STORY | メディクルード
STORYの記事一覧ページです。
https://www.mediclude.jp/story/
いつもメディクルードのWantedlyをご覧くださり、ありがとうございます。今回のWantedly記事は、Genki Group内の事業紹介です!
Genki Groupには、アジア出身の職員が400人以上在籍しており、アジア諸国と深い関わりを持っています。海外事業も複数行なっており、そのなかでミャンマーでの事業を担っているのが「株式会社エネクト」(以下、エネクト)です。
今回は、エネクトの事業について、山田卓(やまだ たく)さんにお話を伺いました!
1)山田卓さんについて
2)「bridge」事業が目指すものは?
2-1)コンセプト
2-2)穴埋めではなく、アジア展開のチャンス
3)「エネクト」を立ち上げたきっかけは?
3-1)ミンウェイさんとの出会い
3-2)悪徳業者の問題
4)なぜGenki Groupの仲間に?
5)今後の事業展望は?
6)メッセージ
エネクト代表の山田卓と申します。現在は、ミャンマーを拠点にした「bridge」という事業を行なっています。なので、月の半分はミャンマーにいて、もう半分は日本にいるという感じの日々です。
私はもともと広告代理店で働いていました。新卒で広告業界に飛び込み、8年間で2社の広告代理店を経験しました。社長さんや経営層の方々とお仕事をする機会も多かったのでやりがいもあり、様々なスキルを学ぶことができました。
ただ30歳くらいの時に、「この先も30年間、同じように働き続けていても飽きそうだな」と思いました。そのタイミングで独立して自分の広告代理店を立ち上げました。ミャンマーに初めて行ったのは、その事業を立ち上げてからでした。
その時に現地の若者たちの状況を知り、「なにか私にできることはないだろうか」と考えました。それが今の事業へとつながっています。事業を始めたきっかけの話は、後で改めてお話ししますね。
bridgeでは、ミャンマー人材の日本へ送り出しと、日本での生活や就労の支援を中心に行なっています。具体的には、ミャンマー現地での日本語学校の運営、ビザの取得手続きや日本への渡航のサポート、さらには日本到着後の定着支援まで一貫して行なっています。アジアの若者が世界で活躍できる環境を創りたい、という想いから始めました。
コンセプトは「アジアの力を世界へ繋ぐ。アジアの人財が花開く明日をともに描こう。」です。私たちが目指しているのは、アジアの若者たちが夢を描き、その夢を実現するために必要な教育や環境を提供することです。今はミャンマーが拠点ですが、ゆくゆくはアジア全体への拡大を目指しています。
ミャンマーでは、政治的な混乱の影響もあって仕事や賃金は安定しません。平均月収は日本円でおよそ1万円で、物価上昇の影響も相まって生活は厳しくなるばかり。家族を養うために国を出ざるを得ない若者が増加しています。
このように目の前の生活が最優先のなかで、「将来の夢を語る余裕がない」という若者も少なくありません。そんな彼らが夢を描けるようにしたいのです。日本で働いて安定的な収入を得ることで、家族を支えつつ、彼ら・彼女ら自身も夢を持てるように様々な面から支援しています。
それと同時に日本側の企業にも、「人材不足の解消」にとどまらず"新しい成長戦略"を考えてもらうことも目指しています。例えば、飲食店でミャンマー人の店員を採用したとします。5年、10年後に管理職クラスにまで育ったとして、それはその会社にとって、ミャンマーに進出するチャンスがあるということです。日本でしか稼げなかった企業が、アジアに展開していくチャンスなのです。
単に「足りない労働力の穴埋め」と捉えるのではなく、「アジアの若者たちと共に未来をつくる」と捉えていただきたい。そう思ってもらえるように働きかけることも、私たちの使命の一つです。
☝エネクトのホームページも是非ご覧ください。
私が初めてミャンマーに行ったのは2018年頃でした。当時の取引先の方から「ミャンマーに行ってみないか?」と誘われました。特に海外志向が強かったわけではなく、「せっかくだから」くらいの軽い気持ちでした。ところが、現地でミンウェイさんという方と出会ったのが大きなターニングポイントになりました。
ミンウェイさんは、ミャンマーで様々な事業を展開する大きなグループ企業の会長です。官僚としてミャンマーの産業成長を支えた方なのですが、国と国との橋渡しにも人生をかけて来られました。日本での国費留学を経験され、帰国後もミャンマーと日本との関係構築に大きく貢献されました。その功績が称えられて旭日小綬章を受賞されています。その方と交流を続けていくうちに、「ミャンマーの若者が日本で活躍する道を、もっと整備できないだろうか?」と考えるようになりました。
しかし、いざ現状を調べてみると、そこには悪徳業者の問題がありました。例えば、偽の日本語学校を作って、偽の就職面接をやっているケースもあります。それで、ありもしない偽の企業に内定した学生から手数料をだまし取るとか。そんな詐欺まがいの行為に、日本人が関わっている場合もあることが分かってきました。
「それなら、信頼できる送り出し機関と日本語学校を自分たちで作ろう」。そう思ってスタートしたのが、エネクトのbridge事業です。ちなみに、エネクトという会社名には、「エンジョイ(Enjoy)をコネクト(Connect)する」という想いを込めています。
私自身、ミャンマーに行くたび、彼らの純粋な志や家族想いの姿勢に胸を打たれます。この事業を通じて、「家族のために日本で稼ぎ、いつか自分の故郷にお店を作りたい」「日本で学んだ技術を持ち帰りたい」といった、彼ら・彼女らの前向きな想いを、支えていきたいのです。
☝エネクトを立ち上げるきっかけとなったミンウェイさん(写真右)とのツーショット。
偶然にもGenki Groupの神成裕 会長にお会いできたのが、2023年11月でした。そこで、「今こういう事業をやっていてGenki Groupの理念ともマッチするので、きっとお役に立てると思います。」とお話をして、「ぜひ一緒にやりませんか」と提案させていただきました。
神成会長も、私たちの想いと事業内容にも共感してくださいました。11月に初めてお会いして、もうその翌月には会長もミャンマーに来られて、びっくりしました。もともと会長は、日本人も外国人も関係なく「従業員=大事な仲間・家族」という考え方を大切にしていますからね。なので、私たちの事業にも共感していただけたのだと思います。そうして、2024年4月に私たちエネクトも、正式にGenki Groupの仲間となりました。
☝山田さんは、現地の日本語学校では面接官も務めます。ミャンマー語も堪能ですが、面接の時はもちろん日本語です。
今後は、アジア全体での人材交流を実現していきたい、と思っています。今は、例えば「ミャンマーから日本」や「ベトナムから日本」のように、基本的には単方向で人が移動することが多いと思います。ですが、私は双方向であるべきだと思っています。例えば、日本人がミャンマーに行っても良いし、ベトナム人がミャンマーに行っても良いと思っています。
そういうアジア全体での人材交流をもっと盛んにしていきたい。エネクトとしては、アジアの国々で人材紹介できるような仕組みの構築を目指しています。Genki Groupが目指しているのは、アジア全体にサービスを展開し、アジアの課題を解決していくことだと思います。そのなかで私たちとしては、人材の動き・流れを作ることで貢献していきたいと思っています。
最後に皆さんにお伝えしたいのは、「常識にとらわれないこと」です。常識だと思っていること自体を、非常識だと思ってください。色々な角度から考えて、色々な人に話を聞いて、色々なことに挑戦することで、今は見えていない可能性ももっとたくさん見えてくると思います。
今回は、"アジアの力を世界に繋ぐ、人材事業への想い。" ということで、株式会社エネクト代表の山田卓さんに、お話を伺いました。
ミャンマー現地での日本語教育から日本での生活支援まで一気通貫でサポートする、人材送り出し事業「bridge」を行なっています。この背景には、「アジアの力を世界へ繋ぎたい。花開く明日をともに描きたい。」という山田さんの熱い想いがありました!
それでは、次回のWantedly記事も楽しみにお待ちください!
メディクルードのWantedly一覧はコチラから!
【併せて読んでいただきたいストーリー】