こんにちは！7月に入社したばかりのエンジニアのゆーきゃんです。

入社して間もなくネクストライブ独自の面談制度、LINK VISIONが発足されました。LINK VISIONはリーダーがメンバーそれぞれの今後挑戦したいことや目標などを聞いてくれ、より仕事を楽しめるようにと考えられた、メンバーにとても寄り添った素敵な制度だと感じています。

LINK VISIONの記事はこちら！

一方で私は「上司から部下に面談するのが普通だけどその逆って実施してるところはあるのかな？」と思い、ある企画を思いつきました。その名も、「新入社員が社長に1on1をやってみた！」。

社員が社長と直接話す機会はどの会社も少ないはず。その社長と一対一で膝を突き合わせて社長の悩みや思いを聞くことで、会社の現状や課題がよりわかるのではないかと思いました。もちろん、社長は快諾してくれました！

この記事ではその1on1の模様をお届けします。
※今回はLINK VISIONではなく一般的な1on1という形式を取りました。

1on1で心掛けること

この1on1を実施するにあたって以下のことを心掛けて社長の話を聞きました。

• 信頼関係を築けるよう努めること
• 社長の話をすべて肯定すること
• 傾聴して、質問攻めにしないこと
• 気持ちに寄りそうこと
• 話してもらった内容に関して、本人の気付きやアクションについて問いかけをすること

1on1は評価面談ではなく、あくまで「相談したいことを話す」という目的があります。そのため、緊張せずリラックスして本音を引き出せるように以下の点にも工夫しました。

• 相手の話を遮らない
• きちんと頷いて反応する
• コーヒーやお菓子を用意してリラックスしてもらう

できるだけお互いがリラックスして話せるように場の雰囲気作りに努めました。
ではさっそくいってみましょう！

最近の社長の心身の調子を聞いてみる

ゆーきゃん：この場は私を上司だと思って、なんでも話してください！普段言い辛いメンバーへの思いや悩みを伝える場です。ぜひこのお菓子でリラックスしてください！（笑）

マイキ：緊張するなあ……（笑）よろしくお願いします！

ゆーきゃん：よろしくお願いします！最近寒くなってきましたが、体調はどうですか？社内でも体調不良が増えていますね。

マイキ：最近は元気です！夏風邪の方がしんどかったな…

ゆーきゃん：夏頃はしんどそうでしたよね……最近は元気なんですね！良かったです。よく眠れてますか？

マイキ：睡眠時間は足りていないですね……子供の寝かしつけの時に子供より先に一旦寝ちゃう。

ゆーきゃん：なるほど。大変そうです……！週末は楽しめていますか？

マイキ：楽しいけど疲れ切ってる時もありますね。毎週お出かけして家族の時間は取るようにしてるので子供と出かけたら何かしら起こります（笑）でも1人になることはまずないですね。家族と一緒にいます。夜泣き対応も少し大変です。

ゆーきゃん：家族との時間を大事にされているの素敵です。仕事と育児の両立は大変ですよね……夜泣き対応もされているんですね！

マイキ：平日は妻に任せています。土日は交代で対応してるので月曜日がめっちゃしんどいです（笑）水木あたりで元気になってきて、週末また頑張るという繰り返しですね。

社長は家族との時間をとても大事にしていることがわかりました。ネクストライブの「仕事より家族」という判断基準や複数の福利厚生が生まれた理由がここにあるようです。

社長のやりたいことや冒険休暇について聞いてみる

ゆーきゃん：日々忙しいと思いますが冒険休暇※1は取られますか？なにかやりたいこととかありますか？

マイキ：何がしたいかな……今は生きている世界が少し狭い気がします。

ゆーきゃん：いざしてみたいことをするってなると悩みますよね。

マイキ：やりたいことあった！ドラゴンクエストXのオフライン版を買っているのに1年以上開けられていないです。そのためにSwitchも買ったのに…でもゲームはやったことあるから冒険休暇ではできないですね（笑）

ゆーきゃん：ゲームか～！（笑）なかなかゆっくりする時間は取り辛いですよね。そういえばなんで冒険休暇ってできたんですか？

マイキ：みんなに新しい体験をしてほしいんです。生活をしていると同じことの繰り返しじゃないですか？子供の頃って毎日経験したことのないことばっかりで楽しかったと思うんですよ。

ゆーきゃん：確かに大人になると日々繰り返しになっちゃいますもんね……。

マイキ：子供の頃は初めてのことばっかりで楽しかった記憶があります。くだらないことをたくさんしませんでしたか？自転車を漕がずにどこまで行けるか、とか！（笑）

ゆーきゃん：私も自転車で曲がらずにまっすぐ進んだらどこまで行けるのかっていうのをやったことがあります（笑）社長の冒険休暇の記事を読みたいので是非取得してください！

※1　冒険休暇とは、人生で経験したことがないことに挑戦するための特別休暇。
ネクストライブの福利厚生はこちら！

社長の困りごとや悩みを聞いてみる

ゆーきゃん：仕事で困ってることとか、テンションが上がらないな、とかはありますか？

マイキ：困ってることはいっぱいあります（笑）中長期のプランはあるけど短期の成果が出せていないこと。みんなのエンゲージメントやロイヤリティがずっと課題です。短期的な成果をなかなか思うように出せずに、自分がどういうマインドになればいいか……うまくいかないなって悩んでいます。

ゆーきゃん：それってメンバーがこう動いてくれたらいいのにっていうのはありますか？

マイキ：あります。とにかく行動量を増やして数を打ってほしいです。みんな賢くて仕事ができるから、安全にいっちゃうんですよね。もっと失敗してもいい。まず動いてみてダメだったらそれでいいんですよ。

ゆーきゃん：なるほど……

マイキ：僕は統率者タイプじゃないのでみんなに並行してやってほしいという気持ちがあります。

ゆーきゃん：メンバーがもっと積極的に動いたらもう少しご自身の作業に専念できそうですか？

マイキ：そうですね。でも、みんなにもっと動いてもらうには思いをもっと伝えなきゃいけないしビジョンと戦術、タスクを共有していかないといけないと思っています。みんなの前で話すという自分にとって苦手なこともしていかないといけない。日頃のコミュニケーションもまだまだ足りていないですね。

ゆーきゃん：ありがとうございます。では、現状社長が抱えている問題はメンバーの主体性と、そこに気を取られていてご自身の作業に集中できていないという点ですか？

マイキ：そうですね。ネクストライブが中長期でやろうとしていることは明らかに良くなっていっています。ですが、短期的な成果が思うように出ていないことがかなり不安です。その不安があるから自分の能力が120％出ていないと思います。

ゆーきゃん：確かに頭のどこかに不安があると目の前の作業に集中できずに能力が発揮できないですよね。話して頂いてありがとうございます。

社長の仕事中の楽しいと思う瞬間について聞いてみる

ゆーきゃん：逆に仕事中楽しい時やモチベーションが上がる時とか、達成感がある時とかはありますか？

マイキ：自社サービスの設計をゼロベースで考えているんですが、こんなこと実現可能なのか？と悩んでいる時にひらめきが出たら心地良いです。

ゆーきゃん：アイディアが生まれた時ですね！

マイキ：ここに至るまでのモヤモヤしていたことの解像度が上がっていくのが楽しいです。子供の頃も山の中にゼロから基地を作ったりして楽しかったのを覚えています。

ゆーきゃん：何かを作り出すのがお好きなんですね。

マイキ：そうですね。自然の中ってクリエイティブに溢れています。創造性が豊かでいろんな感覚が研ぎ澄まされます。リーダーシップは自分にはないと思ってきたけど小学校時代の友達によると僕の指示で基地とか作っていたみたいです（笑）

ゆーきゃん：その頃から発揮されていたんですね！（笑）仕事上での関わりだけでは知らないことがたくさんあって面白いです。

普段の仕事中での会話では知ることの出来なかった社長の一面が垣間見えました。社長はとにかく何かを生み出すのが楽しいそうです。それが、ネクストライブの価値観に繋がっていることがわかりました。

最後にメンバーに対する社長の思いを聞いてみる

ゆーきゃん：では最後に、メンバーに対して思うことって何かありますか？

マイキ：不満はひとつもないです。反対に短期的な成果がまだ思うように出せていないので負い目しかありません。なのにみんな本当によくやってくれているなと思います。ありがとう、と同時に申し訳ない。と思っています。みんなへのリターンをもっと増やして今時点の幸福度をあげたい。でも言葉ではいくらでもいいように言えるじゃないですか。だから早く結果を出さないといけないとずっと思ってるし、そのためにはみんなで協力しないといけないと思っています。

ゆーきゃん：今のネクストライブはもっともっとみんなで協力して高めあっていく必要がある、ということですね。

マイキ：そうですね。的外れでも構わないからいろいろ挑戦していってほしい。

ゆーきゃん：この企画も、何度も「社長の貴重な時間を奪っていいのかな？」って思っていましたが快諾して下さって嬉しかったです！

マイキ：もちろんです！そういう気遣いをしないで欲しいです。僕が社長だから云々は正直どうでもいいと思っていて、僕の時間を奪うことで会社の役に立てるのであればそれでいいです。僕を社長と呼ぶことで役に立つのであればそう呼べばいいし、役に立たないのであれば社長と呼ばなくていいです。僕の感情とかプライドとかはどうでもよくて、みんなが会社のためを思って動いてくれることであればいくらでも僕を利用してほしいと思ってます。社長というのはただの役割だと思ってます。

ゆーきゃん：いろいろ聞かせて頂いてありがとうございました。これからどんどんいろんなことに挑戦していきたいと思います！

まとめ

1on1を実施したことで普段は話すことの少ない社長の悩み事だけでなくメンバーに対する熱い思いも聞くことができました。社長自身の言葉で聞くことで、より会社の現状や課題が見つかり、何を求められているのかということにも気付くことができました。

1on1を終えた社長もこう言ってくれました！

マイキ：貴重な時間をありがとうございました！普段はメンバーに対してスポットライトを当てて話しますが、自分にスポットライトが当たるのは新鮮でした。

読んでいただいた通り、ネクストライブは成長途中で課題がたくさんあります。この課題を一緒に解決しながら楽しんで仕事をしてくれるメンバーをまだまだ募集中です！ネクストライブに興味を持っていただいた方、まずはカジュアル面談で気軽にお話しませんか？

皆様からのご応募をお待ちしております！