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“未来のおかね”を学べるお店『mirai talk』を新宿にオープンいたしました

こんにちは。マネーフォワード広報の青木です。

本日、新規事業であるmirai talkを発表いたしました。mirai talkでは、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というマネーフォワードのミッションを継承し、お金の課題を解決するためのお金のパーソナルトレーニング事業とスクール事業を展開していきます。

先ほど、事業立ち上げに伴い、記者会見を実施させていただきました。本記事では、その記者会見の様子と、立ち上げメンバーへのインタビューをお届けいたします。

新宿の事務所にて記者会見を実施

mirai talkは新宿駅から徒歩10分程の場所にあります。(新宿の街を眺めながら歩いていたら、個人的な体感だと10分はかからなかった気がしています...)

右側のオレンジの2枚の看板が、mirai talkの看板です!


ビル7Fがmirai talk受付、8Fがセミナールームとなっています。こちらは7Fの受付風景です。


記者会見は8Fにあるセミナールームにて実施いたしました。


記者会見では、代表の辻、共同代表である横山氏、取締役・事業責任者の秋山より事業開始の背景やその概要についてお伝えさせていただきました。


最後にはテープカットをさせていただき、この度のオープンを祝いました。


カット時はあたたかい拍手をいただきました。


多くのメディアのみなさまにお越しいただき、記者会見終了後はセミナールームをご見学いただいたり、引き続きご質問をいただく時間となりました。

お忙しい中足をお運びくださった皆さま、誠にありがとうございます。

下記からは、立ち上げメンバーへのインタビューをお届けいたします。

mirai talk立ち上げメンバーへのインタビュー

語り手

横山 光昭
家計再生コンサルタント。株式会社マイエフピー代表取締役社長。全国の読者や依頼者から共感や応援の声が集まる、庶民派ファイナンシャルプランナー。家計の借金・ローンを中心に、抜本的解決、確実な再生をめざす。これまで10,000人以上の赤字家計を再生した。各種メディアヘの出演・執筆・講演も多数。『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズは累計100万部を超え、『はじめての人のための3000円投資生活』は55万部を越えるベストセラーに。

秋山 芳生
立教大学を卒業後2001年博報堂入社。その後@cosmeを運営している株式会社アイスタイルへ入社し広告事業責任者、社長室長、プラットフォーム本部長に従事。また株式会社レコチョクにて動画の新規事業の立上げを行う。2014年マネーフォワードに入社。PFM(Personal Financial Management)本部長、Fintech事業推進本部長を経て、mirai talk株式会社取締役・事業責任者に就任。

新後閑 仁美
2015年4月マネーフォワードに入社。家計簿サービスの広告事業立ち上げを経て、サービス開発部にてマーケティングを担当、ユーザーグロースやオフラインイベントの企画運営に携わる。

金田 朋子
慶応義塾大学卒業後、新卒で大手銀行に入行し、FPとしてリテール営業に従事。社会保険労務士試験合格後、社労士事務所にて実務経験を積み、2017年4月にマネーフォワード入社。労務担当として労働時間制度の変更や就業規則改定等を実施。2017年10月よりmirai talkにジョイン。

佐藤 潔之
大学卒業後よりエンジニアを中心とした業務に従事。ここ数年は保険・証券・不動産・会計業界の開発プロジェクトに関わり、お金の相談現場で使われている、ライフプランニング・資産運用・相続対策のシミュレーションシステムなどを手掛けてきた。新規事業の立ち上げのタイミングで、mirai talkにジョイン。

人生の転機でマネーフォワードに出会った

青木:無事リリースおめでとうございます。

秋山:ありがとうございます。まだ絶賛準備中ですが(笑)。

青木:インタビュー実施日の今日は2017年末ですが...年明けの先取りです(笑)。まずはみなさんのことからお伺いしたいです。

秋山:これ、照れますね...(笑)。私は、大学卒業後は博報堂でトヨタ自動車さんなどの担当営業をやっていました。その後、@cosmeを運営しているアイスタイルで広告事業や会員事業の立ち上げ、レコチョクで音楽関連の新規事業などに携わっていました。マネーフォワードには約3年前に入社して、自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』やメディア事業の責任者を経て、今回mirai talkの立ち上げということで事業責任者をやらせてもらっています。

青木:秋山さんは元々『マネーフォワード』を利用されていたんですよね。

秋山:はい。実は、入社前の独身だった時にマンションを購入しまして、その後に結婚して子どもが出来て...と人生の転機が訪れて急に責任感が生まれて。それまで、「宵越しの金は持たない」みたいな生き方だったんですが、結婚や出産ってお金が必要ですし、いろいろ考えていた時期に『マネーフォワード』と出会いまして。

青木:宵越しの金は持たない主義...!

秋山:株とかやってはいましたが、ちゃんと資産運用とかはしてはいなくて。でも、『マネーフォワード』を使って、「お金が管理できる、これは素晴らしい」と感銘を受けたんです。それで、このサービスを提供する側にいきたいなって思って入社することを決めました。

お金で苦しんでる人たちを目の当たりにして

青木:次は、横山さんお願いします。横山さんは家計再生コンサルタントであり、マイエフピーの代表取締役社長でいらっしゃいますが、元々『マネーフォワード』の家計診断機能の開発や2016年のお金のEXPOでのご講演など、いろんな場面でとてもお世話になっています。今回、mirai talkの立ち上げにあたり、横山さんにご参画いただくことになった背景などもお伺いしたいです。

横山:よろしくお願いします。飲みの席で、みなさんとはいろいろお話したばかりで...(笑)。

一同:(笑)。

横山:私は現在マイエフピーという会社をやっていますが、その前は紳士服チェーンの会社に勤めていました。そこで経理として働いていたのですが、とある新店の立ち上げ時に販売のヘルプに行ったことをきっかけに、販売に異動になってしまったのですね。気付けば店長になっており、結果的に3年間勤めました。

青木:気付けば店長というのは...すごいですね。

横山:しかし、やはりやりたいことと違うなと思い、その後退職し、司法書士事務所に入りました。それから司法書士の勉強はしていましたが、まだやりたいことが定まらずという感じで。私が働いていた事務所は債務整理の相談が多く、いわゆる自己破産などの処理をしていたのですが、ありがたいことに当時のボスが「横山くんはそういう人たちのお金の悩みを聞いて、助けたいって言っていたよね。よかったらやってみなさい」と言ってくれて。それで債務で家計のやりくりに困っている方のお金の相談にのりはじめたんです。

青木:もしかして...それが横山さんの事業の始まりですか?

横山:そうなんです。そして、自分もお金の使い過ぎで、なかなかお金が貯まらない方でしたから、貯められない人の気持ちもすごくわかるんです。借金が整理できても、世の中の仕組みが変わらない限りは二次被害が出ることもあって。お金で苦しんでいる人たちが脱出できない現実を目の当たりにしました。

そういった人達を助けられたら世の中が変わっていくんじゃないかなと思い、2000年頃に独立して会社を起こすことにしました。最初は個人事業としてはじめ、2008年に法人化し、マイエフピーができたという流れです。

青木:苦しんでいる方のお話を聞いたご経験を経て、スタートした事業だったのですね。今回ご一緒することになったのは、どんなきっかけだったんでしょうか?

秋山:事業構想を辻さんと話していた際、「一緒にやっていただくなら...横山さんですよね」という話になって。そこで辻さんから横山さんに連絡させていただき...そこからとんとんと進みました。

横山:僕のメッセンジャーをみると...確か昨年5月頃だったと思います。メッセージいただいたのが、5月17日ですね。あ、これですこれです。

秋山:そこから動き出すのは早かったですね。すぐに横山さんに会いに行き、飲みに行き、熱く語り...。めちゃくちゃ盛り上がって興奮気味で帰ったのを覚えています。

横山:盛り上がりましたね(笑)。構想を聞いて「ぜひ一緒にやりましょう」と意気投合しまして。私も常にマネーフォワードさんのことは気になっていて、現場でもお客様に「何で家計簿つけてますか?」と伺うとアプリとしてマネーフォワードさんが出てくるんですね。

私自身は、自分を知るためにまずは紙で家計簿を付けた方がいいと考えていますが、実際に家計簿アプリは多くの方に使われていますし、今の時代に合った方法があるなとも思っています。私は少しアナログな部分もあるので、そこはお力を借りて、お互いの強みを活かしながら、みなさんの家計を改善していければと思います。

リアルな場でお金の課題解決をしたい

新後閑:私は、新卒で楽天の子会社の楽天リンクシェアという会社に入り、最初に金融担当のチームに配属されました。そこではクレジットカードの新規獲得、住宅ローンの借り換えなど、金融機関様への広告のご提案を担当しておりました。

その後、海外のディスプレイネットワーク広告を国内で販売する新規事業などにも携わりましたが、広告代理店としてできることの限りを感じてしまい、新たなチャレンジとしてマネーフォワードへ転職することにしたんです。

青木:ふむふむ。

新後閑:マネーフォワードでは、広告事業の立ち上げと同時に金融機関様への広告提案などを担当してきました。その後は、マーケティング全般に携わり、リアルイベント、集客施策、内部の導線改善などを経て、今はmirai talkに手を挙げてここにいます。私については、詳しくはこちらの記事でもお話しています(笑)。

青木:新後閑さんは、リアルな場でお金の課題解決をしたいと以前お話されていましたし、それが実現できそうですね。

新後閑自分が困っていた経験もあるので、リアルで解決したいという思いは強いですね。実は大学生4年生くらいから社会人の最初の頃まで、すごくお金に困っているときに、横山さんの『年収200万円からの貯金生活宣言』を読んで、貯金生活家計簿をつけていたことがあるんです。その思い出もあり、横山さんとやるのならと手を挙げました。

秋山:最初にユーザーさん向けのセミナーを立ち上げたのは新後閑さんだったんです。僕がお金の授業をやりたいと話していたら、新後閑さんが企画して進めてくれて。それが2015年7月頃で、最初のお金のEXPO開催前です。

青木:おおお。そこから 不動産投資1DAYスクール資産形成・iDeCo 1DAYスクール積立投資1DAYスクールなど、今に繋がっていくんですね。

お金で困っている人、不安に感じている人たちの悩みを解決したい

金田:私は新卒で銀行に入り、FPとして個人のお客様に向けて保険や投資信託のご案内をしていました。ですが、どうしても本部で決められた商品や売れ筋商品の取り扱いがメインになるので、本当にこれでお客さんが幸せになるのかな?と、ずっと疑問に思っていました。改めて、自分の仕事の意味を考えた時、お客さんのためではなく、数字のためにやっているという側面に違和感を感じてしまって。

そこから紆余曲折を経て、社会保険労務士という資格に興味を持つようになりました。当時、友人から「結婚して退職したら夫の扶養に入った方がいいのか」「失業保険は自分でももらえるものなのか」などの相談を受けましたが、全然知識がなく、あまり役に立てなくて。そんな風に人が困っている時にちゃんとした知識を持ち、相談に乗れる人になりたいなと思ったんです。

青木:いい話。

金田:それから猛勉強して社労士の資格を取り、社労士事務所に転職し、実務を経験させてもらいました。ただ、社労士事務所の社労士はあくまで外部の専門家なので、顧問先の各社に全力投球はできないし、どうしても距離があって。それで事業会社にいきたいと思い、マネーフォワードに転職したんです。元々は労務として入社し、フレックスタイム制の導入や就業規則の変更等を行いました。上場前のタイミングだったこともあり、いろいろ整備すべきことが多くて。9月末に上場し、10月には携わっていたものが一区切りついたので、mirai talkの立ち上げに手を挙げました。

青木:金田さんは、ご自身の経験からmirai talkに惹かれるものがあったのでしょうか?

金田:そうですね。お金で困っている人や、よくわからず不安に感じている人の悩みを解決したいという想いがずっとありました。mirai talkはそれが直接的に叶えられる事業だと感じ、どうせやるならゼロからサービスを作っていく段階から参加したいと思ったんです。

IT知識とお金の知識を組み合わせ、事業を前へ

佐藤:私はこれまでは、エンジニアとして金融機関の職員、税理士、FPの方達が利用するシステムを開発してきました。金融機関の方達は、保険、投資、住宅ローン、老後の年金などお金の知識は豊富ですが、ITについて詳しいわけではありません。一方で金融機関から受注を受けた開発会社は、ITのことはわかっていても、金融のことはほとんどわからない。そのため、私はその双方の橋渡し役を担いながら、開発に携わっていました。

青木:マネーフォワードのエンジニアにも金融系のサービス開発に携わっていたメンバーは多いですね。

佐藤:そうですよね。私は、金融機関やFPの方と同じように、ライフプランニングをはじめとして保険、投資、住宅購入などお金の相談に乗れるという強みはあるかな、と思っています。

秋山:佐藤さんはFP1級の資格を持ってるんですよ。

青木:え、エンジニアでFP1級...?

佐藤:2級は身近な家計改善に役立つ資格で、1級は金融事業者向けの内容となり、広く深い知識を求められるんですが、仕事上、お金の相談に乗るアドバイザーがお客様だったこともあって1級まで取りました。気づけば金融に関する知識が増え、金融機関の方向けに、セミナーの場で教える機会もありました(笑)。

青木:それだけ身につけていらっしゃるということは、元々金融の世界に興味がおありだったんですか?

佐藤:そうですね。エンジニアの経験と、幅広い金融のノウハウが活かせる会社は、実はあまりなくて。そんな中でご縁があり、2017年10月に入社しました。ちなみに、金融でITを使うきっかけは、株などの売買を行うコンピュータプログラムの開発でした。そこからFX、オプションなどのデリバティブ投資を自分でもするようになりましたが、お話すると長くなりそうで...。

青木:ではそれは別の機会に(笑)。

お金のことって、人生、価値観、生きてるということ

青木:では、mirai talkスタートの背景などを教えてください。

秋山:前提として、マネーフォワードのCMやいろんな施策を経て、利用者が550万人を突破して、ということはとても嬉しいです。ですが、やっぱり「自分の収支が改善されました」という話が一番嬉しいんですよね。お金のEXPOなどでは、対面でお客さんとお話ができて、みなさん真剣に話を聞いてくださって、ああいう瞬間を事業にしてお金の課題を解決したいと考えていました。それをやるなら、ライフプランニングがひとつのテーマだったんです。

自分の人生設計って時間をかけてちゃんと考えないと、家計がどうなっているか、貯金はこれでいいのか、などが心配なままだと思うんです。安心ができない、その不安を解消するための事業として、お客さんに寄り添って人生にまつわるものを紐解き、今後どうやって生きていくべきかを考えられるサービスを作りたいと考えていました。

青木:なるほど。

秋山:そういうサービスを一緒に提供できる先を探していましたが、中立的にサービスをご提供している会社は少ないのが現実で。FPの方のライフプランニングに関しても、手間と時間がかかるわりに満足いくものが得られない、いまいち現実味がないライフプランが出来上がる、という場合があります。ですが、お金のEXPOの来場者アンケートでは、8割くらいの方が「一番聞きたいのはライフプランニング」と回答されていて、やはりそこはみなさん求めていらっしゃるんです。

青木:そんなにいらっしゃるんですか...!

秋山:それに応えられるものをやりたいと、代表の辻さんに相談し、横山さんにご相談に行こうとなったというのが背景です。横山さんはなぜ一緒にやろうと思ってくださったのでしょうか?

横山:私は、目の前にいるお客さまの考えを聞き、悩んでいること、困っていることについて一緒に一生懸命取り組めば良い方向に向かうだろうと考えていました。まずは目の前のお客様を助けたいという思いがあって。他には、例えば100人の新規のお客様にお会いしたら、その100人から得たヒントを自分の著書やインターネットで広く発信し、多くの方に情報提供をして少しでも家計をよくしてもらうという方法もありますよね。

ただ、こんなこというのも変ですが、今までのやり方を俯瞰してみたらほんの僅かな人達しか救えていないなという想いもあって。もっと多くの人を助けるにはどうしたら良いかと考えていたのです。

家計をよくするために、効率よく進むところは進め、時間をかけるところはかければいいというのが私の考え方ですが、そこには限界があったんですね。お客様に本当に合う商品の提案や、資産面を改善できるような仕組みを提供するにしても、「機械的にここまで絞ったから選んでね」というだけでは限界があるなと思っています。

青木:人の手が必要ということでしょうか?

横山:やっぱり人って、自分のことをわかってくれている人の言葉によって動くと思うんです。そこには安心感とかも必要で。最後は人、マンパワーがないといけないと考えていました。そんな時にこのお話をいただいて、ぜひご一緒したいなと。お互いに足りないところを補いながら、私が大事にしたい部分も理解していただけると感じました。mirai talkが「人は使わずにやります」だったら、ご一緒していないと思います。

青木:長年、横山さんが考えていた課題と、マネーフォワードがやりたいことが合致したということですね。最後は人の手が必要というのは、自分のお金の話だからなんでしょうか?だからリアルの場が必要と。

秋山:お金について考えるのって、人生、価値観、生きることそのものを考えることですよね。自分で管理できる人は大丈夫ですが、困っているのはそれができない人達です。お金の話は、想いとか、家族や自分の夢といった価値観と結びつくので、血が通う部分が必要だと思います。

横山:そこですよね。私たちがやりたいのは。

青木:それが、マネーフォワードが敢えてやる理由、リアルでやらないと解決できない部分だということでしょうか。

秋山:そうですね。ですが、一方でテクノロジーの力も非常に重要だと考えています。テクノロジーの力に人間っぽい部分が合わさることで、課題を解決できるのではと思います。

横山:うんうん、本当にそうですね。

メイン事業は、お金のパーソナルトレーニングとお金のスクール

青木:具体的に提供予定のサービスについて教えてください。

新後閑:マンツーマンで家計改善ができる『パーソナルトレーニング』と、すぐに役立つお金の知識が学べる『お金のスクール』の2つがメインの大きなサービスですトレーニングや受講の前にライフプランニングと家計診断を行う『ライフプラン診断』もご用意しています。また、どなたでも参加可能な無料のセミナーを定期的に開催予定です。

秋山:人生100年時代と言われており、少子高齢化は進んでいきますし、老後の社会保障不安などで国の制度自体が立ち行かなくなる可能性があります。自分が年を取った先に一番お金がかかりそうな世界が待っていて不安だけど、年金がどうにもならなかったとしたら、今後どう対応していくべきかと。それらを最初の無料セミナーで学んでいただき、その後に個別のライフプランニングを受けてもらうという流れですね。

新後閑:mirai talkではライフプランニングをしてただくことが大切だと考えています。お金は手段なので、何のためにお金を使いたいのか、どんな風になりたいと考えていらっしゃるのかをお伺いするために、最初にライフプラン診断を受けていただきます。

ライフプラン診断の結果で、今のやり方で問題ないことがわかり安心していただける方もいらっしゃると思いますし、一方で家計に課題が見つかった場合は、パーソナルトレーニングでその人にあったオーダーメイドの改善プランを一緒に実践していきます。また、お金について学びたいと思っている人たちと一緒に、一般的な知識を体系的に勉強できるスクールを受講していただくこともできます。

マンツーマンのトレーニングかスクールかは、今のご自分に合った方を選んでいただければなと。パーソナルトレーニングでしたら、一般論ではなく、自分にとってはどんなお金の使い方がベストかを一緒に考えて実践までサポートしてもらえるのがメリットだと思います。

秋山:家計改善も投資も一番の敵は、「めんどくさい」だと思うんです。一人じゃやりきれない、わかっちゃいるけど...という。そこをサポートする仕組みとしてパーソナルトレーニングをやろうと。それは横山さんのマイエフピーでも同じようなものが提供されています。そこにもマネーフォワードならではのテクノロジーの要素を組み合わせたら面白いことができるかなと思っています。

お金のスクールでは、人生で必要な知識を3か月とか6か月で学んでいただきます。長い人生で何が起こっても正しい選択ができるように。あとは、間違った選択をすると間違っていることに気づけるようにすることも大事です。

横山:そうなんですよね。間違っていると、数百万円とか損しちゃうんですよ。

秋山:保険とかそうですよね。例えば、一番安いものと比べたら月2000円高い商品とかがたくさんあるんです。「2000円ならいいや」と思っても、年間だと2万4000円、10年だと24万円、30年40年払い続けると考えると、100万円近くなるわけです。その差が大きなロスで、それを資産形成に使えたら逆に100万円増えている可能性もありますよね。

青木:確かに...。「2000円くらいなら...」と思ってしまいそうです。

秋山:むしろその差にすら気付かずに進んでいく場合もあります。投資や運用、住宅ローンに関しても、その差は何倍にもなるんだというくらい手数料に差が出るとか。だけど、ちゃんと勉強して向き合っていけば、将来に残せるお金が形成できるんです。そういうことを学べるスクール事業を展開します。

この事業に心から共感してくださる方と一緒に

青木:みなさんはそれぞれ何を担当されているんですか?

新後閑:...みーんな全部ですね(笑)。

佐藤:僕は今ほとんどエンジニアリングやってないですね(笑)。

青木:ええ、そうなんですか。

秋山:店舗設営とかの現場監督をやってくれています。

青木:おお、すごい。

佐藤:今はみんなでお客様を迎える店舗作りや、対面サービスであるパーソナルトレーニングやお金のスクールを作り込むことに専念しているので。なので今はエンジニアじゃないこともやっています。

新後閑:エンジニアリングの部分だと、佐藤さんは、お金のパーソナルトレーニングで使うアプリの裏側をつくってくれてます。サーバサイドなども含めて全てですね。

秋山:金田さんがスクールのPM兼コンプライアンス兼バックオフィス総合、そしてFPもやっていただく予定です。新後閑さんは企画・マーケティング兼FPで、佐藤さんはエンジニア兼FP、私は事業責任者兼FP、みんな色々やっています。

横山:FPにはマイエフピーのメンバーも入ります。

青木:新しいメンバーは、どういう方が必要ですか?

秋山FPの方とエンジニア、デザイナーに来ていただきたいんですが、ここまで話した思いやビジョンに強く共感いただける方ですね。そこが大事です。

新後閑:現時点でお金のことがわからなくても、頑張って勉強してくださる方ならいいですよね。私も何も知らなかったので。とはいえ、教えてください!ではなく、自走できる方が良いと思います。

金田:みんな色々兼務してるので、自分の仕事はここだけって決めちゃう人よりは全方位的にやりますってスタンスの人が良いですね。

新後閑:言われたことや、ここからここまでだけやりたいっていう人はちょっと辛くなるかもしれないです。でも、やっぱり大事なのは、この事業をやってみたいという気持ち、ミッション・ビジョンに共感できる方にきていただけると嬉しいです。尚且つ、「ここで何かできることはないかな」みたいな、そんな気持ちがあればなんでもできるんじゃないかなって。そう思っています。

青木:うんうん。お金の課題を解決したいと心から思ってくださる方に来ていただけると良いですね。

横山:そうですね。心からそう思ってくださる方に来ていただきたいです。

ちゃんと頑張れば、ちゃんと貯まっていく

青木:最後に..ちょっと個人的な話ですが、秋山さんはいつも「お金の課題を解決したい」と仰ってますよね。お子さんが生まれたり、お家を購入されたりという時に悩んだご経験からの使命感もあるのかなと。そんな秋山さんは、マネーフォワードに入社後はご自分の課題は解決されましたか?

秋山:資産形成という意味では前に進みましたよ。

新後閑:資産運用ですか?

横山:お給料が上がりました?

秋山:...えーっと(笑)。冒頭でお話したように、入社前にマンションを買ったんですね。それと同時にライフプランニングを受けたんですが、担当の方がすごくいい人で。「秋山さんは、この先今よりプラス3万円頑張って貯金してください」と言われたんです。それで大丈夫と。そう言われた時にすごい安心感が生まれて。それで3万円貯めるってことをやって。

青木:おお。その言葉は安心できますね。

秋山:あとはこの会社に入ってから、投資や運用をちゃんと学んで。どんな商品がどんな特性になっているのかを勉強して、着実に資産を形成していったという感じです。

横山:こういう風にちゃんとやれば貯まっていくというのは、やっている人からすればわかることなんです。ただ、やっぱり金融商品は複雑でわかりにくいし、仕組みの問題が根底にあります。だから、知識なしにやると、うまくいかない側面も持っているんです。そこをちゃんとお伝えして、頑張ったら頑張った分だけちゃんと報われていく世の中にしたいなと。おこがましいかもしれませんが。

青木:ちゃんとした知識を持って取り組む方が救われる世の中に、ですね。

横山:投資も保険も、すごく大事でいいものなんですよ。正しいやり方であれば正しくできるはずなので。そこらへんが全然伝わっていないなと思っています。

青木:日本では、小中学生の時にお金に関して実用的な情報を学ぶ機会も少ないですしね。海外だとそれは違いますよね。

新後閑ちゃんとフラットに相談にのってくださるところはたくさんあると思います。だけど、そもそもタッチポイントが少ないのかなと。

青木:そもそも相談しよう...と、ならないかもしれません。

新後閑:そうなんです。人に相談はちょっと…と思う方も多いかなと。せっかくお金の相談をしてみよう!と思っても、今度はどこに相談に行けばいいんだろうと悩んだり。なんか勧誘されるのかな、怖いなみたいな。そういう心配なしに、気軽に来られる場所にしたいです。

青木:まだまだこれからではありますが、マネーフォワードという会社がしっかりと成長し、そういった会社がお金のパーソナルトレーニングと学校を提供し、中立な立場で確実にサービスを提供していきたいですね。

横山:そうですね。マネーフォワードの看板を背負うので失敗できませんね。僕のマイエフピーという会社での発言とは重さが違いますよ。

秋山:いやいや、世の中の横山さんへの期待感も相当なので、その期待感を裏切らない素敵なサービスにしないと!

新後閑:本当ですよ。横山さんの本とか突然売れなくなったらどうしようって...。

金田:確かに…そっちの方が責任重大です(笑)。

秋山:『はじめての人のための3000円投資生活』は、どのくらい売れたんでしょう?

横山:ありがたいことに55万部突破しまして。

青木:この時代に55万部ってすごいですね...。これは確かに責任重大ですね。

横山:いやいや、大丈夫ですよ(笑)。

秋山:みんなで横山さんのためにがんばりましょう。

横山:いやいや、みなさんのためですよ(笑)。

一同:(笑)。


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