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活躍のきっかけは引っ越し一括見積り?北陸の医師に伴走するプランナーの「スピードへの執着」

こんにちは、エムステージ広報の関矢です!

このブログでも度々ご紹介しているエムステージの表彰制度。先月にはエムステージ17期目の第1Qに活躍した社員として「四半期MVP」が表彰されました。見事選出されたのは金沢支社でCP(キャリアプランナー:医師へ求職支援を行うプランナー)として活躍する上梨さん。彼女は2014年の入社以来、エムステージの医師紹介事業にさまざまなポジションから関わってきました。そこで今回は、医師や医療機関と接する上で大切なことを中心に、上梨さんへインタビューしてきました。

MHR事業部 上梨さん
2014年エムステージに入社。医師人材総合サービス事業においてCPとRA(リクルーティングアドバイザー:医療機関に対する医師採用コンサルタント)を兼任し、主に北陸エリアの常勤医師の転職支援を担当。2018年10~12月期で四半期MVPを受賞。医師への提案の効率化や提案スピードの向上、それに伴う成約率の向上が評価された。

――上梨さん、今日はよろしくお願いします。早速ですが、上梨さんがエムステージに入社してからどんな仕事をしてきたのかを教えてください。

よろしくお願いします。私は2014年にエムステージに入社しました。当社が金沢で支社を立ち上げる際にスタートメンバーとして入社し、今に至るまでずっと金沢支社の配属です。はじめはCS(クライアントサポート:医療機関の求人作成担当)を担当し、その後スポット(医師の単発アルバイト)担当、定期非常勤のCP、RAと業務領域を広げながら、現在の常勤CPを担うに至っています。常勤CPになってからは一年ほどが経ちました。

相手に負担のない対応で継続した関係をつくる

――常勤CPを担当していて、求職中の医師が必要としているのはどんな伴走者だと思いますか。

求職中の医師からはよく「あなたがよく知っている医療機関を教えてください」とご希望をいただきます。ほかにも「求人票には載っていない情報が知りたい」「入職後も医療機関との間に入ってフォローしてほしい」といった声も。そういった医師からのご希望って、結局私たちがその医療機関と継続した関係を築いていないと応えられないものなんです。

医師担当だからって目の前の医師のご希望を深くヒアリングできればそれだけでいいわけではもちろんない。地域の医療機関と長くお付き合いして信頼関係を築いてこそ、医師に対しても必要なサポートができます。医師が求めている伴走者は、その地域の医療機関と継続した関係を築いている担当者かなと思いますね。

――では、常勤CPに限らずすべてのポジションにおいて、必要なスキルや考え方はありますか。

医師でも医療機関でもお忙しい方を相手とする仕事なので、まずは相手に負担のないような対応をすることです。例えば、先方が対応に費やす時間と成約見込みとのバランスをとる、とか。

医療機関であればさまざまな紹介会社とお付き合いがあって、日々ひっきりなしに電話が入り求人情報などを聞かれている状態ですよね。そのような中で、多くの時間を費やしていただいているのに結果に繋げられない紹介会社では、関係は継続しないと思います。やはり医療機関も本音では誠意のある対応をしてくれて、長く付き合える紹介会社に限って利用していきたいと思うのではないでしょうか。その限られた相手として選ばれるように伴走するのみです。

引っ越し一括見積もりで気づいたCPとして大切なこと

――紹介会社の自分本位にならない伴走の在り方ですね。
さて今回、上梨さんは常勤CPとしての成果を評価されて四半期MVPを受賞しました!とくに「効率化や提案スピード向上のための工夫」がポイントだったようですね。

はい。試行錯誤して辿り着いた成果だったので、受賞はとても嬉しかったです。工夫のきっかけは、実はプライベートでの経験にあって……自分が引っ越しをしたときのことなんですけど。

――え?引っ越しですか??

そう、引っ越し会社を選ぶときに一括見積もりサイトを利用したんです。複数の会社に同時に見積もり依頼を送ることのできるサービス。数社、登録直後に電話がきたのでその速さに驚きました。で、私最初に電話をくれた二社しか話を聞かなかったんですよ。その結果、依頼をしたのも一番最初に電話をくれた会社で。

もしかしたら遅れて連絡をくれた会社に、もっと良いサービスがあったのかもしれません。でも、私は話を聞かなかった。これって、医師とCPとの関係にも同じことが言えるんじゃないかなと思ったんです。いくら有益な情報を持っているCPでも、スピード感がなければ医師には話も聞いてもらえない。医療機関がせっかく私たちに期待して預けてくださっている情報を、私たちのスピードのせいで医師にお渡しできないなんてあってはいけない。信頼を置いてくださっている医療機関のため、そして医師の最高の転職のため、スピードを上げようと決意しました。

――プライベートからヒントを見つけて工夫していく熱意を感じます。上梨さんにとって仕事のやりがいはどこにありますか。

常勤CPは医師が一日の大半の時間を費やし経済面の基盤とする就職先のコーディネートをします。言わば「生活を紹介する」のが常勤CPの仕事。責任も大きいですが、入職後に医師からお礼のお言葉をいただいたり、医師を受け入れた医療機関に「ぴったりの先生だった」とご満足の声をいただいたり、そんな一つひとつの想いを受け取ることができるのがやりがいですね。

あと常勤CPに限らず言えば、地域の医師の働き方に深く関わることができている感覚があります。入社当時、つまり金沢支社の立ち上げ当時はこの地域はまだ紹介会社の存在も大きくなくて、医師が自らの希望で働く環境を探すということが一般的ではありませんでした。今ではエムステージの認知度も高まっていて、医師や医療機関の求職・求人のお役に立てるようになりました。地域の医師の働き方の多様化に貢献できていると思います。

――お話、ありがとうございました!


「相手の立場に立って」とはよく聞く言葉ですが、それを真摯に実践することは決して簡単ではありません。上梨さんの仕事の姿勢からはブレない相手本位の目線を感じました。一人ひとりの医師の生活に関わるところから、ひいては地域の医師全体の多様な働き方を実現するところまで。ミクロとマクロでのやりがいを感じる仕事がエムステージにはあります。

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