分の中でも本当に楽しく仕事をしていく中で、「今までの経験はこのミッションに出会うためだったのでは」と思うほどやりがいを感じる仕事を担当することになりました。インフルエンサーのブロガーの方々をサポートする部署で、ブログ以外での活躍、本を出したり事業をスタートしたりと、ブログを通して人生が変わっていく様子を間近で見ることはスポーツを応援する感覚と近く、心からやりがいを感じていました。

4年ほど携わった後、マクアケへ転籍することに。 同期がマクアケで働いていたこともあり、素敵な会社だとは思っていたのですが、自分が働くことは全く想像していませんでした。でも、マクアケもチャレンジする人を応援する姿勢は自分の理念と同じ。マクアケでは、仕事を通して個人だけでなく事業や産業、業界という大きな規模に関われる。それはつまり、私自身の世の中への貢献度を上げられることになります。1年ほど悩みましたがチャレンジしたいと決断し、マクアケへ。


実行者さんの心の動きを間近で見られる

マクアケでは、経験のなかった広報にチャレンジすることに。所属するプロジェクト広報チームは、キュレーターと連携しながら実行者さんのチャレンジを世の中に広めていく仕事です。世の中への影響力の強さや貢献度の高さから「やってみたい!」という気持ちにつながりました。

プロジェクト広報は、記者会見の企画やメディアへのアプローチを通し、プロジェクトの成功を広報としてサポートしていきます。プロジェクトのスタート前にキュレーターから情報をもらい、その中で広報すべきプロジェクトを目利きする。規模だけでなく、広報の効果がありそう、メディアが興味を持ってくれそう、などさまざまな観点で選び、役員やキュレーターとすり合わせたのち広報チームで動いていきます。

Makuakeは大手企業から地方の中小企業、スタートアップやグローバル企業と幅広い実行者さんに活用いただいています。取り扱うプロジェクトのジャンルも様々。初めて知ることも多く広報サポートをする大変さはありつつも、世の中の企業広報では関われないような様々な実行者さんの挑戦の幕開けの瞬間に立ち会え、お手伝いができるお仕事です。

予想を超える反響や応援購入総額を集めた実行者さんが涙を流して喜んでくれる、そんな瞬間に立ち会える機会はなかなかありません。インターネットの会社ではありますが、関わる人のリアルな反応がモチベーションの源泉になっています。

今の目標は、最強の広報チームを作ること。まだ人数も少なくて、サポートできるプロジェクトは一部です。マクアケが掲げるビジョンの「広がるべきものが広がる」世界の実現には、まだまだギャップが大きいのが現実です。

広報チームとしてはまだまだ若く、事業の拡大や組織の拡大に合わせて進化できていないところもたくさん。例えば、情報のキャッチアップの仕方も属人的です。情報共有のフローや社内外の関係者との連携の仕組みを整え効率化することで、メンバーそれぞれの能力を最大限発揮していきたい。これから育っていくメンバーも、仕組みを整えることで一人前になるスピードを速め、もっと事業貢献できる広報チームになっていきたいと考えています。誰かひとりがスター選手になるのではなく、メンバーが一人ひとり自走し活躍しながらも、お互いが高いレベルとなる最強の広報チームにしていきます。

これからも、私のよりどころは、「この決断によって、わくわくするか」ということ。先が見えなくても、知らない世界に飛び込めばもっと面白い人生になるかもしれない。そのときどきに後悔しない選択をし、後悔しない人生を歩みたい。大好きな安室奈美恵さんのファンとして、恥じない人生を歩んでいきます。


取材・執筆:栃尾江美 Website

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