今回の記事は「グループの海外拠点、台湾の介護事業を現地レポート！★Genki Group法人紹介★」です。

メディクルードが属するGenki Groupの中には医療・介護福祉・教育と様々な領域の法人があり、全部で30を超える法人と数百の施設があります。そのGenki Groupの拠点は国内だけにとどまらず、中国や台湾・カンボジアにも進出し、日本の医療・介護福祉・教育のノウハウを輸出しようとしております！

そんな海外拠点の一つ、台湾に出張してきました🌎

👆こちらは台湾の職員さんと、Genki Groupの介護施設の前で撮った集合写真です📸

～もくじ～
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台湾事業とは
台湾出張の様子
　①入居施設（台南市政府社会局附設北門総合長照機構）
　②デイサービス（清爽逸風日照中心）
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台湾事業とは

Genki Groupの台湾事業は、台南市を中心に介護関連施設や介護サービスの展開を進めています。2015年に設立された台湾サンガ（台灣善合股份有限公司）が運営しています。
Genki Groupでは「介護（KAIGO）の輸出」を達成すべく、高齢化が進むアジアの国々へその経験と心を伝え、育むために仲間の輪を広げています。日本での介護をそのまま伝えていくのではなく、現地の文化・伝統に合わせた形で、介護福祉事業を行っています。

👆台湾の南部、赤枠に囲まれたエリアが台南市です。 ©️Google

台湾では少子高齢化により介護ニーズが高まってきています。ただ残念ながら介護保険に関する法律が整備されていないこともあり、まだ広くサービスが利用される環境にはない状態となっています。個人個人がインドネシアなど海外から来た家政婦さんを雇っていることが多いのですが、超高齢社会の到来が予測されているため、さらなる需要の高まりに合わせて介護サービスの充実を図っています。

👆台湾サンガの皆さんは明るくてとても素敵な方々でした！

台湾出張の様子

今回の台湾出張では、台湾サンガの運営する介護施設のうち、入居施設（北門施設）とデイサービス（清爽逸風）へ訪問しました！それぞれ紹介します✨

👆車のステッカーにはなんと！Genki Groupのキャラクターであるうめサブローがいました！

①入居施設（台南市政府社会局附設北門総合長照機構）

台南市政府社会局附設北門総合長照機構（以下、北門施設）は、台南市の中で過疎地域といわれる北門エリアにあります。北門施設は2023年2月にオープンしたばかりの新しい施設なので、徐々にサービスを広げている最中です！

👆台南市の中心部に位置する台南駅からは、車で1時間ほどの距離にあります🚙 ©️Google

👆近隣には高い建物がなく、のどかな風景が広がっていました。

👆北門施設は間近で見ると、写真で見る以上の迫力がありました！4階建ての建物に入居施設の設備が整っており、施設内もとても広かったです。

施設内見学💨

👆玄関口は和傘や着物の帯の装飾があり、日本らしさを感じる一面もありました。オープン時に日本から持ってきたものだそうです🌂

最初にオープンした3階の入居フロアは、ご利用される方も増えてきました。台湾ではマイボトル習慣が浸透しているそうで、よく見ると皆さんマイボトルを持っていらっしゃいました🍃

👆お昼ごはんの時間は、皆さん共有スペースに集まっていらっしゃいました。

👆入居施設のお食事は、台湾の家庭料理に近い味付けだそうです！実際にはご利用者さまの状態に合わせて食事形態は変えて提供しています。

👆こちらはまだオープン前のフロアですが、入居のイメージを持っていただけるようモデルルームも用意しています。

👆台湾では定番らしい、お昼寝用ベッドも設置されていました。小学校から高校まで、そして会社でもお昼寝の時間が設けられるほど、お昼寝文化が浸透しているようです💤

ヒアリング・研修風景📝

今回は、台湾の介護施設で困っていることややってみたいことをお伺いしながら、日本の情報もお伝えしていました。神成社長とも一緒に話し合う場があり、台湾オリジナルの介護について考えました。

また、同日にフォレストデンタルクリニックの先生方も訪問しており、口腔ケア研修が開かれました。口腔ケアの大切さや医師推奨のケア方法などについて学ぶ研修でした！ご利用者さまのケアに関する質問も多く、質疑応答で盛り上がっていました。

👆口腔ケア研修の様子です🦷

②デイサービス（清爽逸風日照中心）

続いて、在宅で過ごす方が日中通うデイサービスです。Ⅰ号館とⅡ号館があり、建物は隣に並んでいます。市街地で人通りも多い道に面しているのですが、大きな窓があるので開放的です✨日本では週に2～3回デイサービスに通う方が多いですが、こちらのデイサービスではほとんどの方が毎日利用されているそうです！Ⅰ号館もⅡ号館も、明るく和気あいあいとした雰囲気で素敵でした♩

👆日本も台湾も同じブランド名で展開していて、日本だと「爽やかな風」、台湾では「清爽逸風」という表記になっています！

施設内見学💨

台湾のデイサービスは、日本のデイサービスと似ているところもありますが、文化による違いも見られました。

👆朝来るとすぐ体操が始まります。Genki Groupで作成した「うめぼし体操」は、日本だけでなく台湾でも毎日やっているそうです！その他、立ち座りのリハビリや口腔体操も行っています。

👆台湾はシャワー文化なのですが、暑い中シャワーを浴びるのが好きでない方も多く、デイサービスでシャワーを希望する方は少ないそうです。（ちなみに日本のデイサービスには大浴場が設置されていることがほとんどで、お風呂に入るためにデイサービスへ通う方も多くいらっしゃいます♨）

👆訪問した日はカードゲームで盛り上がっていました🔥

👆台湾人の長年の生活リズムを大事にして、デイサービスでも昼食後にお昼寝の時間を作っています。お昼寝用ソファも導入されており、2時間ほどくつろいでいらっしゃいました。

👆今後デイサービスをどうしていきたいかと話し合っている様子です💡プログラムの内容や広報のチラシなどについてもお話しました。自分たちも行きたくなるようなデイサービスを作りたいとワクワクしていました！

以上、台湾事業の現地レポートでした！
2024年には新たに1施設オープンする予定で、台湾事業はこれから広がっていきます。今後の事業展開もお楽しみに！

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